山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 14「授業開始」
専門学校の入学式が終わり、翌日からいよいよ授業が始まりました。
この頃の学校でのスケジュールは、
09:30~10:20 一時限目
10:30~11:20 二時限目
11:20~12:10 昼休み
12:10~13:00 三時限目
13:10~14:00 四時限目
という流れになっていました。空白の時間は休憩時間です。
IT関係の学校なので、授業内容は、ほぼコンピュータ関係の内容でした。コンピュータ以外だと、毎週一時間ずつ、簿記と経営についての授業がありました。
入学して直ぐの頃は、実際にパソコンを使う時間は少なく、C言語やフローチャートなどの勉強でした。
そして、論理パズルなどの授業があり、コンピュータに触れる前に柔軟な思考能力を養う訓練がありました。
自分は普通科の高校を卒業したので、高校の授業とは違い専門的な授業ばかりだったので、凄く新鮮でした。
一時限目は毎日眠たかったです。朝刊配達後に仮眠を取っていましたが、1日のトータルの睡眠時間が短く、そして深夜から走ったりして結構動いていたので、その疲労も溜まっていたと思います。
一時限目は自分も含めて、寝ている生徒が多かったです。普通の学校なら先生に起こされると思いますが、全員が新聞奨学生ということもあり、先生は起こしにくかったようです。
昼食は外食、コンビニ、弁当屋さんで買っていました。大阪の商店街とビジネス街のそばにあったので、遠くに行かなくても容易く買うことが出来ました。
最初の頃は一人で食べに行ったり買いに行っていましたが、そのうち何人か友達が出来て、一緒に食べるようになりました。各々の店の事情や配達軒数、仕事内容などを話したりして、店によって大きく特徴が異なるんだなと感じました。
四時限目は本来なら14時までですが、早めに終わる事が多かったです。平均的に13:45頃に終わっていました。夕刊配達があるので、配慮してもらっていたと思います。
ちなみに教職員の半数近くが、新聞奨学生OBでした。
授業が終わって電車に乗って、何処にも寄り道せずに帰りました。本店に到着するのは、いつも14:50頃でした。その頃には本店のスタッフは夕刊配達の準備をしていました。
「早く帰って夕刊配達に取り掛からないと」と思いながらカブで支店に向かい、15時頃到着しました。
支店に到着後、部屋に戻って着替えをして夕刊配達に出ました。ホッと一息つきたい所ですが、あまり時間もなかったので、缶コーヒーを飲みながら配達の準備をしていました。そして、配達は17時頃に終了していました。
配達終了後は集金があったり折込作業があったりして、結構忙しい日々を過ごしていました。
今考えると、ハードなスケジュールだったなぁと思います。
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