全身浴と半身浴
こんにちは
2021年も本当に残りわずかとなりました
最近はぐっと寒さも増しました
日頃忙しさに追われていたり
熱い夏は手短にシャワーで入浴を済ませていた方も
寒くなると温かいお風呂に浸かりたくなるでしょう
半身浴と全身浴、どちらが好みですか？
今回は全身浴と半身浴の効果についてお話しします
入浴が身体に与える作用
入浴によって体に与える作用をお話しします
1.温熱作用
温熱作用とは、身体が温まる効果のことです
お湯につかると血管が広がり、
血行が良くなり温かい血が全身を巡ります
2.水圧作用
水の中では身体に水圧がかかり、
手足の血管や腹部の内臓が影響を受け
血液やリンパの流れが良くなります
3.浮力作用
水の中では浮力が働き体重は空気中に比べ、
約1/9程度まで軽くなるそうです
すると筋肉や関節への負担が軽くなり
脳への刺激も少なくなり、
気分がリラックスするそうです
このように、お風呂に入ることで
こんなにも体に作用を与えるので
シャワーだけで済ませてしまうのは
すごくもったいないと思います
シャワー浴だけだと代謝が少なくなる？
シャワー浴だけとなると、
代謝の増加は10％程度にとどまるそうです
シャワー浴だけで済ませてしまうことがある場合
まず毎日湯船に浸かることから始めてみましょう
ちなみに下肢のむくみ改善は、
水深の深い足の部分に高い静水圧がかかり
血管の還流量が増えることが大切なので
シャワーだと効果が出にくいのです
全身浴と半身浴
お風呂に入ることにより
もたらされる健康効果をお話しします
ちなみに、半身浴はダイエットに効く、と
聞いたことがありませんか？
女性の間で話題になり、
一時期半身浴ブームになったりしましたが
半身浴は本当にダイエットに効くの？
ではなぜ半身浴はダイエットに効くの？
そもそも全身浴と半身浴との違いは何？
と疑問に思う方もいらっしゃると思います
ここでは全身浴と半身浴の比較をしていきます
【全身浴】
・早く温まり、疲労を回復することができる
一気に３つの作用が働くため、
半身浴よりも早く全身が温まり
それに伴い疲労も早く改善する効果があるそうです
全身浴は、入浴時間を短縮したいけれど
疲れもしっかり取りたいという方にオススメの
入浴法です
・肩こりの改善効果
肩までお湯に浸かることで、
静水圧作用や温熱作用が直接伝わり
半身浴よりも肩こりの改善効果が期待できるそうです
肩こりに悩んでいる方は、全身浴がオススメです
【半身浴】
・身体の負担が少ない
半身浴は静水圧作用が少ないことにより
全身浴よりも身体への負担が少ないそうです
心臓や肺が弱い方や高血圧の方ら
半身浴がオススメです
・むくみの改善効果
長時間湯に浸かり、全身の血行が良くなることで
余分な水分や老廃物を汗と一緒に出すことができ
むくみの改善効果が期待できるそうです
・痩せやすい体づくり
身体が温まることで血行が良くなり、
老廃物がたまりにくい痩せやすい身体が
得られるそうです
温度が決め手
温熱作用を引き出すためには、
37～39℃の微温浴にすると良いそうです
『不感の湯』とも言われています
副交感神経を刺激することから、
血流が促進されて体の芯から温まり
湯冷めもしにくくなります
そのためストレス解消やリラックス、
疲労回復が見込め、
安眠したいときの入浴法としてオススメです
ぬる湯に浸かれば血圧は下降し、
38℃で20分入浴しても
血圧の上昇は認められないそうです
42℃以上の高温になると、
温度の刺激で交感神経が作用し
血管の活動が活発になり、血圧が急激に上昇します
しかし、あつ湯に入ると
『お風呂に入ってるー！』という実感が湧きますよね
ちなみに、スーパー銭湯などの温浴施設で
最近炭酸泉を多く見かけるようになりました
炭酸泉は性質上38度以下のぬる湯に設定されています
プチプチと心地の良い刺激で
5分間入ると血流が4倍になると言われています
これを15分ほど入ることがオススメだと
説明書きが壁に掲示されていることが多いです
入浴には水分補給は欠かせない
全身浴でも半身浴でも、お湯に浸かると発汗します
失われた水分を経口補給しなければなりません
過去記事で、半身浴での飲み物について
書いたことがあるので
こちらも是非参考になさっていただけたら嬉しいです
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます
全身浴と半身浴を比較してみると
ダイエットには半身浴が効果的だそうです
ただ、毎日じっくりと半身浴をする時間を作るのが
難しい方もいると思います
全身浴もさまざまな作用があるので
ダイエットに全く効果がないわけではありません
まずは継続的に湯船に浸かることを意識し
身体の代謝をUPさせていきましょう◎
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