銭湯の未来を真剣に考えよう(統計でみる銭湯:元旦特番)
■ 公衆浴場の2030年問題?東京区部(23区)における銭湯数は、2020年12月末時点の453軒から436軒となり17軒が閉業。減少率は3.8%であった。ただし廃業数は12月20日時点の数値を用いているため、今月末に閉業した銭湯を含めるとさらに多い可能性がある。この軒数は、東京都浴場組合が公表している長期時系列データのうち、銭湯軒数が最も多かった1968年(2,408軒)と比べて2割を切ってしまっている。(下図)
出所:東京都浴場組合
※23区内の2021年の銭湯数は筆者