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施策を策定する前提となる数値
とある自治体の市民満足度調査を見る。
その数値において、住み続けたいとした人が、前年の85.2%から87.2%となった。
市はこの数値を“調査開始以降の最高値”だと胸を張った。
しかし、一昨年には既に数値は87.1%あった。
さほど数値は上昇傾向にある分けでもない。
一方、住みやすいと答えた人は、前年の86.6%から86,4%に減った。
市はこの数値を、“相変わらず高い水準を維持している”とした
住みたい街ランキングの時代錯誤
個々が住みたいと思う街を集計してランキングして何の意味がある?
個々は全くそれぞれだ。
このランキングを気にして街を選ぶ必要はない。
個々の身の丈にあった、尚且つ個々が住んで快いであろうと思う街を個々に選べばいい。
このようなステレオタイプな"集計結果*に踊らされる必要は全くない。
個々の住人を十把一絡げにして扱うマーケティングは時代錯誤だ。
ある意味個々を顧みない安易で悪質なマーケティングだ。
オンライン会議システムを活用した介護保険施設等への運営指導の在り方
(報告)
令和5年度厚生労働省老健事業「オンライン会議システムを活用した介護保険施設等への運営指導の在り方に関する調査研究」事業報告会 令和6年3月19日
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上記報告会に参加したので、その要旨を取りまとめる。
調査内容としては、介護保険施設等への運営指導の在り方について、オンライン会議システムを活用した事例を全国10自治体及び5事業所に聞き取り調査をしたも
人々は街(都市)に何を求めているのだろう
様々な住宅情報会社から街の人気度調査がなされて、その結果が発表されているが、以前、関東在住のインターネットモニターに訊いたことがある。
いったい人々は街(都市)に何を求めているのだろう。
そのような基本的な疑問を明確に解決したかったのだ。
その結果、“一度は居住してみたい街”を選択するにあたっては、人々は自然や緑、静けさ、食事のバラエテイ、お洒落であることなど、情緒的な選択理由を挙げる人が65%と
東京都の少子化対策2024
“東京都の少子化対策2024”が発表された。
この資料によると
① 若年層や子育て世帯の経済面での不安解消が鍵
② 収入が低い層ほど子供の数が少なく、減少率も高い
③ 希望に応じた働き方を選択できる環境整備がより重要に
の3項目が大きな課題として認識されている。
しかし、この3項目は、一つの自治体だけではなかなか効果的な施策を展開することは難しい“国全体で制度の整備として施策
平均寿命ではなく、人口動態統計の「死亡年齢」調査結果
2022年10月10日付、プレジデントオンラインにおける本川裕さんの貴重なレポート。平均寿命ではなく、人口動態統計の「死亡年齢」調査結果。
2021年の死亡ピーク年齢は、男が85歳、女が92歳となっており、それぞれ、その年齢で3万330人、3万4506人が亡くなっている。ちなみに、男女ともに73歳にもう1つのピークがあるのは、この年齢が団塊の世代のピークに当っており、母数が多いので死亡数も多いか
子育て世帯の街(駅)住みごこち調査
大東建託の”子育て世帯の街(駅)住みごこち調査"---地元に住む人の主観的な満足度調査。
首都圏(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)居住の20歳以上50歳以下、既婚、子どもがいる世帯を「子育て世帯」として抽出し、2019年~2023年合計62,575名を対象に集計。
現在居住している街の評価。
(大変満足:100点 満足:75点 どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値