ましろ

心臓病歴7年目のアラサーOLましろです。 心不全の情報や私の経験を発信していきます!

ましろ

心臓病歴7年目のアラサーOLましろです。 心不全の情報や私の経験を発信していきます!

最近の記事

ICU生活16日目/姉の帰国

こんんちは、ましろです。 今回はICU生活が始まって15日目くらいが経った頃のお話です。 姉が帰国してくれた 突然ですが、私には姉がいます。 バルーンパンピング(心臓補助の管)を足の付け根から入れた翌日、 海外で生活している姉が帰国してくれました。 父と母と姉と私。 かなり久しぶりに家族の集結です。 姉には一年半ぶりに会えたのでとても嬉しかった反面、 自分が寝たきりの管まみれで そんな状況なのが悔しくて悲しくて せっかく来てくれた姉の前なのに涙が止まりませんでし

    • ICU15日目/心臓補助の状況について

      こんにちは、ましろです。 今回はICU15日目のこと。 前回、激痛に耐えながら入れた管がありました。 それはバルーンパンピングという心臓補助の管なのですが、 今回はそれについて書いていこうと思います。 前回のお話はこちら https://editor.note.com/notes/nec80c0624da6/edit/ バルーンパンピングを入れてどうなった? バルーンは右足の付け根から入れられその管が直接心臓に伸びている為、 座る事・右足を曲げる事・寝返りを打つ事が一切

      • ICU13日目/心臓補助(バルーンパンピング)とステロイド

        こんんちは、ましろです。 今回はICU生活に入って13日目のお話です。 状況は悪化していました。 【心臓補助開始】 心臓の動きを補助する機械 (大動脈内バルーンパンピング) を右足の付け根から入れました。 バルーンパンピングは足の付け根から直接心臓に伸び、心臓のポンプ機能の手助けをしてくれます。 この頃強心剤は2種類(ドブタミン、ミルリノン)に増えていました。 しかし心臓の動きが良くなることはなく、それどころか更に悪化していたのです。 土日が山場 朝から何度もエ

        • ICU生活で幻覚を見た話

          こんにちは、ましろです。 無事に、何とかカテーテル検査を終えた私ですが 生まれて初めて幻覚を見ました。 隣のベッドのおじいさん ICUに入り、カテーテル検査を終えた翌日くらいの話です。 私の隣のベッドにはおじいさんが入院していました。 おじいさんが治療で苦しみ叫ぶ声や怒号が、 昼夜問わず薄いカーテン越しに聞こえてくるんです🥲 はじめは元気に奥さんと話してたのに 日に日に弱っていく様子も目で見なくてもわかってしまう状況でした。 ある日の起床時間、おじいさんのベッドから

        ICU生活16日目/姉の帰国

          ICU生活が始まってカテーテル検査をした話 

          こんにちは、ましろです。 ICU生活に入ったときの様子とカテーテル検査をした話です。 ICUに入ってすぐに体調が悪化し始める 心不全と診断されICUに入り 息は相変わらず苦しかったものの、 咳の回数はかなり減り、食欲も出ていたので このまま良くなるんだろうなーっと安心していました。 しかし利尿剤を投与し始め2日程で尿の出が急に悪くなり、 心臓の動きも大きさも変わらず良くなる事はありませんでした。 更に体調の良い日と悪い日が出てくるようになりました。 体が重くて怠くて、目

          ICU生活が始まってカテーテル検査をした話 

          ICU生活の始まり

          こんにちは、ましろです。 あっという間に、気づけばICUへ入院することになりました。 直前の話は前回の記事をご覧ください。 さて、今回は入院してからの治療内容と症状について記していこうと思います。 【治療内容】 ・利尿剤を使って胸水腹水を抜く まず体に溜まった水を抜けば、それに合わせて心臓が動いてくれるはずとのこと。 なのでまずは体内に溜まった水を抜く事を優先され、利尿剤の点滴がはじまりました。 効果抜群、お小水は順調に出ました。 【食欲】 吐き気で皆無だった食欲が

          ICU生活の始まり

          ICU入院当日のこと

          CT検査からの招待状 朝一でCT検査を受けました。 検査が終わってすぐ 「今すぐご家族を呼んで」 という看護師さんの声に血の気が引く。 検査結果で胸水と腹水にかなり溜まっていている事が判明しました。 この病院では治療が出来ない為、このまま転院する事を伝えられ紹介状を書いてもらいそのまま大学病院へ。 招待状書いてもらい大学病院へ 激混みだった大学病院でもすぐに検査が始まり 最終的に医師から言われたのは 「心不全です」 という一言でした。 先生、真顔で驚くほどあっさ

          ICU入院当日のこと

          心臓病で倒れる直前の話②

          初期症状から約2ヶ月 改善する気配は全く見せず、悪化の一途を辿っていました。 ・咳、息苦しさは更に悪化 ・胃痛、お腹を下す ・吐き気 ・食欲皆無 ・急激な体重増加 ご飯は全くと言っていい程食べられませんでした。 嘘みたいだけどおうどん1本が限界。 それなのに体重が急激に2キロ増。 これも心不全で見られる症状の内の一つです。 身体から水が抜けずに、体重が増えてしまいます。 もちろん既に会社へ行けるような状態ではありませんでした。 息が苦しすぎて歩く事も出来ませんでした。

          心臓病で倒れる直前の話②

          心臓病で倒れる直前の話①

          心不全の症状は入院する2ヵ月くらい前からありました。 心不全の自覚症状最初の症状は『軽い息切れ』 少し歩いただけでも息切れして外ではひたすら座れる場所を探してました。 それから1ヶ月くらい経って、 息切れは『軽い息苦しさ』に変わり、 『ケホケホという空咳』が出始めました。 しばらくすると息苦しさは増して、 空咳からゲホゲホという重い咳(たんは絡まない)になったので、 呼吸器が原因でないかと考えました。 近所の小さな呼吸器内科へ  これが大きなミスでした。 そこで私は

          心臓病で倒れる直前の話①

          最悪だった入院したときの私の状況

          私が病院で心不全とわかった時点では、既に最も悪いステージDでした。 心臓は肺に被る程肥大化し、 心機能は健康な人の三分の一 心拍数は入院後しばらく130〜150 この心拍数は常に全力でランニングをしているレベルだそうです・・・ それと、 胸水と腹水がパンッパンに溜まっていて とにかく呼吸が苦しかったのを覚えています。 息が吸えないもんだからあくびすら出来ませんでした。 入院後体重は最高で14kg落ちました。 胸水と腹水が身体から抜けたのと、 単純に食欲も皆無でご飯が食べ

          最悪だった入院したときの私の状況

          健康だった私が急に心臓病で入院した話

          はじめに 私は心臓病と診断され、入院していた過去があります。 以前ブログに記事を投稿していましたが、noteへ再掲載することにしました。 今後は現在の様子も交えながら情報発信していく予定です。 さて初回は私が20代だった頃、何の予兆もなく心臓病に倒れたときのことです。 ------------------------------------------------------------------------------------- 私は2017年10月7日から心臓病

          健康だった私が急に心臓病で入院した話