ICU生活15日目/姉の帰国
こんんちは、ましろです。
今回はICU生活が始まって15日目くらいが経った頃のお話です。
姉が帰国してくれた
突然ですが、私には姉がいます。
バルーンパンピング(心臓補助の管)を足の付け根から入れた翌日、
海外で生活している姉が帰国してくれました。
父と母と姉と私。
かなり久しぶりに家族の集結です。
姉には一年半ぶりに会えたのでとても嬉しかった反面、
自分が寝たきりの管まみれで
そんな状況なのが悔しくて悲しくて
せっかく来てくれた姉の前なのに涙が止まりませんでした。
姉は泣きじゃくる私に、
マーライオンを被せられたクマのぬいぐるみを持ってきてくれました。
このブログを書いている今もベッドの上で私の隣にいます。
入院中の相棒です☺️
iPadが私を救ってくれた
そしてその次の日、
姉はこのブログを書くきっかけとなったiPadを買ってきてくれたのです!
ICUはネットを繋ぐ事が出来ない為、
姉はiPadの中に沢山の動画と、
元々私が使っているiPhoneに入っていた写真やオフラインで遊べるアプリを入れて渡してくれました。
ただただ時計を眺めている毎日が一気に変わった瞬間でした。
そして姉は仕事があるので日本に帰国して3日後 に海外へ戻ってしまいましたが、姉には本当に感謝しています。
〜後日談〜
姉は「ましろの意識がある内に1度帰って来てくれ 」と母から連絡が入り急いで次の日に帰国したそうです。
その話を聞いた時は驚きました。
自分では意識もしっかりあったので自覚していなかったのですが、それ程いつ何があるかわからない状況だったようです。