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ICU15日目/心臓補助の状況について
こんにちは、ましろです。
今回はICU15日目のこと。
前回、激痛に耐えながら入れた管がありました。
それはバルーンパンピングという心臓補助の管なのですが、
今回はそれについて書いていこうと思います。
前回のお話はこちら
https://editor.note.com/notes/nec80c0624da6/edit/
バルーンパンピングを入れてどうなった?
バルーンは右足の付け根から入れられその管が直接心臓に伸びている為、
座る事・右足を曲げる事・寝返りを打つ事が一切できなくなりました。
なので常に仰向けで寝たきり状態。
唯一左足は自由だったのが救いです😢
右足を庇って変に力んでしまい、
肩や腰が針で刺されているような痛みに苦しめられました。
寝たきりの状態でご飯を食べるのはなかなか難しかったです。
そして常に吐き気が出るようになり嘔吐してしまう事もありました。
また機械の熱や強い点滴の投与からか、
体が異常な程熱くジットリとした汗をよくかいていました。
その為冬に近づいているというのに、室内の冷房を19度設定にしてもらい
更に枕とおデコにアイスノンを装着。
それでも暑くて暑くて仕方なかったです...
バルーンパンピングを入れて2日目の様子
寝返りも打てず、ごはんも食べられず、暑くて常に不快感・・・
でもそんな事はどうだってよかったんです。
右足が動かせなくたって
起き上がる事が出来なくたって
体が熱くても嘔吐しても
たったそれだけの我慢で心臓の動きが戻ってくれるのであれば、いくらでも我慢できました。
とは言いつつ、何度か悪夢にうなされました。
右足を鎖で繋がれていて、火事の中1人逃げ遅れてしまう夢をよく見たりしていたので中々な精神状態だったのだと思います。
しかし心臓の動きは機械を入れて2日たっても良くなる事はなく、
連続した不整脈が出た時は“急変”もあると母は先生から話されていたようでした。
バルーンパピングは機械の音で、
24時間カチカチカチカチというメトロノームのような音が病室に鳴り響きます。
今もそれに似た音を聞くととても怖くなります。