初めての「たけのこの下処理」
青果コーナーで見かける生の「たけのこ」。
今回は、そんな「たけのこ」の下処理。
おいしい「たけのこ」になるまでのお話。
おいしいたけのこを食べるには?
どのようにおいしく食べれるの?
青果コーナーへ行くと、生の「たけのこ」が並ぶ季節。その横には「たけのこの水煮」も並んでいました。たけのこの料理をする時、いつも買うのは「水煮」。
ふと、生の「たけのこ」の処理をしたことがないと。どのように処理をすれば、おいしく食べられるようになるのだろうかと疑問に思いました。
とりあえず、挑戦することに
どのように下処理するのかはさておき。とりあえず、買わないことには挑戦しないので、購入してみることに。おいしい「たけのこ」が食べれると、調べつつ、ワクワクしながら取り掛かりました。
「アク」を抜く
たけのこには「アク」があり、苦味やえぐ味の原因になるようです。それを「糠」や「米の研ぎ汁」、「重曹」と一緒に煮ることで取り除くことができます。このことを頭に入れつつ進めました。
下処理
用意
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・深めのお鍋
・たけのこ
・お米(3合)
・水
お鍋に入るサイズの「たけのこ」を選択
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たけのこの選択
家にあるお鍋のサイズでもできるような「たけのこ」に。今回は確か300-400gの間だったと思います。
水洗いをする
水洗いをして、綺麗にしておきます。
切り落とす
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先端を切り落とす
先端の方は食べられない部分が多いので切り落として置きます。
皮に切り込み
その後、皮の部分に切り込みを入れて、穂先部分と呼ばれる箇所に火が入りやすくしておきます。
煮る
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お米を研ぐ
アクを抜くのに「ぬか」を使うのですが、買い忘れたため「お米の研ぎ汁」で代用することに。お米を炊く時に出る研ぎ汁を置いておきます。
お米の研ぎ汁で浸す
たけのこが浸かるまで入れておきます。
煮る
弱-中火で鍋を火にかけます。この時、たけのこが浮いてしまうので、落し蓋を被せて浮かないようにしておきます。
沸いてきたら、吹きこぼれないように火加減を調整して、1時間30分程火にかけます。(たけのこの大きさによって火を通す時間を変えてください。)
冷ます
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火が通っているか確認
たけのこの根本の方を竹串でさして、スッと通れば火を止めます。
冷ます
火を止めた後、そのまま冷ましておきます。
保存する
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皮と身を分ける
皮が簡単に剥がれますので外します。外すと身と皮に分けることができます。
水につけておく
今回は、たけのこを部位ごとに切り分けて保存しました。「穂先」、「中央部と根本」に分けました。毎日水を交換しながら、1週間ほど保存することができました。
作った「たけのこ料理」
たけのこごはん
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ふわっと、たけのこの香り
「白だし」と「たけのこ」を入れて、炊き込むだけ。それだけでふわっとたけのこのいい香りが漂ってきます。
餃子
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たまに当たるいい食感
餃子のあんの中に入れ込んで焼き上げる。食べると、たまに当たる「たけのこ」の歯切れのいい食感。
アクアパッツァ
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春の食材をあわせて
「あさり」や「アスパラ」、「たけのこ」などの春の食材を加えて、煮込んで作った「アクアパッツァ」。たけのこに魚貝の効いたスープが絡んで美味しかったです。
お得にたくさん食べれる
全体の工程は4−5時間程かかりましたが、火にかけて冷ますだけなので、最初だけ用意をすれば、それほど大変ではないかと思います。
水煮を買うよりお得にたくさんたけのこを食べることができるので、「挑戦する気持ち」と「時間に余裕」があれば、取り組んで見て損はないと思いました。
また、「たけのこ」が食べたくなったら取り組んで見ようと思うこの頃です。
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