嵩増し束子

昭和71年生まれ。世界遺産マニアと地理オタク、お笑いやラジオ、映画のことなど… noteには映画レビューと夜景とサウナ、その他所感と雑記を。

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  • Marcy's movie garage

    ゆとり世代が書いたどこにでもある映画レビューです。少し表現が尖ることもありますが、貶すつもりは全くありませんので悪しからず、、、

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フランクな履歴書~僕は何者か~

  名前 Marcy(本名ではありません(笑)) 経歴・・・1996年に埼玉県で生まれました。埼玉県内の私立高校を卒業後、中央大学というそれはそれは広大な敷地を誇る多摩にある大学に進学しました。大学時代は、 ・大手個別指導塾の塾講師 ・教科書販売のスタッフ ・スタートアップのメディア(旅行系)のWEBライター ・スキー場のレストランのホールスタッフ ・その他日雇い など、いろいろなアルバイトをしておりました。転々と、というよりかは塾講師をメインにしつつ、いろい

    • 「生きているだけで偉い」という暴言について

       自己肯定感の大切さが叫ばれている昨今で、よく言われるようになった「生きているだけで偉い」という言葉。僕は本当にその言葉が嫌いで仕方がない。  この言葉は優しい響きを持っているように見えるが、結構残酷な意味を持っているように思う。  生きているだけで偉い。では、生きたくても生きられなかった人、今は亡き人は偉くないのか?  もちろん、この言葉に他意は無いだろう。「生きているだけでいいんだ」という優しさゆえに生まれた言葉なのは十分理解できる。何かあればすぐに失ってしまう自己肯定

      • 「Z世代」とZ世代の端くれがZ世代に思うこと①

         我々はゆとり?Z?  どうやら、1996年生まれは「Z世代」に括られるらしい。それを初めて聞いた時、僕はそこに括られることに変な感覚を抱いた。  ゆとり教育が始まり、土曜日に公立小学校の授業が無くなったのは2002年のこと。僕はその翌年に小学生となったので、「土曜日に学校がある」というのを体験しないまま義務教育を終えた。私立高校に進学し、そこで初めて「土曜日の授業」というものを経験した。  高校生の時、小学生だった妹の教科書を見せてもらったことがある。細かい単元までは忘

        • Marcy's movie garage 〜男の弱さの許容〜『インディ・ジョーンズ 運命のダイヤル』

           毎度お馴染み、ゆとり世代の映画レビュー。ムービーガレージのお時間です。  この数年間、色々な映画が公開延期になり、最近になってそれが次々に公開されるようになり、いざ観たら「うーん…」と思ってしまうことが本当に増えた。特に長年続いていたシリーズものの映画はその傾向が顕著で、がっかりしたり、今までの流れとは違う結末に持っていったりと面食らうことが増えてきたのも事実だ。  それを「ポリコレ」と揶揄する動きもあり(ポリコレの本来の意味とは異なり、侮蔑語みたいな扱いを受けていると感

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        フランクな履歴書~僕は何者か~

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        • Marcy's movie garage
          14本

        記事

          短期離職の答え合わせ

           新卒で入って、結局一年経って辞めてしまった広告系の会社のホームページを頻繁に見ている。下手したらストーカーだと思われるくらいにはチェックしている。  小さい会社で、社員の名前がほぼ全員載っているので、誰が現在働いているのかがすぐにわかってしまう。開かれた感じを出したいのかはわからないが、社員のプライバシーが蔑ろにされているような印象もある。自己顕示欲を余すところなく表現した社長の紹介ページは、見るたびに胸やけを起こしそうになるし、「対応力がいい」とか営業の使い勝手の良さばか

          短期離職の答え合わせ

          Marcy's movie garage 抗○映画は海を越え『RRR』

          毎度お馴染み。ゆとり世代の映画レビュー、Marcy's movie garageでございます。  さて、今回は巷で若干話題になってるインド映画『RRR』について。様々な映画を観ておきながらもここらへんのジャンルには疎く、「どうせ歌って踊って愉快な映画なんだろうな」という、ボリウッドに対して偏見丸出しの印象を少なからず持っていたため、この映画にはかなり面を食らった。3時間の大作ながら、むやみやたらに踊りの描写があるわけでもなく(もちろん踊りのシーンはあるが、エンディング以外は

          Marcy's movie garage 抗○映画は海を越え『RRR』

          同世代では早い人だと役職がついたり、名前が売れ出したりしている頃になっている。それゆえか最近、学生時代に持っていた「何者かにならないといけない焦燥」がぶり返してきている。相変わらずな諦めの悪さに自分でも呆れかえっているのだが、そこにやってきたのは「同い年の市長誕生」のニュース。

          同世代では早い人だと役職がついたり、名前が売れ出したりしている頃になっている。それゆえか最近、学生時代に持っていた「何者かにならないといけない焦燥」がぶり返してきている。相変わらずな諦めの悪さに自分でも呆れかえっているのだが、そこにやってきたのは「同い年の市長誕生」のニュース。

          Marcy's movie garage 感動の嵐とカルトの間で『湯道』

           毎度お馴染み、ゆとり世代の映画レビュー。久しぶりの更新です。  さて、ご存じの方も多いかもしれませんが実は僕、銭湯やサウナ好きでして。そういう人なら観ておきたい映画が公開された、というので都合のいい時に観てみることに。  映画『湯道』。ひと口にいえば「昔ながらの銭湯を舞台にした人情ある御涙頂戴のコメディ」といったところだった。  水やお湯や火の描写、カメラワークが良くできており、そこに労力をかけているのが素人でもわかった。また、豪華なキャスト陣が物語を彩っているのも特徴だ

          Marcy's movie garage 感動の嵐とカルトの間で『湯道』

          よるまちスナップ休止のお知らせ

          2019年、新しい元号の訪れと共に始めた夜景ギャラリーのよるまちスナップですが、本日2/12を以て活動休止することに致しました。 活動休止と言ってもInstagramを更新しないだけですので、大したことはないのですが、前回の更新から日が空いて日に日に更新しない自分への苛立ちや落ち着かない気持ちが強くなっておりました。 また、夜型の仕事を始め、夜の街に惹かれなくなったのも休止の理由です。慣れというのは非常に恐ろしく「新鮮な眼」を持てなくなっている、というのが今の状況です。 4年

          よるまちスナップ休止のお知らせ

          川越まつり

           久しぶりに感じた肌寒さに身を震わせながら、久しぶりに川越の街を歩いた。もうじき闇に包まれる暮れの空は灯ったばかりの街灯たちに反発するようにその闇を強めている。  川越駅を降りた時から奇妙な胸騒ぎが止まなかった。子供のときのお祭りの日のことを思い出しても平穏は訪れず、人混みの中、溢れるばかりの感動を抑えることで精一杯だった。  2022年10月15日・16日。埼玉県川越市にて、川越まつりが三年ぶりに開催された。  まだ完全にコロナ禍が収束しない中での開催だったので、細かい

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          「オンライン飲み」はどこへ?

           この記事を出してから2年経った。コロナ禍は続き、明るい兆しが見えない。  そんな中で、オンライン飲みという概念は消えてしまったように感じる。  酒を飲みながらZOOMでビデオ通話をする、という文化が死んだとは思わない。むしろ、会社のリモート会議で隠れて飲酒してる人間もいるのではないか(もちろんアウトだ) わざわざ「オンライン飲み」という言葉を使うような風潮が無くなったように感じるのだ。  2年前の上記記事でオンライン飲みに対し、僕は非常に冷めた言葉を投げた。コロナ禍以前

          「オンライン飲み」はどこへ?

          小銭男のそれから

            2022年1月17日、ゆうちょ銀行の硬貨入金に手数料がかかるようになった。ゆうちょ銀行に言いたいことは山ほどあったのだが、これを機にゆうちょでの硬貨入金をやめることに決めた。   その時の記録がこちら。   他の銀行にも口座がある。しかし銀行に行くこと自体が滅多にないのと、時間がある時に限って硬貨入金が出来ないことが多いので長いこと他の銀行で硬貨入金自体をしていなかった。ゆうちょ銀行だけが貯まった小銭を受け入れてくれた。貯まった小銭をそこに入れる瞬間は至福の時間だった。

          小銭男のそれから

          ある幼稚園児が考えた「母を表すもの」とは

           今でもあの時の疎外感というか、理解してもらえなかった感覚を覚えている。僕が幼稚園児だった頃、だいたい20年くらい前の話になる。ちょうど5月くらいだった。母の日が近いこともあり、「おかあさんへの絵のプレゼントをつくる」という課題が出ていた。小さいペンライトのようなものに絵を書いて母に渡す、というものだ。 「おかあさんへのプレゼントだから、おかあさんの似顔絵だったり、おかあさんの好きな物でもなんでも書いてね」  幼稚園の先生はそんなようなことを言っていた。しかし、僕はその時、何

          ある幼稚園児が考えた「母を表すもの」とは

          最後の小銭男

           2022年1月17日。それは僕のような小銭をたんまり持っているような人間にとってのXデーだ。   今まで無料だったゆうちょ銀行への小銭の預け入れが有料になる。極端な話、一円玉を一枚預けるだけで110円かかる。預け入れるつもりが、銀行にお布施をしてしまうことになる。  小銭男の僕からすれば、文句の一つや二つゆうちょ銀行に言ってやりたいところだ。しかし、キャッシュレス化がすすみかけている現代社会では僕の存在はマイノリティなのかもしれない。  何円か数えるのを躊躇うくらいの量の

          最後の小銭男

          雑記帳「ベンチの無敵」

          自分ばかり、どうしてこんな目に遭わなきゃならんのだって思うことがある。自分の頭上にだけ雨が降っているような気になってしまうことがある。他人の地獄を想像出来ずに自分だけが針山にいるような気分になっていることがある。 少しばかりの苦痛ならまだ耐えられる。それが成長に繋がるのだろうし、痛みは今後のネタになる。 だけど、それが溜まると、それだけしかない日々は自分の不幸を他人を道連れにして昇華させたい、などと思いがちになる。 だいたいは気にかけてくれる人やそんな嫌なことすら忘れさせて

          雑記帳「ベンチの無敵」

          Marcy's movie garage 人間ジェームズ・ボンドの新たな側面 『007 NO TIME TO DIE』

          お久しぶりです。ゆとり世代の映画レビュー、ムビガレです。 久しぶりに、映画館まで映画を観に行きました。ずっと前から気になってた『007 NO TIME TO DIE』です。 コロナ禍などにより延期を余儀なくされたこの作品ですが、なんとか公開されました。 6代目ジェームズボンドのダニエルクレイグの最後の作品ということで期待度はクレイグのボンドの中でも過去最高のものだったと思います。 今回ばかりはネタバレなしで、観た感想だけ淡々と述べ(るつもりでいき)ます。 鑑賞後、感じたの

          Marcy's movie garage 人間ジェームズ・ボンドの新たな側面 『007 NO TIME TO DIE』