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【marcyノート】(管理栄養士国家試験対策の解説)

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2021年3月の記事一覧

過去問解説『34回88番』(妊娠期の変化)

応用栄養学妊娠期の生理的変化に関する記述である。 最も適当なのはどれか。1つ選べ。 (1)インスリン抵抗性は、低下する。 (2)腸管のカルシウム吸収率は、低下する。 (3)血清アルブミン値は、低下する。 (4)循環血液量は、減少する。 (5)血清トリグリセリド値は、低下する。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!) ・どんな話か?応用栄養学でヒトの成長を考える場合、 新生児期・乳児期・成長期(幼児期・学童期・思春期)・成人期・高齢期という順番で見ていくの

過去問解説『33回88番』(成長・発達・加齢に伴う変化)

応用栄養学成長・発達・加齢に伴う変化に関する記述である。 正しいのはどれか。1つ選べ。 (1)体水分量に占める細胞外液の割合は、新生児期より成人期の方が大きい。 (2)胸腺重量は、成人期に最大となる。 (3)糸球体濾過量は、成人期より高齢期の方が大きい。 (4)塩味の閾値は、成人期より高齢期の方が高い。 (5)唾液分泌量は、成人期より高齢期の方が多い。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!) ・どんな話か?私たちのカラダは、年齢を重ねるごとに変化していき

過去問解説『33回83番』(エネルギー代謝)

基礎栄養学エネルギー代謝に関する記述である。 正しいのはどれか。1つ選べ。 (1)メッツ(METs)は、身体活動時のエネルギー消費量を基礎代謝量で除して求める。 (2)身体活動レベル(PAL)は、1日の総エネルギー消費量を安静時代謝量で除して求める。 (3)体内におけるたんぱく質の燃焼量は、尿中に排泄された窒素量から求める。 (4)呼吸商は、酸素消費量を二酸化炭素排出量で除して求める。 (5)グルコースが燃焼した場合の呼吸商は、0.7である。 (わからなくても、考えて答えを

変更点/日本食品標準成分表2020年版(八訂)『たんぱく質のエネルギー計算方法が変更になった』

成分表2020年版では、 「たんぱく質のエネルギー計算方法」が変更になりました! ---------- ・たんぱく質のエネルギー

新しく出たとこ。『35回/社会』総再生産率

35回2番(2) わが国の出生に関連する保健統計の定義と最近5年間の傾向に関する記述である。 総再生産率は、母親世代の死亡率を考慮している。(○or×) ---------- 「総再生産率」が初登場しましたので、確認しておきます! ---------- ・総再生産率とは

過去問解説『33回82番』(水と電解質)

基礎栄養学水と電解質に関する記述である。 正しいのはどれか。1つ選べ。 (1)成人男性の血漿量は、体水分量の約70%を占める。 (2)糖質と脂質、各々1gから生成される代謝水は、同量である。 (3)不感蒸泄には、発汗が含まれる。 (4)水分欠乏型脱水では、血漿浸透圧が低くなる。 (5)バソプレシンの分泌は、体水分量が不足すると促進される。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!) ・どんな話か?栄養素と同じくらい大切な物質に「水」があります。 水は飲むだけ

過去問解説『31回82番』(ミネラルの栄養)

基礎栄養学ミネラルの栄養に関する記述である。 正しいのはどれか。1つ選べ。 (1)マグネシウムの99%は、骨に存在する。 (2)クロムは、インスリン作用を増強する。 (3)メンケス病は、先天的な銅の過剰症である。 (4)カルシトニンは、骨吸収を促進する。 (5)運動は、骨形成を抑制する。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!) ・どんな話か?ミネラルという栄養素について、どんな仕事をしているのか?体内の代謝にどう関わっているのか?を見ていく問題です。 疾

過去問解説『32回79番』(ビタミンの栄養)

基礎栄養学ビタミンに関する記述である。 正しいのはどれか。1つ選べ。 (1)ビタミンAは、エネルギー代謝に補酵素として作用する。 (2)ビタミンEの必要量は、飽和脂肪酸摂取の増加時に高まる。 (3)吸収されたビタミンB1の余剰分は、糞中に排泄される。  (4)ビタミンB6は、生体内の酸化還元反応に必要である。 (5)ビオチンは、生卵白中のアビジンと結合する。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!) ・どんな話か?ビタミンという栄養素にも、それぞれ担当の仕

過去問解説『34回75番』(脂質の栄養)

基礎栄養学脂質の栄養に関する記述である。 最も適当なのはどれか。1つ選べ。 (1)脂肪酸の利用が高まると、ビタミンB1の必要量が増加する。 (2)パルミチン酸は、必須脂肪酸である。 (3)エイコサペンタエン酸(EPA)は、リノール酸から合成される。 (4)エイコサノイドは、アラキドン酸から合成される。 (5)α-リノレン酸は、n-6系脂肪酸である。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!) ・どんな話か?糖質やたんぱく質と同じく、脂質も体内で代謝されたり、

過去問解説『31回77番』(たんぱく質の栄養)

基礎栄養学たんぱく質の栄養に関する記述である。 正しいのはどれか。1つ選べ。 (1)摂取たんぱく質は、脂質に変換されない。 (2)たんぱく質の摂取量が多いと、ビタミンB6の必要量が減少する。 (3)たんぱく質の摂取量が多いと、尿中カルシウム排泄量が増加する。 (4)たんぱく質の摂取量が不足すると、血清トランスサイレチン値は上昇する。 (5)エネルギー摂取量が不足すると、たんぱく質の利用効率が高まる。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!) ・どんな話か?

変更点/日本食品標準成分表2020年版(八訂)『炭水化物の項目が変更になった』

成分表2020年版では、2015年版に比べて、炭水化物の値がより詳細になりました。 ---------- ・2015年版の項目

変更点/日本食品標準成分表2020年版(八訂)『調理加工食品類が、調理済み流通食品類に変わった。』

日本食品標準成分表2020年版(八訂) 「食品群の名前」が変更になりました! ---------- ・日本食品標準成分表とは?

過去問解説『31回78番』(炭水化物の栄養)

基礎栄養学炭水化物の栄養に関する記述である。 正しいのはどれか。1つ選べ。 (1)コリ回路では、アラニンからグルコースが産生される。 (2)空腹時には、糖原性アミノ酸からグルコースが産生される。 (3)組織へのグルコース取り込みは、コルチゾールによって促進される。 (4)健常者では、食後2時間で、血糖値が最大となる。 (5)血糖値が低下すると、脂肪組織のトリアシルグリセロールの分解は抑制される。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!) ・どんな話か?栄養

過去問解説『33回71番』(栄養素の吸収)

基礎栄養学栄養素の吸収に関する記述である。 正しいのはどれか。1つ選べ。 (1)受動輸送の速度は、細胞内外の濃度差が大きいほど遅くなる。 (2)促進拡散は、細胞内外の濃度勾配に逆らって輸送する機構である。 (3)フルクトースは、Na+と共に吸収される。 (4)ジペプチドは、H+と共に吸収される。 (5)コレステロールの吸収は、胆汁酸を必要としない。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!) ・どんな話か?栄養素は、基本的に小腸で吸収されます。 この場面を少