受け継いだ思いを実行する、それは当たり前
「いらっしゃいませ、
何名様でしょうか、お席ご案内致します」
飲食店の店員をやって4年目
お店に来ていただける多くのお客様を見てきた
飲食店のフロア業務はお客様に一番近い存在
お店の顔でもある
全ての行動がお客様から見られているのだと
常々実感している
ご案内する姿
料理提供する姿
お皿を下げる姿
お会計をする姿
片付けする姿
全て見られている
まるで、有名人にでもなったみたいだ
1、他のクルーとは違った採用
2020年6月
当時 大学1年の僕は
地元にある
すかいらーくグループ
「ステーキガスト」でのアルバイト
を考えていた
人生初めてのアルバイト
何をするか迷ったが、
家から最も近い
レストランをバイト先として選んだ
面接の日に出会ったのは
当時マネージャーだったOさん
簡単に自己紹介した後、
やたらと厳しい質問をされた
「なんで隣のすき家さんじゃなくて、
うちなの??」
「なんで、フロアなの?
キッチンじゃダメなの??」
「人を育てるってどういうことだと思う?」
「人から信頼されてもらうには
どうすればいいかな??」
この4つ
言い方は曖昧だが、
内容はまさにこの4つ
志望理由くらいしか
考えていなかった僕は
その場で各1分だけ時間を頂き、回答した
僕が考えた返答は
どうやらOさん(マネージャー)の考えを
大きく上回る回答だったらしい
即、採用された
その他、
趣味のゴルフの話を2時間ほどして
3時間弱にわたる面接は
ディナーの時間帯に終わったのだ
勤務して1年
つくづく思うことがあった
僕の面接時
なぜ
あのような質問をされたのだろう
学生相手に
そのようなことを聞くのかな
頭の中で
ずっと疑問が浮かんでいた
というのも
新しくOさんに
採用された子に話を聞くと
面接時に聞かれたのは
自己紹介
簡単な志望理由
シフトの入り具合
の3つだったらしい
時間にしたら20分程度だったと、、、
なぜだろう
僕だけ採用を悩んだのかなと
日々疑問が残り続けた
勤務して2年弱
Oさん(マネージャー)と
ゴルフに行く機会があった
学生で
ゴルフをやる子は周りにもいない為
Oさんが誘ってくれた
コースを回りながら
ずーと気になっていた
面接の時のことを話した
しかし
Oさんは、僕の質問を無視し続けた
あまり繰り返し聞くと失礼だと思い
心の中に
その質問は閉じ込めておいた
Oさんが社内異動で
お店を離れる日がやってきた
2年という短い時間だったが
アルバイトの業務に関することだけでなく、
社会人の生き方や
ゴルフのこと、恋愛のことなど
沢山教えて頂いた
しかし
例の疑問は解消できず
お別れとなってしまった
2、お店を変える存在になる
「いや〜君かね、〇〇(本名)君は
お店を変える力を持つとは、、すごいね
期待しているよ」
と
新しく来られた
Tマネージャーが仰った
??
なんのことでしょうか
と言い返しそうになったのを
今でも鮮明に覚えている
僕は当時アルバイトを始めて2年強、
別にリーダーでもない
分からないことは減ってきたが
先輩の方が仕事はできていた
なんだろう、お店を変える力 とは
疑問が徐々に積み重なっていく
〜〜
〜〜
とある日曜日
「どうなっているんだ、店長を出せ」
同じクルーが
お客様に怒られているのを見ていた
いわゆるクレームだ
原因は料理提供の遅さ
25分以上という
ある意味 素晴らしいという遅さ
実は、以前にも
サラダバーが汚い
補充が遅い
対応が最悪
などクレームを多く受けていた
その度に
マネージャーは何回も頭を下げていた
そんなマネージャーを見て
飲食店の店長さんって大変だな、
可哀想としみじみと実感していた
しかし
この時から
一つだけ
一緒に働くクルーに対しても
思うことがあった
なぜ怒られたのに改善しようとしないのだろうか
なぜ次回からは気を付けようとしないのだろうか
原因を考えて、
なぜ対策をしようとしないのだろうか
沢山の疑問が出てくると同時に、
Tさん(マネージャー)が
言っていた言葉を思い出した
「お店を変える力」
なんとなく
点と点が線になりそうな気がした
とりあえず
当時
僕ができそうな事として
「業務改善提案書」を作成して
さりげなく、
マネージャーの鞄に入れておいたのだ
この気づきと行動が
お店全体を変えることになる
3、気づいたら動いていた自分
気づいたら
僕が
業務改善のチェック表を作り
控室に掲示し
同じクルーにやってもらうようお願いしていた
イヤイヤで先輩にやってもらい
やってくれない先輩の分は僕が代理をした
今振り返ると
Tさん(マネージャー)に
お願いされた記憶はない
逆にいえば、
Tさん(マネージャー)にも、
「〇〇の部分、こうしてください!
そうすると、
〇〇〜(変更により生み出される効果とリスク)になりますので、、
ちゃんとやってくださいね!」
って指示していた笑
今改めて振り返ると
Tさん(マネージャー)は
どんな気持ちで
僕の指示を聞いていたのだろうか
週1、2程度しか出勤しない
大学生の男に
勝手に指示される、勝手に変更させられる
多分、最悪な気分だったと思う
しかしながら、
今になってもその行動に後悔はしていない
というのも
そのような行動を沢山してきたおかげで
今となっては
すかいらーくの接客コンテストで
勝手に3位に選ばれた
(別にコンテストに
応募した覚えはないのだが、、笑)
お客様からの評価も
2.4/5>>>4.3/5
まで上昇した
かっこよく書いてしまうけど
僕としては、
当たり前のことをしただけだ
なぜなら
雇われている身として
労働時間内に貢献できる事をしただけ
特別なことは一切していない
クレームを言われた
↓
改善案と効果、リスクを考え、周知
↓
定着度チェック
↓
お客様からの5段階評価の上昇確認
↓
クレーム
…
のように繰り返しやっただけ
たったそれだけ
お肉に対して無能な僕が
年上の先輩や社員を巻き込んで
実行したら
お店が変わった
「ステーキガスト」は
赤色のガストとは異なり、
販売価格は
他のステーキ屋さんと同額か少し安い程度だ
お店の数もガストに比べたら少ない
そんな
ステーキガスト〇〇店
(愛知県三河地方)に
お越しいただいた皆様全員に
「来てよかった」
「また来たい」
思っていただけるサービスを展開している
僕はこのお店を後数ヶ月で去ります
今後もお店の評価が
ぐんぐん伸びていくことを
期待しているよ
このnoteを読んだクルーさん!
--------------------------------------------------------------
今回はここまで!!
最後までご覧いただきありがとうございました
また、かみりょうnoteでは、
いいね!
フォロー
コメント
もお待ちしております!
いいね!は
noteアカウントがなくても押せますので是非!
最後まで目を通していただき、
ありがとうございました!
最近多くの方に見ていただいており、
大変嬉しく思います
引き続き投稿 頑張りますので
よろしくお願いします!!
まだご覧になっていない方はこちらから~↓↓
🌟自己紹介
🌟【大人気】イースター島シリーズ
🌟【前回投稿】バンコクシリーズ