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ふよふよと漂う、宇宙。

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ひびのつぶやきから、お気に入りをまとめました。
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#人生

霊能者から学んだこと

そういう能力がある人がいることは知っていたが、私はからきし信じていなかった。霊と交信でき…

器用貧乏が怖かったとき。

駆け出しのフリーランスの編集&ライターだったころ、幸いにお声が掛かり、私はやれ美容、健康…

あの世・この世

このタイトルだと、いくよ・くるよ師匠を連想するが(しないか)、先日、11歳の息子が晩御飯を…

ローカ、レッカ、ケーネンヘンカ

最近、指輪をするのが楽しくなった。 長年私は、指を動かしたり手を洗ったりするのに邪魔だー…

選択の神は、湖の上

人生は選択の連続だ。 「この男性(女性)とお付き合いしてみてはいかがでしょう」 「この職場…

「地獄に落ちるわよ」

……という殺し文句をピシャリと放って相手を黙らせたうえで、ゴーインに自分の言うことを聞か…

氷河の教え

「なぜ父は死を選んだのだろうか」 それは若い頃の私の頭を占める大きな疑問だった。 大阪に単身赴任していた父と最後に会ったとき、サインはあった。父の足がパンパンにむくんでいたのだ。 「わぁ、ゾウみたいだよ! それどうしたの、それ。病院に行ったほうがいいよ!」と私は言ったが、父は「えっ、そう?」と、とぼけるばかり。 それから何日か経って、私が通っている漢方の先生に父の足のことについて話してみたのだが、先生は「すぐ病院に行ったほうがいい」と言ったのだった。 私は大阪にいる父に電話

真の価値は、去り際に。

男の真の価値は去り際でわかる。 というのが私の持論であるが、それ、本当。 実際、別れのシ…

オーラをまとう

芸能人はオーラがある。 と巷でよく言われているけれども、私的にはそれは「オーラ」ではなく…

憎むべきは、神経細胞なのか

「おまえのポジションは、いったいドコダーッ!?」 と、空に響くほどの大声に私は振り向いた…

ピーティーエーッ!

穴に埋めたいほど恥ずかしい私の過去を暴露する。 なんだと思いますか?  それは……なんと、…

集団キャンプの極意

お盆明けでヘロヘロ……。 34人キャンプを主催し、それを前後に挟んで自宅で子どものお泊り会…

インタビューとムとタマシィ

インタビューはナマモノだ。 イメージ通りに行くものでもない。 だいたいイメージ通りのイン…

オウムと私。

地下鉄にサリンが撒かれた3月20日。 あの日の朝、私は祖父の会社のお使いで、小伝馬町(こでんまちょう)のとある会社に立ち寄る予定だった。そう。死者4人を出した、あの駅の。 当時の私は大学を卒業したばかりで、4月の初出社まで暇な日々を過ごしていたのだった。 しかし早朝から激しい頭痛がして歩ける気がしない。「小伝馬町は午後からでもいいよ」と、その会社で事務をしている母が言ってくれたので、それに甘えた(身内の会社でなかったら、私も歯を食いしばって電車に乗っていたと思う)。 そし