子どもも親自身も今日のことを忘れてしまう
こんにちは。
牧 菜々子です。
小さい子どもがいる生活の、何気ない日常。
子ども本人も、大人になったら忘れてしまいますし、親自身も、怒涛の子育ての真っ最中のことは、子どもが大きくなったら忘れてしまいます。
つまり、今日のことを覚えている人は、誰もいないかもしれないのです。
初めてのことや、インパクトのある出来事なら、後になっても覚えていて思い出話になるかもしれない。
でもそうなるのは、きっとごくごく一部です。
毎日子どものお世話をしているうちの、今日のようなことは、何十年も経ったら忘れてしまうでしょう。
それでも、シャワーのように愛情をかければ、1つ1つは忘れてしまう出来事でも、子どもの人格の土台となることだけは確かです。
毎日おむつを替えたり、お風呂に入れたり、ごはんを食べさせたり。
もしかしたらここにいる家族の中の誰も覚えていないかもしれないことを、毎回続けていくこと。
それが、子どものお世話をする生活というものなのです。