マホラ_別腹

現在がん治療中。いつか笑い話にできると信じて。

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現在がん治療中。いつか笑い話にできると信じて。

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とうとう私もか

母方は典型的ながん家系。 なのでがんが見つかった時、それほど動揺しませんでした。とはいえ検査に追われる日々で気持ちが追いつかない事も多々あります。 ぼやきというか、吐露というか、そんな想いを綴っていけたらなと…。 6月から始まったこの日々はあまりに慌しく、検査、診察や治療の時系列が多少前後していたり、検査内容が不明確な点も多少あるかもしれませんが、忘備録として残しておきたい闘病記録なので、覚えていることは全て記していきたいと思います。

    • 感情という私

      少し前から続けている野菜スープ。美味しいし、野菜をぶった切って(言い方)煮込むだけなので簡単で続けられています。 ある日のこと、野菜スープを通常20分程火にかけるのですが、すっかり忘れていて気が付いたら1時間以上たっていました。気が付いて慌てて火を止めましたが万事休す。カラカラに水分の抜けた野菜のみになっていました。 その瞬間腹の底から怒りがわいてきました。自分でもびっくりするくらいのムカつき具合。 考える間もなく鍋をつかみ流しに放り出しカスカスの野菜も処分(ごめんね野菜

      • ちょっとつぶやかせて

        私はがん患者になりましたが、四六時中がん患者でいるわけではありません。って何言ってんの?と思われるかもしれませんが、自分の中にある思いというか、感覚をちょっと書いてみたいなと思います。 あくまでも個人的な思いです。違和感、不快感を感じられたらごめんなさい。 こんな人もいるわねぇ、くらいの軽い気持ちで読み流して頂けたら嬉しいです。 子宮がん、乳がんと2つもがんの手術を受けておきながら、日常生活を送っているとすっかりそれを忘れていて、傷がピリッと痛んだり、入浴前に鏡に映った自分

        • 自分と作戦会議

          2つの手術を終え、日常生活が戻ってきました。そこで大事になってくるのが日々の在り方。まずは食事の見直しです。 とにかくすぐに始められることはないかと思ったときに10年くらい前に買っていた「ハーバード大学式野菜スープ」という本の存在を思い出し、本棚から引っ張り出しました。 多分その頃はダイエット目的で買ったんだろうな。10年前。そういえば、乳がんって10年かけて1cmの大きさになってそこからは1年で1cmくらいのペースで大きくなっていくと何かで読みました。私の腫瘍の大きさは1

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        とうとう私もか

          甘栗大好き

          手術な日々 乳がん編③

          翌日、お腹が空いて目が覚めました。 痛みも無く、気分もすっきり。朝食前に尿管も抜けました。 上半身を起こしたときに、軽く傷口が傷みました。重力で少し胸が下がった加減だと思います。でもこんな痛みはへっちゃら。あの術前の注射に比べたら痛いうちにも入りません。朝食も完食です。 点滴もとれたので、あとは脇のドレーンだけです。 一日の出血量の目安が50mlで、それを二日連続下回ればドレーンが抜け、翌日には退院できるとの事。それまではドレーンとドレーンバッグが入院のお供です。血の溜まっ

          手術な日々 乳がん編③

          手術な日々 乳がん編②

          手術日当日。6時の起床のアナウンスで目が覚めました。今回は比較的睡眠が取れました。 8時半にセンチネルの注射があるので、ソワソワがとまりません。 いったいどれくらいの痛さなんだろうか。 その時ふと、今のうちに胸の写真を撮っておこうと思い、スマホで自撮り。もっと早く撮っておけば良かったな。何で気づかなかったんだろう。 時間になり放射線科(だったかな)で注射を受けることに。 手術用の太い針の注射器が登場。連日の検査で針の太さが3種類ある事を知りました。採血用、点滴用、そして手術

          手術な日々 乳がん編②

          手術な日々 乳がん編①

          10月下旬に乳がんの手術が決まり、着々とその日が近づく中、入浴前にまじまじと自分の胸を見ることが多くなりました。 年齢と共に張りもなくなり、うつむき加減の胸を見て、触れて、ため息。そんな感じでしょうか。ため息の後にはごめんね大切にしてあげなくて、そんな言葉が続きます。どんなに垂れても、張りが無くなっても、自分の愛おしい胸であり、人生を共に歩んできた大事な体の一部ですから、それを部分的とはいえ、切除しなくてはいけない事になるなんて、半年前には想像もしてませんでした。 今更時を

          手術な日々 乳がん編①

          幸運を意図していく

          この時期になると、来年の運勢が気になってきませんか。 今年は6月以降ジェットコースターに安全バー無しで乗ってるような生きた心地のしない日々を過ごしてきたので、来年こそは健康を取り戻しながら穏やかに過ごしていけるか気になるところ。 チラッと本屋さんに立ち読みに行ってみました。 そこで目にした2冊の本。1冊は星読みの本でした。恐る恐る自分の星座を手に取ってみると、帯に「12年に一度の幸運期」とあるではないですか! 小さくガッツポーズ。気をよくして、もう1冊チェック。今度はゲッタ

          幸運を意図していく

          悪い事ばっかじゃない

          一気に寒くなってきたから衣替えをと思い、洋服を引っ張り出して一人ファッションショー開催してました。 子宮がんの手術後、体重が4kgほど落ちて今まで着られなくなった洋服が着らるように!お気に入りだったのに、太って着られなくなった洋服が又着られる喜び。最高じゃないか!いつか着られると思って取っておいても、そのいつかは来ないってよく言われますが、そんなことは無いのだ。こんまりちゃんだってときめくものは取っておいて良いっていってたもんね。 病気になってしんどいこと山盛りでしたが、

          悪い事ばっかじゃない

          正解不正解じゃない

          子宮体がんの術後の結果を受けて抗がん剤の進められ悩む中、乳がんの手術日が決まりました。 抗がん剤の事、乳がんの手術の為の準備、もう頭がまわりません。 がんを掛け持ちする身としては、日々の生活がいっぱいいっぱいで、気持ちの置き所がなくなってしまい、ちょっと大げさですが世界から取り残されて立ち尽くしているような感じです。 その頃このブログを始めました。もういろんなことを抱えすぎて自分の中がパンパンになってしまい、アウトプットしないとどうにかなりそうで、どこかに吐き出したくて必死

          正解不正解じゃない

          一難去って又一難

          子宮体がんの手術が終わり、自宅での療養の日々が始まりました。その間も乳がんの診察は続いていましたが、いったん気持ちをリセットして、新たに乳がんと向き合おうとうしている段階といったところでしょうか。とはいっても気持ちはすっきり晴々とはいかなかったし、常に次の検査やその結果のことでモヤモヤしていました。 退院してから3週間程経過した頃に、術後最初の婦人科の診察がありました。術後の経過と病理検査の結果を聞きに行きます。 正直この時点では子宮がんは私の中では終わったことになっていま

          一難去って又一難

          梅宮アンナさん、無事オペを終えられたようですね。お疲れ様でした。術後も順調なようで良かった。自分のことのように嬉しいよ。ゆっくり休んでくださいね。焦らずゆっくりとね。

          梅宮アンナさん、無事オペを終えられたようですね。お疲れ様でした。術後も順調なようで良かった。自分のことのように嬉しいよ。ゆっくり休んでくださいね。焦らずゆっくりとね。

          我が同士、梅宮アンナさんが今日右胸の手術を受けるそうです。今まさにオペ中なのかな? アンナちゃん、頑張って!応援してます。そして無事に終わり、術後の痛みが少ないようにお祈りしてます。

          我が同士、梅宮アンナさんが今日右胸の手術を受けるそうです。今まさにオペ中なのかな? アンナちゃん、頑張って!応援してます。そして無事に終わり、術後の痛みが少ないようにお祈りしてます。

          ありがとう ネットフリックス

          入院中、痛みが和らいでくると俄然ヒマです。 フラフラお散歩に行きたいけど、定期的に看護師さんが様子を見に来てくれたり、検査が入ったりするのでそこまで遠出はできません。そこで重宝したのが、TverとNetflixです。一昔前はテレビカードなるものを購入して、病室に備え付けのテレビを見るのがせめてもの娯楽でしたが、今はそれのお世話になることもありません。 私は主にネトフリで時間つぶししてました。毎月利用料払ってるけど、なかなかゆっくり見る時間がなかったので(しかも気が付くと値上が

          ありがとう ネットフリックス

          手術な日々 子宮がん編②

          いよいよ子宮体がん手術当日、看護師さんと共に手術室へ向かいます。 手術フロアに入った途端空気がひんやりとしました。無機質な雰囲気で、手術室がいくつも両サイドに並んでいます。開いている部屋もあれば、ドラマで見るような手術中の表示が出ている部屋もあります。その中の一室に案内され、入るとすぐ丸椅子に座るよう促されました。すぐに手術担当の看護師さんと案内してくれた入院病棟の看護師さんとの申し送りが始まり、その後手術担当看護師さんが私に挨拶をしてくれます。その後も麻酔の先生やサブの先

          手術な日々 子宮がん編②