マホラ_別腹

現在がん治療中。いつか笑い話にできると信じて。

マホラ_別腹

現在がん治療中。いつか笑い話にできると信じて。

最近の記事

  • 固定された記事

とうとう私もか

母方は典型的ながん家系。 なのでがんが見つかった時、それほど動揺しませんでした。とはいえ検査に追われる日々で気持ちが追いつかない事も多々あります。 ぼやきというか、吐露というか、そんな想いを綴っていけたらなと…。 6月から始まったこの日々はあまりに慌しく、検査、診察や治療の時系列が多少前後していたり、検査内容が不明確な点も多少あるかもしれませんが、忘備録として残しておきたい闘病記録なので、覚えていることは全て記していきたいと思います。

    • 幸運を意図していく

      この時期になると、来年の運勢が気になってきませんか。 今年は6月以降ジェットコースターに安全バー無しで乗ってるような生きた心地のしない日々を過ごしてきたので、来年こそは健康を取り戻しながら穏やかに過ごしていけるか気になるところ。 チラッと本屋さんに立ち読みに行ってみました。 そこで目にした2冊の本。1冊は星読みの本でした。恐る恐る自分の星座を手に取ってみると、帯に「12年に一度の幸運期」とあるではないですか! 小さくガッツポーズ。気をよくして、もう1冊チェック。今度はゲッタ

      • 悪い事ばっかじゃない

        一気に寒くなってきたから衣替えをと思い、洋服を引っ張り出して一人ファッションショー開催してました。 子宮がんの手術後、体重が4kgほど落ちて今まで着られなくなった洋服が着らるように!お気に入りだったのに、太って着られなくなった洋服が又着られる喜び。最高じゃないか!いつか着られると思って取っておいても、そのいつかは来ないってよく言われますが、そんなことは無いのだ。こんまりちゃんだってときめくものは取っておいて良いっていってたもんね。 病気になってしんどいこと山盛りでしたが、

        • 正解不正解じゃない

          子宮体がんの術後の結果を受けて抗がん剤の進められ悩む中、乳がんの手術日が決まりました。 抗がん剤の事、乳がんの手術の為の準備、もう頭がまわりません。 がんを掛け持ちする身としては、日々の生活がいっぱいいっぱいで、気持ちの置き所がなくなってしまい、ちょっと大げさですが世界から取り残されて立ち尽くしているような感じです。 その頃このブログを始めました。もういろんなことを抱えすぎて自分の中がパンパンになってしまい、アウトプットしないとどうにかなりそうで、どこかに吐き出したくて必死

        • 固定された記事

        とうとう私もか

          一難去って又一難

          子宮体がんの手術が終わり、自宅での療養の日々が始まりました。その間も乳がんの診察は続いていましたが、いったん気持ちをリセットして、新たに乳がんと向き合おうとうしている段階といったところでしょうか。とはいっても気持ちはすっきり晴々とはいかなかったし、常に次の検査やその結果のことでモヤモヤしていました。 退院してから3週間程経過した頃に、術後最初の婦人科の診察がありました。術後の経過と病理検査の結果を聞きに行きます。 正直この時点では子宮がんは私の中では終わったことになっていま

          一難去って又一難

          梅宮アンナさん、無事オペを終えられたようですね。お疲れ様でした。術後も順調なようで良かった。自分のことのように嬉しいよ。ゆっくり休んでくださいね。焦らずゆっくりとね。

          梅宮アンナさん、無事オペを終えられたようですね。お疲れ様でした。術後も順調なようで良かった。自分のことのように嬉しいよ。ゆっくり休んでくださいね。焦らずゆっくりとね。

          我が同士、梅宮アンナさんが今日右胸の手術を受けるそうです。今まさにオペ中なのかな? アンナちゃん、頑張って!応援してます。そして無事に終わり、術後の痛みが少ないようにお祈りしてます。

          我が同士、梅宮アンナさんが今日右胸の手術を受けるそうです。今まさにオペ中なのかな? アンナちゃん、頑張って!応援してます。そして無事に終わり、術後の痛みが少ないようにお祈りしてます。

          ありがとう ネットフリックス

          入院中、痛みが和らいでくると俄然ヒマです。 フラフラお散歩に行きたいけど、定期的に看護師さんが様子を見に来てくれたり、検査が入ったりするのでそこまで遠出はできません。そこで重宝したのが、TverとNetflixです。一昔前はテレビカードなるものを購入して、病室に備え付けのテレビを見るのがせめてもの娯楽でしたが、今はそれのお世話になることもありません。 私は主にネトフリで時間つぶししてました。毎月利用料払ってるけど、なかなかゆっくり見る時間がなかったので(しかも気が付くと値上が

          ありがとう ネットフリックス

          手術な日々 子宮がん編②

          いよいよ子宮体がん手術当日、看護師さんと共に手術室へ向かいます。 手術フロアに入った途端空気がひんやりとしました。無機質な雰囲気で、手術室がいくつも両サイドに並んでいます。開いている部屋もあれば、ドラマで見るような手術中の表示が出ている部屋もあります。その中の一室に案内され、入るとすぐ丸椅子に座るよう促されました。すぐに手術担当の看護師さんと案内してくれた入院病棟の看護師さんとの申し送りが始まり、その後手術担当看護師さんが私に挨拶をしてくれます。その後も麻酔の先生やサブの先

          手術な日々 子宮がん編②

          手術な日々 子宮がん編①

          めまぐるしい検査の日々の中、子宮体がんの手術日が迫って来ました。手術日はお盆の真っ只中。入院の準備を始めます。入院予定は6日程度です。食事用のお箸やスプーン、他にもスリッパやコップなどを購入。ほとんどの物が百均で揃えられるので助かります。下着に関しては術後患部を腹帯を覆った上からの着用となるので、普段使用しているものよりも少し大きいサイズが推奨されていたので、日数分購入しました。 手術日の前日、受付で入院手続きをして病棟に向かいます。いよいよだなぁと思いながら病室へ。レンタ

          手術な日々 子宮がん編①

          検査は続くよどこまでも⑥

          前回の右胸の検査で結果が出ず、再度検査をすると言う説明を受けての再診です。今回の診察でその検査日を決めるんだろうなと思っていたら、診察前に看護師さん呼ばれ、事前にこの動画を見て下さいと指示が。内容はセンチネルリンパ節生検について説明動画でした。なんのこっちゃ分かりませんが、検査でそれもするのかな?と思いながら動画を見終わった頃に再び看護師さんから呼ばれました。今度は面談室に入ります。 そこで説明が始まったのですが、これまたびっくりの展開でした。 右胸の細胞に関しては今のとこ

          検査は続くよどこまでも⑥

          検査は続くよどこまでも⑤

          先月予約した検査をやっと受けられる日が来ました。サクッと検査内容を聞いたときはやりたくない度マックスでしたが、その間にもいくつも検査を受けていたので、もう感覚が麻痺して検査への抵抗感もすっかり薄れていました。 検査名はステレオガイド下マンモトーム。検査内容としては、マンモグラフィで右胸を挟み、石灰の場所を確認しながらそこに生検用の針を刺して組織を取るというものだそうです。お馴染みの針ぶっ刺し系検査です。これはいざ針を刺すまでに時間を要しました。石灰がある位置が比較的骨に近い

          検査は続くよどこまでも⑤

          検査は続くよどこまでも④

          乳腺外科で二度の針生検を終え、いよいよ子宮がんの手術の為の入院です。これについては改めて綴って行きたいと思います。とりあえず検査過程を一気に書いちゃおっかなと。 終わりの見えない検査の日々でやはり気になるのは検査費用です。MRIやCT、マンモグラフィと立て続けに行い、毎回一万円前後の支払い。保険制度があるからこの程度で済んでるけど、まだこの先続くと思うと気が重かったです。先日の青い銃での針生検なんかは局部麻酔も使ったので手術の扱いとなり、支払い金額もMRI等の比じゃなかった

          検査は続くよどこまでも④

          検査は続くよどこまでも③

          乳腺外科の診察日。恐怖の針生検(結構トラウマ笑)の結果を聞きにいきます。もうこの時点で結果は覚悟していました。思えば婦人科の先生に胸のしこりに関しては緊急性は無いといわれた時点で、悪性である前提の話のような気がしていました。 その頃梅宮アンナさんが乳がんを公表されました。ステージⅢで全摘手術。その前に抗がん剤治療に入ると、、、どこかで聞いたような流れ。私が前回の診察後に看護師さんから説明を受けた流れにそっくりです。震えました。私もその道を辿るのか。まだ進行度も分かりませんし

          検査は続くよどこまでも③

          順調に退院できて、昨日から仕事復帰です。まだ治療は続きますが、少しずつ日常を取り戻せる喜び。職場の子に「お帰りなさい」と言われた時、目頭が熱くなりました。私は幸せだ。

          順調に退院できて、昨日から仕事復帰です。まだ治療は続きますが、少しずつ日常を取り戻せる喜び。職場の子に「お帰りなさい」と言われた時、目頭が熱くなりました。私は幸せだ。

          検査は続くよどこまでも②

          恐怖の針生検を終え、ジンジンする胸をかばいながら診察用の椅子に座ると先生の説明が。 今回のマンモグラフィで右胸にも怪しい影があるとの事。小さな石灰化した影が点在してあるらしいのです。これはエコー検査では映らずマンモでしか分からないものだそうです。 腫瘍は左胸だけだと思っていた私には、先生から伝えられた言葉が最初まったく理解できませんでした。右胸?石灰化?影?は?そんな感じです。来日した外国人が始めて日本語を耳にしたくらいの理解力です。たぶん脳がフリーズしたんでしょうね。少しし

          検査は続くよどこまでも②