「未来に備えて種をまく」和歌山県の特産品から学ぶ教訓
10月29日(火)
ある社員の朝礼でのお話。
私の地元和歌山県では「みかん」と「梅干し」が有名な特産物として知られています。この2つの食べ物に関して、興味深い話があります。
ある市がみかんの栽培に力を注ぎ、一方で別のある市が健康志向の高まりを予測して梅の栽培に力を入れたといいます。数十年後、みかんは競合が多く市場での伸び悩みが生じましたが、梅は特産物として全国での認知度が向上し、健康な食べ物としても広く支持を得る結果に。この話が事実かはさておき、ここには未来の成長に向けた大切な教訓があると感じます。
企業にとって、日々の活動において目先の利益を追うだけでなく、将来の成長に繋がる「種をまく」ことが重要です。現在はまだ小さくても、数年後に市場の変化に応じて大きな成果をもたらす可能性があるからです。たとえば、近年の健康志向や環境配慮へのニーズはますます高まっています。今、この動きを見据えて製品やサービスの準備を始めておけば、やがて訪れる成長機会をしっかり掴むことができるでしょう。
和歌山県の「みかんと梅干し」の話から得られる教訓を胸に、今後の可能性に目を向け、未来を見据えた「種まき」に取り組んでいきたいものです。
社員A.F
前畑には環境に配慮したリサイクル食器「R20」があります。「R20」は、陶磁器の不良品・破損品・回収品など不要になった「陶片」を資源として再利用し再生率20%の坏土を使用したエコ食器です。
限りある地球資源の再生に取り組むだけでなく、今後も未来に向けて様々なことに取り組んでいきたいですね。