「一度あなたに聞いてみたい」ー詩ー
一度 あなたに 聞いてみたい
九十九里浜で 二人で
砂に書いた 愛の誓いは
波が さらってしまったの
一度 あなたに 聞いてみたい
誕生日に 贈ってくれた
白いカサブランカの 花束は
花嫁のブーケの つもりでは なかったの
ユリの甘い香りに
私の心は 香水をまとった
白鳥(しらとり)のように
湖面を 泳いだ
一度 あなたに 聞いてみたい
鶴岡八幡宮での 薪能
序の舞を見つめる あなたは
涙を 光らせていた
あの 深い純粋さは
いつわりの 仮面だったの
あなたは 一枚の 舞扇を
枕元に 置いて 消えて行った
私は 陽炎(かげろう)のように
脆い恋の 抜け殻を
舞扇を開いて 空へと 飛ばしている
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