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あまく、できうる限り甘く~科学でさつま芋を甘くする~

美味しい焼き芋が食べたくて


さつま芋を出来るだけあまく調理したい!


どうすればいちばん甘くなるのかを調べてみました。


いちばん甘くなる調理法とは


結論

*60℃~80℃の低温
*長時間過熱

低温で長時間過熱すると甘くなります。


理由
*さつま芋に含まれるデンプンが
酵素(アミラーゼ)によって分解され
麦芽糖に変化する。
糖化によって甘くなる。

*酵素が活発になる温度帯が60~80℃


ゆっくりと過熱することで酵素が良く働く。
よって、丸ごと過熱する方が甘くなる。


これを踏まえて調理しました。


調理スタート


用意したのは、シルクスイート。
いちばん好きなさつま芋です。


まず、さつま芋を洗います。
濡れたまま、丸ごとアルミホイルで包みます。

今回は温度管理ができるという理由でオーブンをつかいました。

温度は100℃から250℃に設定できます。


100℃で120分、焼いていきます。



120分後、
竹串がすっと入りました。

食べてみると、美味しいけれど若干固く感じる。

さらに120分加熱します。


120分後、(焼き始めからは240分後)
食べてみると、ねっとりと柔らかい。
甘味も増しています。


今回の結果

100℃で4時間焼いて、甘い焼き芋になりました。

次回チャレンジするときは
100℃で30分加熱→30分余熱調理
を繰り返してみたいと思います。

80℃に温度設定ができないので
余熱を使うと、より理想的な条件に近づくと思いました。


さつま芋は過熱して甘くなるとカロリーは高くなる?


生だと甘くないさつま芋。
加熱して甘くすると、カロリーはどうなるのでしょうか。

答えは、カロリーは「変わらない」です。


人間の体内、消化器官でも麦芽糖に変化しています。

「食べる前」に麦芽糖になるか
「体内で」麦芽糖になるか
その違いです。

だったら、できうる限りあまくしたい!
あまさを味わいたい、とわたしは思います。


茹でても、蒸しても、カロリーは変わりません。
低温長時間過熱で甘くしていただきたいですね。


今日は、さつま芋を科学的に甘くする方法でした。

あまい焼き芋、ぜひお試しください。


明日はあまく焼きあがったさつま芋の楽しみ方を
お話ししますね。


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tomoko innerbeauty/美腸食・美腸スイーツ講師
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