真っ白な頭の中 1336日
何も言えなくなる
頭の中は真っ白だ
言葉が見つからない
どこを探しても見つからない
ああとかううとか唸って
間を繋ごうたっていつまでも出来るわけもなく
結局は沈黙
押し黙り
言葉のない世界の出来上がり
人前にでるとすぐにこうなのだ
頭の中が真っ白になる
会う前はいろいろごちゃごちゃ考えていても
面と向かうと急に思考は停止
脳みそは役立たず
反対に心臓は脈打ちうるさい
背中を伝う汗の玉
体中がちぐはぐな挙動でもって
勝手ばらばらに動きまくるものだから
余計に訳が分からなくなる
だからといって人前から
ずっと逃げて暮らす訳にもいかないから
いずれはやってくる試練の時
再び訪れる真っ白い感覚
味わいたくないが味わざるおえない
普通に生きていくと言うのは難しい事だ