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寒い朝がやってきた1285日

玄関を開ければぶわああっと

吹き込んできた冷たい風

顔が痛くなるぐらいひんやりとした空気

キーンとした冷たい風の塊が

どかんとぶつかってきた

ひゃーと悲鳴を思わずあげてしまった

昨日と今日で一気に季節が進んで

秋はもはやどこへやら

冬の笑い声が聞こえてくるような

雲一つない青空だ

クローゼットの奥から厚手のコートを

引っ張りだしてきて身につけなければ

瞬く間に奪われる体温

風邪などひきたくはないから

コートの前を閉めて

ポッケに手を突っ込んで背中を丸めながら

駐車場に停めてある車まで小走りで行く

ジーンズの生地の隙間から

浸透して足全体へと染みていく

冷たい風の感触に

もう秋は終わってしまったんだと言う寂しい現実

車に乗り込みエンジンをかけたら

すぐに車内の暖房を26℃に合わせる

寒いのは昔から苦手だ

手足が冷たいとやる気が出ない

車内が温まるまでは少しの間だけ我慢だ

冬がゆっくりとでも着実に始まりつつある

11月だと言うのに12月並みのの寒さに

あぁまだ身体は慣れていないから

体調を崩さない様に

温かくしていかなければいけない

寒いのは苦手だな

朝起きるのが億劫だ

ずっと温かいお布団に

包まって春がくるまで

小熊の様に丸まって

眠っていたいものだ

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