Ryuhi

己の武器を生かす為にnoteなるものに手を出してみました。 ゲームが好きです、eスポーツ系は好物です。

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己の武器を生かす為にnoteなるものに手を出してみました。 ゲームが好きです、eスポーツ系は好物です。

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E-Sportsと一次産業。化学反応の可能性、僕の夢

初めまして、最近本格的に始動しましたLizRyuhiです。お見知りおき下さい。 始動しましたとは言っても、何が始動したのか、と。今までの僕は、漠然とeスポーツで何かをしたいなぁと考えていた程度でした。実際なんとなくゲームして、不純な動機で大学志望をのたまっていました。ただ、両親との明確な対立を経て僕の考えが変化したのです。 簡潔に言うと、自分の将来を心配しました。今までは大学に行けばいい、程度に考えていました。大学までが僕の将来だったのです。eスポーツに出会ってからはその

    • LoLこそが至高のeスポーツである

      僕は、俗にeスポーツと呼ばれるゲームをプレイする人々の中に特定の共通認識が存在するならば、それはいかにも"クソゲー"だ、というものだと思う。 MOBAを一度でも遊んだことがある人、数回でもレート戦をしたことがある人であれば、この意見には一際強く賛同するはずだ。 自分はレーンでソロキルしたのに仲間がフィードして負けた。始まった瞬間からAFKした奴のせいで負けた。自分はレーンを優位に進めていたのに敵のJGが介入してきて負けた(味方JGは呑気にもカニを食べている!)。自分はほん

      • 生きる意味について

        数少ない友人からふと問いを与えられた。僕の考えを聞いてみたいらしい。 僕も、いくらかこの問いに対する考えを持ちながら一つの文章としてまとめたことはあまりなかったので、良い機会だと、今、筆を執った。 なお、本稿の中であなたと指すのはこの文章を読むすべての人だが、途中でその友人に向けた言葉が出てくる可能性がある。その場合にも特に注釈はいれないと思うので、先にここで喚起しておく。 人の生きる意味とは何か。 これは人類史上未だ一意に答えの定まらない、非常に難解な問いだ。 ―

        • 科学嫌いが科学によって金縛りを克服してしまった悲しい話

          もう少し大きな記事をいくつか鋭意製作中だが、何も書かないことを取り敢えず辞めたいな、と思い、日常に関する感想を書いて間を潰そうかな、と考えた。 昨日今日の話ではないのだが、タイトルの通り金縛りを克服してしまった悲劇について適当に、目標は三十分くらいのクオリティで、書こうと思う。 さて、注目してもらいたいのは金縛りを克服した点――ではなく、それが悲劇であったという点である。 克服当初は喜ばしい事態であったのが今では悲劇と解釈されている部分に着目して、なにか奥ゆかしい自己啓発

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        E-Sportsと一次産業。化学反応の可能性、僕の夢

          生きることが下手くそなので

          恥の多い生涯を送ってきました。 著名な文学者の著名な作品というのはそれなりに読み漁ってきたつもりですが、特に僕が好んだのは太宰治でした。 太宰の文章を初めて読んだのは高校受験の時だったように記憶しています。何かの問題集に『女生徒』が抜粋されていました。 当時から文章を書くはしくれとして一端に批判意識だけは大層で、小説に対する解釈が受験の得点に繋がることには不満がありました。選択肢の中に自分の思うものがなかったり、或いは選択肢のどちらでもあるように思われたり。兎に角自分の意

          生きることが下手くそなので

          呪い

          最近ワイルドリフトにばかりうつつを抜かして、ずっと書こう書こうと思っている文章が書けていません。 そんな中で、とある文章に出会いました。 それが、こちらの文章です。 PAPAさんとは同い年ですが一切接点は無くて、でも自分と似ている方だと以前から感じていました。それの極めつけがこの文章で、思わず僕も書きたくなったので重い筆を執りました。 近いうちに頑張って他のも書くつもりなので、そちらも温かい目で読んでいただけると嬉しいです。取り敢えず、本題に移ります。 彼の文章に抱

          eスポーツの価値について

          人間の生きる意味というのは、全て自己の正当化である。そもそも生きる意味などというのは、生きるため以外にあり得ない。生きることがシステム化された生物だけが、そのスリル無き生に意味を見出すのである。 何者かになりたい時、将来を変えたい時、最後に必要なのは盲信することだ。それが自分のやりたいことだと信じ、盲目的な努力を繰り返す。それを人は無我夢中と形容し、美徳とする。 僕は学者気取りをしたいわけではなく、俯瞰者になりたいわけでもない。ただ、自分の未来を想像したときに、そこにこの

          eスポーツの価値について

          もう一度

          例えば、目の前で誰かが命を失う瞬間に。手を伸ばせば、届いていたかもしれないその生に。ほんのわずかな、十二時間に満たない自身の怠惰による失態が。全てを終わらせてしまうことが、あるかもしれない。 今日を悔いても明日が来る。ならばせめて昨日など見ずに、明日を見られるならいいのに。どれほど悔いても、悔いても、悔いても、悔いても、悔いても、腹が減り、明日が来る。 胃液をこれ以上吐き出したくない。僕の体が、昨日を、一昨日を、忘れていく。三か月後の僕の体に、彼に触れた痕跡はなくなる。そ

          もう一度

          日本最強のプロゲーマー

          あぁ、困ったことになった。まったくもって、俺の手に負えない緊急事態だ。 「どうか、教えてください」 俺の前に座る高校生。あまりに純粋で堂々とした双眸が、逃げ場を奪っていく。夕方の喫茶店、本来そこにある筈の控えめな喧噪もよもや耳には届かない。 「ううん、そうだな…」 肘をつき、頬に手を当て、考え込むふりをする。その実ポーズだけで、内心はいかにこの状況を切り抜けるかでいっぱいだ。 「お前、真面目過ぎるって叱られたことない?」 ガラスの向こうを見ながら聞いてみる。 どこ

          日本最強のプロゲーマー

          KKという男

          自分が涙もろいかどうか、結構微妙な方だと思う。 アニメやゲームでも泣けることはあるけど、卒業式などでは泣けない。多分それは、心のリソースの割き方なのだと思う。 別に泣くことが尊いわけでも、泣けないから薄情なわけでもない。ただ、涙というものがその人の心の活動であるのは、きっと間違いないと思う。 これは、僕がたかがゲームの大会を見て、不覚にも涙を流してしまったその過程を、ただ淡々と論理的に綴った体験記だ。 KK、という選手と特別な関係ではない。一方的に彼を知っているただの

          KKという男

          "深めるCRL" week2 エリクサーゴーレムは善か悪か

          先日11,12日、クラロワリーグEastのweek2が行われた。先週圧倒的な実力を見せつけた中国チームの動向や日本チーム同士の対決など、今週も熱く盛り上がったリーグについて、今週も自分なりの魅力を解説出来たらと思う。 Match振り返りDay1 Match1 TLN vs TT week2の初戦は、どちらもweek1で勝ち星のないTLNとTTの対決。お互いのチームが、ここでチームの怪しい雲行きを払拭せんと、全戦力をつぎ込む総力戦となった。 まずはSet1、KOH。TLN

          "深めるCRL" week2 エリクサーゴーレムは善か悪か

          "深めるCRL"week1 注目はやはり中国チームか?

          初めまして、Ryuhiです。 日曜日から、遂にクラロワリーグ2020が始まりました。クラロワリーグについて、などは他にもたくさん記事があります。正直、自分が今から何か書いても、それはほとんど使い古されたモノ、既に誰かに書かれたものではないかと考えています。 それでも、こんなweek2の始まる日に投稿することになってまで僕が、クラロワリーグについて書いている理由をまずは簡潔にお伝えします。同時に、これから毎週書く予定であることも記述します。 まずは、クラロワリーグ云々の話

          "深めるCRL"week1 注目はやはり中国チームか?

          ”感謝”の気持ちが、分からない

          今から、本当に情けない話をする。慰めの言葉は十分すぎるほどに貰ってしまったので、せめてこの文を読んでくれる人には笑ってもらいたい。笑われる覚悟なんてあるし、自分が一番自分を笑っている。だから、もし読んでくれるのなら、所詮は何者でもない一般市民の戯言だと思って読んでほしい。 僕は受験に落ちた。それも、二つだ。 今日、大学受験の合格発表が出た。僕の数字はどこにもなかった。 6日の時点で結果が出るのだから、そんな大それた大学ではない。寧ろ、同級生からは鼻で笑われるような大学だ

          ”感謝”の気持ちが、分からない

          悲劇の10連敗を超えてーーUSGの姿に見た"努力の形"

          日本のeスポーツは弱い。 それは業界において用いられやすい言葉であり、実際、様々なタイトルを見れば見るほど否応なしに感じられてしまう言葉でもある。 僕も、往々にしてそう感じてきた。勿論、べらぼうに弱いわけではない。国内にも、ゲーム内のランキングでトップをとる選手は多くのタイトルで存在する。 しかし、である。日本には何かがーーあと一歩が、足りない。それが何かは分からないが、世界の舞台で勝ち進むトップチームと日本のチームとの間には、漠然として、それでいてれっきとした、言い得な

          悲劇の10連敗を超えてーーUSGの姿に見た"努力の形"

          努力する才能なんてないし、努力の天才はいないし、そんな言葉使う奴らはみんな凡人未満だ

          ※このタイトルは自戒です。 僕は本当に、努力の足りない人間だ。世の中は上手くできていて、そんな何もしない人間も言われるとおりにしていればギリギリ生きれる。それが僕の思う、健康で文化的な最低限度の生活。考えることを止めて、頑張ることを諦めて、それでも人としての尊厳をーープライドもへったくれもなくともーー保った生活が保障されている。それを保証するのが国の仕事なので、何も僕が口を出すことではない。 しかし、この世界には成功者がいて、彼らの生活は謂わば幸福で人間らしい最高の生活だ

          努力する才能なんてないし、努力の天才はいないし、そんな言葉使う奴らはみんな凡人未満だ

          頼むからE-Sportsを政治の道具にしないでくれ

          僕は、チェスが好きだ。小学校の頃からパソコンに入っていたソフトでずっとコンピューターに負けていた。大して強くはないだろうが、今でも暇な時にネットで対人戦をしたりしている。僕は、本当にチェスが好きだ。 反対に、僕は政治や宗教が大嫌いだ。こんな発言は褒められたものでない、それも現役高校生なのだから尚更である。 分かっているが、僕は嫌いなのである。今は、何がどう嫌いとかの理屈を語りたいのではない。僕が語りたいのは、今この時に現役高校生が主張したいのは、もっと別の点だ。 チェス

          頼むからE-Sportsを政治の道具にしないでくれ