"深めるCRL"week1 注目はやはり中国チームか?

初めまして、Ryuhiです。

日曜日から、遂にクラロワリーグ2020が始まりました。クラロワリーグについて、などは他にもたくさん記事があります。正直、自分が今から何か書いても、それはほとんど使い古されたモノ、既に誰かに書かれたものではないかと考えています。

それでも、こんなweek2の始まる日に投稿することになってまで僕が、クラロワリーグについて書いている理由をまずは簡潔にお伝えします。同時に、これから毎週書く予定であることも記述します。

まずは、クラロワリーグ云々の話。それに関しては、他の方の記事の方がずっと役に立つと思います。なので、一つだけ無断で転載させていただきます。

こちらは、今やクラロワリーグの記事といえばこの人、kabutomさんのクラロワリーグ観戦ガイド。正直、これ一つ読むだけでクラロワリーグとは、とか今年はどんな感じなのか、とかその他諸々必要な情報全部手に入ります。

なので、ここに書かれていることは前提として、僕はすっ飛ばして自分の記事を書きます。

クラロワリーグは盛り上がりに欠けているのではないか?

この見出しこそ、僕が今この記事を書いている理由に他なりません。

クラロワリーグは、一昨年から発足し、様々な歴史を経て今に至ります。涙があり、笑いがあり、興奮があり。僕からすれば、これ以上魅力的なコンテンツ中々ありません。世界大会が終わってしまった時にどれほど喪失感に駆られたか。そして、毎週のクラロワリーグがどれだけ人生のモチベーションになってきたか。

eスポーツには魅力があります。それはもう、絶大な魅力です。スポーツも見ない、TVも見ない、そして友達と話が合わない。それでもeスポーツは見る。単純に、それが面白いから、好きだから。

僕は、そんなeスポーツの魅力に陶酔しています。そして、その魅力をより多くの人に届けたいし、届いている人の魅力をもっともっと増幅させたいのです。

クラロワリーグには十二分の魅力があって、数字にもそれは出ている。

でも、なんとなく、クラロワリーグを取り巻く熱が以前より冷めているような、そんな気がします。色々と検証したわけではないので、実は前より盛り上がっているのかもしれないのだけど、少なくとも僕はそう感じます。

それには、偏に日本チームの減少が少なからず働いていると思われます。沢山の選手が引退したことも原因の一つかもしれません。そして僕の思いつかないような理由も、或いは特に主だった理由なんてないのかも。

取り敢えず、あまり今のクラロワリーグは盛り上がっていないように感じられる。それがとても、寂しいです。

だから、需要とか抜きで自分にできることを泥臭くやるために、この「深めるCRL」を決死の思いで復活させました。去年は様々な諸事情(主に1週目にハリキリすぎて書ききれずズルズル辞めていったこと)によって即打ち切りましたが、今年は取り敢えずスペシャルシーズンが終わるまでは意地でも続けることを誓います。生憎受験競争から解放された身のため、今や人生で最も時間が余っている時分ですので!

考察の面白さを伝えたい

さて、しかし自分如きに何が書けるだろうか?そう考えた時に、僕は試合の面白さに対するフォーカスがまだ甘いのではないかと考えました。

クラロワリーグで試合をするチームや選手への注目は今、かなり高い水準にあると思います。Xbow master選手の日本チームへの加入、海外で超新星チームTTGの発足。王者NovaのAsia(east)進出や女性プロゲーマー。サッと挙げただけでもこれだけ色んな話題が思いつくわけですから、それはもうチームレベル、選手レベルへの視聴者のフォーカスは十分だと思います。

しかし。eスポーツという観点で見た時に、僕としてはまだまだ試合に対するフォーカスは足りていないと考えています。

eスポーツとは、ざっくばらんに言ってしまえばゲーム大会です。スポーツという名前こそついていますが、僕らの思うステレオタイプ的ゲームという単語にほとんどピッタリ当てはまるものです。

別にeスポーツがスポーツか否か云々の議論をここで始めたいわけではなく、僕はただ、ゲームとしてeスポーツを捉えた時、スポーツ以上に面白い分野が現れる可能性を示唆したいのです。

すなわち、考察。世間のスポーツには、どうやらアナリストという役職があるらしく、eスポーツにももれなく、そういった役職の方がいらっしゃる。僕は、eスポーツに関してはこのアナリストの分析、即ち考察が、普通のスポーツ同等。、寧ろそれ以上に奥深いものになり得ると考えています。

なぜなら、eスポーツは肉体を使わないからです。あくまでデータの上で戦うこの競技において、いかにデータが大切になってくるか論じる必要はないでしょう。

しかし、今クラロワリーグを取り巻く空気は、もちろん試合は楽しみスーパープレーには熱狂しますが、いかんせん試合に対する注目がまだまだ足りていないように思われます。結果にばかり注目が向いてしまうのはあまりに勿体ない。

僕はアナリストではないし、そういった経験も皆無です。ただ、クラロワとはもうすぐ4年の付き合いで、クラロワのeスポーツシーンにはかなり注目してきた自信があります。

そういった経験と時間を掛けて、アナリスト並とは言わずとも、普通以上に試合レベルで勝負を分析し、考察し、それを伝えたい。

とまぁ、そんな大義名分を掲げて序文を終わりにします。正直時間の問題も結構深刻に差し迫っているため、ここからはもう主題に移ります。取り敢えず、今後は気が向いたら毎週投稿されるであろう"深めるCRL"も見てくれると嬉しい!ということです。楽しいコンテンツ作りを意識します。

コンテンツ説明

正直コンテンツという言葉を使うべきか一瞬悩みましたが、要は具体的にどういう内容をこれから書いていくのか、更に掘り下げていきます。

まず、毎週行われる各チーム同士の戦い、いわゆるmatchごとに内容を振り返り、特に勝敗を分けた試合や是非見て欲しい、見直して欲しいシーンをピックアップします。最初は全試合掘り下げようとも考えたのですが、膨大な量になってしまいそうなため、今のところそれはしません。そのうちするかもしれないです。

次に、すべての試合を通して活躍していたカードやデッキと、そこから考えられる次の週に採用が考えられるデッキなどを考察したいと考えています。

最後に、各チームごとに注目選手など、チームレベルでの総括的な考察を行います。

実際、僕自身色々模索している最中なのでざっくりしていますが多めに見ていただけると幸いです。

Match振り返り

Day1 Match1 PNS vs TTG

クラロワリーグイーストは、日本のポノスと中国の超新星、TTGとの対戦で幕を開けた。

クラロワリーグイーストは去年までと違い、試合はまずKOHから始まる。KOHは、チームの総合力と選手一人一人の能力は勿論、一度きりのためにより高い勝負強さが試される、まさに総力戦である。

ポノスはRAD選手、kk選手の活躍によりTTGの強力な布陣を打ち破り、1Set先取。

しかし、続くトリプルドラフト、今リーグの勝敗を大きく左右しそうなルールにて、kk選手がD.kihg選手に敗北。勝敗は最終Set、1vs1に託される。

ポノスからはチームを支え続けてきたライキジョーンズ選手、対するTTGからは大エースAUK選手が登場。まさに最終Setに相応しい激戦を制したのは、AUK選手。これにて、クラロワリーグイーストは超新星、TTGの白星によって火蓋を切った。

この試合、特に僕が注目して欲しいのは、D.king選手のトリプルドラフトだ。

D.king選手はこのDay1はもちろん、Day2でもストレート勝利を収めている。トリプルドラフトについて、詳しくは後述するが、一つ言えるのは、運が絡みこそするものの、非常に奥の深いゲームモードであるということだ。

D.king選手は特に、相手の手札把握と駆け引きが上手い。キーとなるカードを隠し、ここぞという場面で切る。一試合目のライトニング、二試合目のマジックアーチャーは間違いなく、勝負を決める上で大いに活躍した。

Day1 Match2 W.EDGM vs KIX

続いて、昨年世界2位に輝いたW.EDGMと更に選手の層を厚くしたKIXとの対戦。

KOH、トリプルドラフトのどちらもW.EDGMのSoloman選手が無双。たった一人、負けることなく勝負を決めた。

ともすればやはり、注目したいのはSoloman選手の活躍である。しかし、今度はトリプルドラフトではなくKOHでのSoloman選手の活躍が個人的に著しかった。

KOH、Soloman選手はOnion選手、BenZer Ridel選手を破ったが、そのどちらの試合も序盤は相手にペースを握られている。その中で、一撃必殺の形を作り、流れを取り戻し勝利する。緻密に計算された勝利への方程式はやはりトリプルドラフトでも光っており、とにかくこの男にはペースを握っても油断出来ないということだ。

Day1 Match3 TT vs FAV

クラロワリーグアジアで活躍した韓国選手の多く在籍するTTと、Xbow master選手獲得で大幅に戦力を補強したFAVの対決。

KOHはきたっしゃん選手、 JACK選手の活躍によってFAVが勝利。しかしSet2、トリプルドラフトでSado選手がXbow master選手を下し、勝負は最終Setへともつれこんだ。

Set3、1vs1は Nuri選手対JACK選手。お互い一本取り合った最後の試合、残り1分からJACK選手のラヴァハウンドディガーがその本領を発揮。華麗なゲームメイクによって、FAVは開幕戦を制した。

この試合は、JACK選手が大活躍。KOHでは Sado選手、 Nuri選手を倒し、1vs1でも再び Nuri選手を破りFAVを勝利へ導いた。

とにかく、JACK選手はクラロワが上手い。洗練された防衛はクラロワをしていればしているほど呆気に取られるほどに美しく、攻めへの転じ方も見事と言うほかない。特にKOHでのSado選手との一戦、JACK選手は主軸であるスケルトンラッシュを使うことなく勝利を収めている。これは、防衛からカウンターをするというクラロワの基礎が、完璧なレベルに到達したJACK選手だからこその芸当である。

Dav2 Match1 FAV vs W.EDGM

ここからは、Day2となる。Day2初戦は、クラロワリーグ2019準決勝でも行われた因縁の対決。先日どちらのチームも勝ちを収めており、リーグでのスタートダッシュを決めるためにお互い特に勝ちたい一戦であっただろう。

KOH、先に二本先取したのはW.EDGM。昨日も大活躍のSoloman選手の躍進を止めたのは、FAVが唯一獲得した強力なプレイヤー、Xbow master選手である。昨日こそ慣れないトリプルドラフトで苦いスタートを切ったものの、得意の1vs1にて圧巻のプレイ。Soloman選手、Higher選手というW.EDGM二台巨頭を破り、見事KOHに勝利。

しかし、トリプルドラフトはけんつめし選手がSoloman選手に敗北。最終SetはJACK選手対Higher選手。これにHigher選手が勝ち、W.EDGMは開幕二勝という最高のスタートを決めた。

この試合、Soloman選手の活躍も注目したいのだが、やはりHigher選手も捨てられない。特にHigher選手のSet3、JACK選手との二戦目は非常にHigher選手らしいプレイが炸裂している。この試合、勝敗を分けたのはダークプリンスである。

お互いスケルトンラッシュを採用、ポイズンもあり緊張感の高い試合が続いていた。延長タイムに突入した時、若干のエリクサーアドバンテージを握っていたJACK選手はメガナイトを自陣後方から展開。それを好機と見たHigher選手は即座にダークプリンス、メガガーゴイル、そしてスケルトンラッシュという猛攻を仕掛けた。JACK選手のデッキには、メガナイト以外にダークプリンスを受けられるカードがない。そのメガナイトをスケルトンラッシュのスケルトンで後方に留めさせることでダークプリンスの攻撃がタワーに入り、そのダメージが勝負を決めた。

たった一筋のチャンスを虎視眈々と狙い、逃すことなく決め切る。Higher選手の高度な計算が光る素晴らしい一戦だった。

Day2 Match2 TTG vs TT

先日ポノスを倒したTTGと、一敗を喫し絶対に勝ち星の欲しいTTの対戦。

KOHではAUK選手が3タテ。リーグ初の3タテである。個人的には、第一号ホームラン!みたいに、3タテするとそういった称号が与えられたりすると面白いなぁ、と思う。

そして、トリプルドラフトでは先日もストレート勝ちを収めたD.king選手がまたもストレート勝ち。圧倒的な実力を示したTTGが難なく勝利となり、リーグ制覇に大きく前進した。

この試合、注目は無論AUK選手の3タテである。なんとこの3タテをした三戦、AUK選手は全て同じデッキを使っている。ミニペッカとマスケット銃士、そしてメガナイトの入ったそこそこの回転率のウォールブレイカーデッキである。このデッキは非常にバランスが良く、どんなデッキにも圧倒的に不利ということが少ない。それ故にプレイヤーのスキルが必要になるが、3タテという結果がその熟練度を物語っている。

AUK選手は攻めの判断や守り方などももちろん超一級品なのだが、特にザップの使い方に注目して欲しいと思う。KOHでのSado選手との一戦、残り時間2分あたり。Sado選手のマスケット銃士がAUK選手のマスケット銃士をターゲットしていて、あと一撃で倒せるというところで、ザップを放つ。これによってターゲットが変わり、マスケット銃士が生き残ったためにその後の防衛が完璧なものとなった。かと思えば延長タイム残り30秒、拮抗した試合を決めたのは、ベビードラゴンへのザップだった。これによってウォールブレイカーが二発タワーに炸裂。たった2コストの呪文も、この男に使わせれば最強の盾であり、矛である。

Day2 Match3 Talon vs Nova

両チーム、Match6にてようやくご登場のチームとなった。Talonは昨年あまり良い結果を残せておらず、反対にNovaは言わずと知れた王者である。

そんな期待感高まる一戦、KOHを制したのはNovaだった。Novaといえば、Lciop選手。その名に恥じぬ圧巻のプレイで Blizzard選手、One Crown選手を破るものの、Line選手に敗北。しかし、Line選手を次鋒のBking選手が討ち取り、危なげなくNovaがSet1を奪取。

Set2、トリプルドラフトではこれまたNovaの顔、Little Chen選手が Blizzard選手をストレートで下し、Novaは王者の貫禄を示した。

この試合の注目選手は、もはや僕がワザワザ書くまでもなく、Lciop選手だろう。

KOHで勝利した二戦、そのどちらももう文句のつけようがない完璧な戦いぶりであった。月並みな言葉にはなるが、彼のプレイはまさに詰め将棋のようである。美しささえ感じられる防衛と、全てを見切った攻め。相手に一切攻めさせることなく試合を決め、かと思えばマジックアーチャーはオシャレにタワーを打ち抜く。まさに、隙がない。

これほど完成度の高いプレイを繰り出せる彼は、間違いなく世界でトップのプレイヤーである。

リーグ環境考察

ここからは、今週の試合で特に暴れていたカードやデッキをピックアップし、今後のリーグ環境について考察、予想します。

その前にまず、トリプルドラフトについて記述から。

このゲームモードは、2vs2の代わりに採用され、賛否両論(というか否ばかり目についてしまう)があります。どうしても運要素が絡んでしまうゲームモードですが、だからといって対策をしない、ということはどのチームも怠ることはできません。まだたった六戦しか行われていませんが、そのうち五戦、トリプルドラフトを制したチームが勝利しています。また、Soloman選手とD.king選手は四戦四勝と非常に高い成績を収めています。よって、トリプルドラフトはチームの勝利のために非常に大きな役割を果たすとともに、対策を講じることで勝率を高めることは可能である、という仮説を十分立てられます。

しかし、今のところ僕もまだ未熟で、データも少なく、高度な考察はできません。今後、自分なりに研究し、トリプルドラフトについての記事を書こうとおもいますので、もし良ければそちらも楽しみにしてくれるととっても嬉しいです。或いは僕よりクラロワの上手い人はいっぱいいるので、そういう方にお手伝いしていただけると非常にありがたいです。

今の段階で僕がここだけは注目ポイントかな?と考えたのはメガナイトについてです。

トリプルドラフトにおいて、メガナイトは非常に強力なカードです。優秀な防衛能力に加え、高い体力と範囲攻撃でカウンターにぴったりで、初めはメガナイトを取った選手が勝つものだと考えていました。

しかし、Day2Match1Set2のけんつめし選手対Soloman選手の一戦目。こちらに注目していただきたい。

トリプルドラフトはその性質上、冗長な試合展開になる可能性を秘めています。お互い決定的な攻め札がなかったり、防衛が非常に堅かったり。そういった冗長な試合の場合、メガナイトは防衛でこそ役立ちますが、カウンターとして橋前でユニットの盾として合流させた時に攻撃力が低い。Soloman選手はロイヤルジャイアントを持っており、カウンターの形を作ると確実にけんつめし選手のタワーにダメージを与えますが、けんつめし選手の橋前メガナイトはタワーにダメージを与えられない。そのままタイブレイカーで試合が決まってしまう。そのような欠点も有したメガナイトに、現段階では注目すべきかな、と考えています。

また、D.king選手のトリプルドラフトには目を瞠るものがあります。この選手は相手のデッキを把握し、どうすれば自分の攻撃が通せるかを計算しています。この選手を攻略しないと、TTGを倒すのは難しいと思われます。

さて、KOHと1vs1の環境考察についてですが、恐らく環境はweek2でかなり変わるでしょう。

その理由は、バランス調整です。week1ではまだバランス調整前でしたが、week2からはバランス調整後となり、マジックアーチャーが大幅に弱体化されます。マジックアーチャーはロイヤルホグクエイクやウォールブレイカーデッキに特に採用されており、AUK選手が3タテをしたデッキにも含まれていました。このカードが弱体化したことによって、恐らくロケット砲士が代用されます。が、ワザワザ代用するよりは、他のデッキが使われるのではないかな、と考えます。ただ、ヒールスピリット入りのロイヤルホグクエイクはマジックアーチャーがなくなってもかなり強そうなので、何戦かは使われると予想しています。

反対に、ゴブリンの小屋はかなり強化されました。そのため、ゴブリンの小屋入りのスケルトンラッシュなどは使われる可能性が高いです。また、エリクサーゴーレムデッキのオーブンやバーバリアンの小屋の枠がゴブリンの小屋に変わる可能性も高そうです。

また、大型デッキはあまり見られませんでした。ラヴァハウンドバルーン、ラヴァハウンドバルーンディガー、などは一定数見られましたが、ゴーレムに関しては一度しか登場していません。これは、遅延デッキが結構使われていたことが原因だと思います。恐らく、ゴーレムはweek2でもあまり見られないのではないかと思いますが、ラヴァハウンドバルーンディガーはそれなりに登場すると予想しています。

チーム考察

ここからは、各チームについて復習し、理解を深めていきつつ考察も踏まえたいと思います。

TTG

TTGは、言うまでもなく今回のダークホースです。ダークホースと言っても、無名選手が集まっているわけではなく、ただ新設のチームであるから、という意味ですが。個人的に、新設チームなので2vs2で苦戦すると思っていました。しかし、今シーズンはトリプルドラフトが採用され、それに関してはD.king選手が圧倒的な実力を示しています。AUK選手も完璧に仕上がっており、かなり底知れないチームかと思います。AUK選手はマジックアーチャーを多用していたので、今後どのようなデッキを使っていくのか非常に興味深いです。また、何度も書いていますが、やはりD.king選手のトリプルドラフト。ここに注目していきたいです。

W.EDGM

こちらも、中国のチーム。中国チームはweek1で無敗であり、クラロワリーグイーストにおいてかなりの勢力となることは疑いようがありません。

W.EDGMもTTGと同じく、Soloman選手というトリプルドラフトの名手がいます。また、1vs1も非常に強い選手が揃っており、こちらもまだまだ余力の残っていそうな末恐ろしいチームです。

Nova

実は勝利数の順に羅列していたのですが、なんとこちらも中国のチーム。

特にNovaは、まるで苦戦する様子なく、難なく勝利を収めています。決してTalonが弱いわけではなく、寧ろTalonには昨年アジアで結果を残した選手が在籍しています。それにも関わらずあの圧巻の戦いぶりには、流石としか言いようがありません。

トリプルドラフトのことばかりですが、どうやら女性プレイヤーAurora選手はトリプルドラフトの準備が整っているよう。もしかしたらそのうち出てきてくれるかもしれません。Little Chen選手も勿論ですが、Aurora選手にも注目していきたいです。

FAV

日本のチームであるFAVは、1勝1敗と悪くない成績です。JACK選手、Xbow master選手の1vs1の完成度はかなり高く、きたっしゃん選手も一勝しており、昨年はあまり1vs1に出場しませんでしたが、今年は昨年以上の登場が期待されます。だに選手の本領はまだまだ発揮されておらず、非常に伸び代のあるチームでしょう。

やはり、課題はトリプルドラフトとなりそうです。KOHではW.EDGMも破っている程の実力があるので、この課題を克服した時リーグを制覇するのはFAVかもしれません。

PNS

こちらも日本チーム、ポノスです。日本を代表するプレイヤーの一人であるみかん坊や選手こそ失ったものの、ゲームウィズからkk選手、やきとり選手を獲得しており、選手層の厚さはリーグ内でも屈指のものとなっています。

RAD、やきとりペアが2vs2でまた猛威を奮うことを期待していた部分は残念ですが、やきとり選手は1vs1においてもチームをしっかり支えてくれる選手に違いありません。

トリプルドラフトに負けているチーム全般に言えることですが、まだ適任を模索している段階でしょう。これから先トリプルドラフトを任せられる選手が見つかれば、FAV同様かなりの強豪であることは間違いありません。

KIX

アジアで活躍した選手をふんだんに補強したこのチームは、初戦こそ落としてしまったものの、驚異的なチームであることは間違い無いでしょう。

個人的には、Onion選手の仕上がりに注目しています。恐らく防衛力はトップクラスであり、今後も活躍してくれるはずです。要、注目。

Talon

こちらも開幕黒星がついたものの、アジアの強力な選手は多く在籍しています。

正直、ここで書くことではありませんが、たった一戦でチームの考察を深めるのは中々厳しいです。注目選手を挙げるなら、全員です。まだまだ成長途上のチームです。

TT

唯一、既に敗北が2になっているチームです。Sado選手のトリプルドラフトはかなり良かったように見えるので、ここから1vs1でも成績がついてくると、十分上位にくい込むことも出来るでしょう。こちらも結局全選手注目です。

まとめ

やはり、チーム考察はweek1の段階では難しかったです。しかし、今後はもっとデータを集め、より研究し、更なる考察をしていきたいと意気込んでいます。

ですので、良ければ右下のハートマーク、スキをしてくれると嬉しいです。あわよくば来週も見てくださるともっと嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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Ryuhi
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