”向日葵のように”
何時からだろう。
一歩を踏み出すことが、こんなに怖くなったのは。
何時からだろう。
自分を信じることが、こんなに恥ずかしくなったのは。
何時からだろう。
助けを求めることが、こんなに虚しくなったのは。
何時からだろう。
愛されることが、こんなに苦しくなったのは。
全ての時間がぼんやりと溶けていく。
全ての感情がだらだらと溢れていく。
何時までだろう。
この膿だらけの荒野で、嗚咽して這いつくばるのは。
今日もきっと 埃をかぶったような雲が、僕を覆い隠す。
一筋の光も、一欠けらの温もりも、ここに届きはしない。
仕方ないさ。
この僕という存在自体が、原罪なのだから。
そう、それはシーシュポスの岩のように
与えられた、虚空。 背負うべき、不条理。
なのに何故だろうか。
ぎゅっと涙を堪えた刹那、
燃える陽の叫びが 心の臓をゆらした気がして
滲んだキャンバスを、見上げてしまったのは。
‐たぶん、君が
向日葵のような微笑みを、僕だけにくれたから。
今回も読んで頂き、ありがとうございました!
今回は400字ピッタリで詩のようなものを書きました✨
バッドエンドにしてもよかったんですが、やっぱり最後は幸せなほうがいいかなと、突然”君”が出現しましたw (Φのいつものやりかた笑)
ちなみに向日葵の花言葉は ”私は貴方だけを見つめる” だそうです!(うん、たまたま詩の主題に繋がってますねw)
あと、向日葵は太陽に向かって咲く習性があるようです🌞(諸説あり)
是非面白く読んで頂けた方は、フォロー・スキよろしくお願いします❣
あとコメントもしてくださると嬉しいです✌
すこしでも大変な思いをしている人たちにこの詩が届きますように🥰
ではまた~