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ころがることば(2024.2〜2024.3)

2024年2月から2024年3月の原稿のなかから、
届けたいことばを選び、並べ直し、 絵を追加して再編しました。

目次
‡からだは、
‡食べている一品
‡手で選ぶ
‡ポーズの奥に
‡人はときどき
‡「ご飯の定番」ができあがるまで
‡笑ってない人
‡孤独を感じる街
‡空き地のままで
‡刀の遺産
‡分身
‡知ってること
‡たくさん鳥がいた
‡聞いていない
‡いなくなると寂しい
‡誰かによってではなく
‡それなりの世界を持って
‡ただ「犬」と思う
‡認めてますよ
‡あの雀を思い出す
‡犬を飼える
‡なかなかの自然です
‡木を植えたりするいきもの
‡胸を張って生きられる
‡「三」
‡新陳代謝
‡いま集めた材料で
‡舞台装置
‡もうすぐ春




からだは、とっくに動いている。

「いい天気だから動きたい」んじゃない。
熱とか不要な物質とか、投げ出したくて
うずうずしてる。



その人のことを知りたければ、食べている一品を見よ、だね。



犬が、鼻でものを選り分けるように、
鳥が、口ばしで泥のなかの虫を探し出すように、
人は、「手」で感じ考えて
好みの商品を選ぶ。



ただ写真に撮られるって、
いつまでたっても慣れないし、気恥ずかしいものなんだろうね。
ついポーズでヨロイを着てしまう。
楽しげに写ったとしても、
そのポーズの奥にあるはずの心は見えなくなっている。




人は、ときどき「きれい好き」で、「きれい好き」ではないだろう。

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よんでくださった方、ありがとうございます! スキをくださった方、その勇気に拍手します! できごとがわたしの生活に入ってきてどうなったか、 そういう読みものをつくります! すこしでも「じぶんと同じだな」と 思ってくださる人がいるといいなと思っています。