忍者に会いたくて山越えした話 伊賀の里編
前回の『奈良編』のつづき。
今からウン十年前のひとり旅の話だから、もはやこれは立派な回顧録。
しかも場所もろくに覚えておらず、自分がはたしてどこを彷徨ったのであろうか。うやむやに終わったというしょうもない結末。まさに夢まぼろしの世界なり。
そんなまゆ川ワールドへようこそ。
今回も、わたしが若かりし頃に決行したひとり旅第二弾を語りたいと思う。
前回は奈良での濃密な出来事がテンコ盛りだったので、自分でお腹いっぱいになってしまい、伊賀までは辿り着けず、果てる。
ようやくお腹がすい