今あるものを最大限に活かす その3.45 未来のためにできること 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
常に最先端に身を置くというのが私の信条です。
だからこそ今あるものを最大限に活かすということを常に意識しています。新しいものに貪欲であるからこそ、新しいものを喰い散らかさないという感じでしょうか。
経緯
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義父母が残した鉄骨住宅。東京から鉄道でも車でも1時間程の通勤圏ですが、海と丘陵が美しい街に有る義父母が残した鉄骨住宅。次世代の未来のために別荘気分でアップデートしておこうかと。
稀に見る強固な岩盤地質に理想的な社会インフラとして設計された街に、
(その辺りはこちらをお楽しみ下さい。)
オーバースペックの鉄骨住宅。
(その辺りはこちらをお楽しみ下さい。)
その持ち主の義父母の介護を仕事を辞めてまでやり切って、この不動産を吾妹が相続したのでした。
とは言え義父母の自宅介護中も少しずつアップデートをしていました。
自宅だけではなく自宅周辺の道路や階段、そして隣接する公園の除草やアルカリ性化によるアップデートもしていました。ある意味で社会貢献。
正に身近なことから一つ一つですかね。
その3.23は、社会貢献の続編で、向こう三軒両隣と公園を超えて少しずつ街を綺麗にして行く事を始めているというお話でした。
その3.3鉄骨住宅そのものに関するアップデートです。
駆体の構造設計の良さを活かして、明るいティファニーカラーをアクセントにデザインを一新。その上で再生可能エネルギー設備まで具備しました。
その3.40からは庭に関するアップデートです。先ずは義父母からの初期状態の庭の風景を。これはこれで統一感が有りました。
しかし、鬱蒼とした森のような庭には課題が多く、
①隣家からの高木に対する苦情
②森に住む様々な危ない動物たち
③棘のある危ない植物
④湿度
⑤防犯
そのソリューションとしては家族で駐在したカリフォルニアの庭が良いお手本になると言う結論に…
その3.42は隣家からの
①隣家からの高木に対する苦情
この苦情に対するソリューションについてでした。
その4.43は、
②森に住む様々な危ない動物たち
この鬱蒼とした森のような庭に住む様々な危ない動物たちの駆除に関するソリューションについてでした。
その3.44は、
③棘のある危ない植物
④湿度
⑤防犯
についてのソリューションのお話でした。
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正に別荘という位置づけの家を、次世代の未来のためにアップデートをと考え実行してきました。
その3.4シリーズは、比較的温暖な地方にある庭に関するアップデートの始まり始まり。
解決すべき課題がいくつか有りました。
①隣家からの高木に対する苦情
②森に住む様々な危ない動物たち
③棘のある危ない植物
④湿度
⑤防犯
これらについては、既存の森の様な庭の全体感は失わずせずに間引く形まででなんとか解決することができました。
しかし根本的な解決には至っていませんでした。
義父が他界し義母の要介護度が上がって自宅に居る時間が少なくなってきたタイミングでいよいよ抜本的なアップデートに着手しました。
具体的にはカリフォルニア、シリコンバレー駐在時で住んでたアパートをリファレンスにして
①生け垣をアルミ製のフェンスと同じ高さまで刈り込む
②樹木は3本を残して全て伐採
③下草は全て除草
④除草部は除草シートを敷き詰め上にチップを撒く
⑤それ以外は全て芝
という方針で作業を進めました。
①生け垣をアルミ製のフェンスと同じ高さまで刈り込む
生け垣は、1万円ちょっとのリョービ製の刃渡り50cm程度の電動ヘッジトリマ
と3.6m×5.4m程度のブルーシートを買って来て、法面·擁壁の上から一気に剪定しました。四隅にレンガを置いて風で飛ばない様にした大きめのブルーシートを下に敷き詰める事で剪定後の枝葉の回収の手間が一気に省けました。これで枝切り鋏で丸1日掛かっていた生け垣剪定作業1時間程度で全て完了するようになりました。
②樹木は3本を残して全て伐採
初めは地味にノコギリで少しずつ時間を掛けて伐採していました。しかし義父母が縁起が良いと特に大きく育てていた柘榴(ざくろ)は棘(とげ)が酷い上に枝や幹がとても太く厄介でした。特に幹はノコギリを入れていくと木の重みでノコギリが動かせなくなるという問題が… 電動ヘッジトリマも試しましたが、用途が異なり硬い幹には太刀打ちできませんでした。やはりチェーンソーか斧(おの)でもないと伐採不可能と判断しました。結局どうせ買うならもっと早く買っておけば良かった後悔しつつ、ネットで日立工機製の電気チェーンソーを買いました。これも1万円程度ととてもaffordable。
小枝から始め、太い枝を切る頃には付属のチェーンソー用の油が無くなる位柘榴は固く手こずりました。それでも古典的なノコギリに比べれば天国。ていうか、ノコギリでは現実的な時間では不可能な作業ができることに。最後に残ったのは幹。特に太いくて硬い幹が2本隣接して生えていました。隣家との距離3mに対して木の高さがそれを遥かに超えて居たので倒木の制御を誤ると隣家の屋根を壊しかねない状況でした。ですから安全に1本ずつ切り倒す必要が有るりました。他の木を切り倒し尽くし、最後の柘榴の作業を始めた所で付属の油が無くなりました。結構減るなぁという感じ。そこでネットで日立工機の電動チェーンソー用の油を2缶取り寄せ翌日作業再開。
棘に悩まされながらも最後の幹2本の伐採に。これは後述する③④⑤を終えてから広々したスペースを確保してからの作業でした。35cmの実効刃渡りをフルに使っての切断でした。木樵(きこり)の方の様に先ず倒す反対側半分まで切り込みを入れます。ここが最難関でした。幹が近すぎてチェーンソーで上手く倒したい方の幹だけに切り込みを入れるのが難しい。チェーンソーの使い方の基本は、モーターに近い側に対象物を当てて、対象物にチェーンソーの本体を押し付けながら押し付けた点を軸に小さく本体を回転させながら切り込みます。これが不可能なので出来る範囲で切り込みを入れたら後は先端を上手く使って少しずつ切り進むしかありませんでした。固定点が無いので不安定極まりない危険な作業でした。それでもなんとか完了。
次に倒す側半分にも切り込みを入れ、最後に倒す側に斜め上から幹の中心に向かって切り込みを入れて、ゆっくり倒しました。
結局小一時間掛けて1本目を倒す事ができました。
2本目は、楽勝でものの数分で倒木完了。
その後も大変でした。芝生の所までなんとか引きずってきて、市の燃えるゴミ回収ルールに従って50cmの長さ毎に切って束ねるという作業を延々としました。革手袋も突き破る鋭い棘に悩まされながらも。 逆説的には、この棘のお蔭で思い切って伐採を決意出来たとも言えます。(笑)
切り株は、また成長しないようにこまめに除草剤を切り株に散布して処理しました。
取り敢えず此処まで。
まぁこんな感じでゴールは遠いものの引き続き作業は進んで行くのでした。
つづく
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