ローカル線に乗って広島駅から敢えて宮島と反対方向に… その1 バスタ新宿デビュー後 何もかも快適 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
広島駅から敢えて宮島と反対方向、呉線に乗って…
経緯
都内から広島に初めてのバス旅…
そして広島からはローカル線の旅。
向かうは渋く広。ネタバレですが、歴史、遺構見学、キーワードは海軍工廠。
広島駅バスターミナル
から徒歩3分で広島駅構内に到着。此方も駅前のロータリーから歩行者は空中に誘導されて、車と分離。そんな安全確保も含めて完璧に整備されていて、しかもとても綺麗でした。
在来線のホームに向かう途中の新幹線改札口の外は、インバウンド効果で海外の旅行客の皆さんで混雑して居ました。此処でも円安の効果を実感しました。
私は在来線、呉線の快速”安芸路ライナー“に。
その快速電車の前に7番線から発車する呉行の各駅停車が有りました。のんびりそれで行こうかと思い改札で駅員さんに
「広に行くんだけど、各駅停車は後発の快速に抜かれるのか。」
と尋ねたら、
「広に行くなら3番線の快速に乗って下さい。」
と、質問には答えず…まぁ当たり前の返事。
各駅停車の発車時刻も迫っていたので、落ち着いて快速電車で行くことに決めました。ホントは改札口の駅員さんが若い女性だったので、素直にそれに従ったのかも(笑)
改札脇のエスカレーターでホームに降りると、
快速電車の先頭車両の位置に到着。ホームも席もガラガラでした。
懐かしい国鉄時代の115系電車
を想像していました。ローカル線の旅といったら都市部では見られなくなった車両を愛でることができるという楽しみが… しかし停まっていたのはピカピカの新型車。ゆったりめの乗務員室への車内からの入口の右上にはグッドデザイン賞受賞のプレートが誇らしげに掲示されていました。
時代ですね~。しかも225系を呉線等広島近郊のローカル線の為に改良した特別仕様という贅沢さの227系。
高速夜行バス旅に次いで、ローカル線の旅も隔世の感の連続。
先頭車両にはかなり広々とした優先席が用意されていました。驚いたのは結構普通の方々が優先席に座られることでした。改札口から
素直にエスカレーターで居りた位置が先頭車両だったことも有り、定刻にはドア付近の補助椅子を利用したり立っている人もチラホラという混雑具合になりました。
流石新型車。運転席周りの計器は電子化されてスッキリしていました。
運転手さんの雰囲気だけは、国鉄時代の余裕有る感じが残って居ました。例えば
運転手さんが一寸だけ帽子の鍔(つば)を上げて視界を確保して運転する姿は国鉄時代と変わらぬ姿。
首都圏では女性の運転手さんを多く見かけますが、此方は男性の方が目立ちます。そういえば広島駅の改札は女性駅員さんだったか…
ワンマンなので駅での車掌業務もこなすという多忙ぶりは国鉄時代とは別物。労働強化(笑) それでも手慣れた感じてお仕事されて居ました。2人分の仕事するから給与も2倍払ってあげてるんですよね、JR西日本さん。同一労働同一賃金なので… 私の知っている昭和の高度経済成長真っ只中…国鉄時代はスト権ストなんて多発してたけど、絶滅したのは民営化して給与上がったからかなぁ…
運転台計器盤は計器類と表示灯を廃止し、タッチパネルの液晶モニターに表示するグラスコックピット構造
の計器盤設定器を運転台正面に2台と右側そで部に1台を採用しています。
それでも国鉄時代からのアナログ表示の懐中時計は健在。なんかホッとしちゃいます。
いよいよ発車…
ワクワク… ワクワク…
つづく