自宅前で車の充電をしていたら… その2 まさかの通報 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
半島の丘陵。そのほぼトップに近い、と言っても標高45m位かなぁにある別荘。坂を下れば3分ちょっとで海という感じ。
よそ者の立場からから町に溶け込んで田舎暮らしを楽しんでいました。
その1でご紹介した様に、地下駐車場はあるものの手持ちの海外駐在時からそのまま持っているリンカーンには小さ過ぎて引っ越し当初は外に駐車場を借りていました。
結局リンカーンは都区内の自宅に鎮座。子どもに譲る感じで通学やゴルフの部活使用。別荘はCRZから子どものミラココアとスワップしての軽自動車へと。軽自動車の実力に開眼という流れです。
まぁ静かな車が好きなので、タイヤ交換時に静粛性重視のタイヤにし、エンジンルーム、、室内を完全にデッドニングして軽自動車とは思えない静かな車に仕上げました。音楽好きなのでバッテリーも取付可能な最大の容量のものに交換。イカした車になっていました。メンテナンスもリタイア後は特に納得するまで出来るので子どもと交換した時からは別物の感じになっていました。
軽自動車なので高速道路では140kmでリミッターが効いてしまいますが、例えば新東名高速道路の制限速度120km区間でも静かに低燃費で流れに余裕で乗る動力性能でドライブを楽しんでいました。例えば首都圏から神戸や広島等へのドライブも全く問題なく熟しています。しかも燃費は学生時代に買って今でも手元にあるVF750Fというスーパースポーツバイクと同程度という現役時代ではなくなった私達夫婦のお財布には優しい感じ。
当然愛着も湧いてメンテナンスにも力が入ります。アイドリングストップの車なのでバッテリー保守は肝。たまたま12万km程度の走行距離時にオルタネーターが寿命になりリビルト品に交換。それが偶ハズレの部品で無償交換して貰うというハプニングにも見舞われました。
ということでバッテリーには音楽を楽しむための余裕の容量以外にアイドリングストップの負荷にも耐えるという過酷なお仕事をお願いすることになっていました。勢い、初めて乗ったブルーバードU以来、ずっと続けているバッテリーメンテナンス。当初は学生時代だったので郊外ディスカウント店ロジャースで買い求めた極めて簡易な小型充電器から始まったのです。最近は極めてインテリジェントなBMWなどにも標準車載品として使われているCEATEC
のバッテリーチャージャーを使ってこまめにメンテナンスしていました。
そして桜の咲く頃、冬場の低温ででバッテリーにはキツい季節の最後でした。深夜から早朝に掛けて自宅前で充電をしていました。勿論三角表示板を車の前後に付けて。
その時事件が起こったのだす。以前から義父やご近所さんから、町内に1人だけ駐車車両が有ると直ぐに警察に苦情の電話を入れると人がいて、結構皆さん駐車違反の切符を切られていると聞いていました。
それも有ってお邪魔にならない深夜から早朝にに長時間充電をしたのですが… 勿論溜まったビデオをみながら1時間毎にインテリジェントバッテリーチャージャーのインジケータを確認しつつ。
早朝、自宅の呼び鈴が鳴り、門の前には2人の地元の警察官の方が。
ハッキリ言って驚きました。お作法違いはしてない筈だけど
「この車はお宅の車ですか?」
との確認。
「はい」
と答えると、
「バッテリーの充電中なのですね。三角表示板も出してあるので警察としては問題ないのですが… 苦情の電話が入ってしまったので、一応駐車禁止の規制も掛かっているので速やかに移動して頂けませんか。」
とのこと。勿論、お作法は満たしているので違反切符を切られる事もなく、柔らかくご指導を受けることになったのでした。理に叶ったご指導。
これは結構ショックでした。借りている駐車場には勿論電源設備はなく、住宅前なのでアイドリングして充電することも儘(まま)ならないのです。
実は冬場には始業点検の間、と言ってもまぁ1分程度エンジンを暖機するのですが、一度窓をこれ見よがしにビシャっと閉められたことが有って…
ん~~
手詰まり。
つづく
蛇足
ネタバレですが、ここから是正への半年弱の長い道のりが…