絶滅危惧種になった? 「記憶にございません。」 そう言わせなくても良い世の中に… 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
引き続きタイムリーな話題なので…
とても差し支えある内容ですが、今の思いを残し、お伝えし変革の切っ掛けになればと思っています。
昭和の時代には明らかに存在していた黙認されていた闇。例えば事件として表沙汰にもなった政治資金としての裏金。
露骨に
「記憶にごさいません。」
という大人の姿を目の当たりにして育った私…
そう言って守ったのは自分自身では無かったのでは…
とも何となく感じていました。
目白の田中角栄邸には陳情に来る方々が絶えなかった事も事実。奇しくも至近全焼してしまいましたが…
その陳情の中には当然裏金を必要とするものも含まれていて、詰まり有権者の無作法。
書き難いのですが、今となっては基幹産業の一従業員として、インサイダーという立場で見てきた世の中の力学を鑑みると、戦後の日米関係の中で高度な政治判断から水面下の動き、氷山の一角が表沙汰になったのかとも…
こんな視点を持てる人生になったのは会社員になることを選んだから…
高度な政治判断の末の行動。それが露骨に
「記憶にございません。」
と言ってのけることができる源泉…
確信犯…
泥をかぶる…
というキーワードで読み解けるのかなあ…
ロッキード事件が起きた当時でも所詮
「起きて半畳寝て一畳天下とっても二合半」
ということは、大河ドラマ、太閤記を見て知っていました。
だから子どもながらに既に保身じゃないのではと感じたのかも…
(良く捉えすぎと見えるかもしれませんが、結構世の中の中枢では異次元の崇高なロジックで動いていることを見て来ましたので…)
今も絶滅はしていないものの…
至近の政治倫理審査会では、露骨な
「記憶にごさいません。」
という物言いは有りませんでした。
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しかも、政治資金としての記載をしていないことと、それに伴う脱税は始末して頂くとして…
そもそも政治資金を集められない議員の救済目的
使途に裏金的なものは無かった…
ということで、相対的には良くなっているとの認識です。
しかし、一旦決めたキックバック廃止を再度復活するように働きかけた人々が居た事実もあります。その真意は、そもそも政治資金を集められない議員の救済目的だけだったのか…
何れにせよ
引き続き、私たち国民、有権者の民度を大いに反省。
政党交付金も制度として用意してあるし、もう必要以上の政治資金は要らないという明確な意思表示を、
もうそんなことしなくても良いよ
という意思表示を有権者がすることが解決への最大の有効手段の1つだと思っています。
軽重を鑑みて、能登の方々の為にも年度予算執行が遅れる事のないことを一有権者としては願っています。
蛇足
本当に必要なお金なら有権者に説明して例えば政党交付金を堂々と増額するという動きをすれば良いかと…
そんな王道を促す有権者で有りたいなぁ…