リデュース·リユース·リサイクル ダイハツミラCOCOA 地球沸騰下でのエアコンフル稼働対策 後編 未来のためにできること 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
車を子供の車と交換し、その車、ダイハツのミラCOCOAを自分流に改良しているというお話の続編です。リデュース·リユース·リサイクルということで、2014年に子供が購入し今年10年目の比較的新しい車。人生初めての軽自動車とのお付き合いについての連作。
軽自動車は良く出来ていて感心する事ばかりです。
それでは本題。
経緯
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エンジンオイルに摩擦低減の為の添加剤MT-10を、CVTのオイルにも摩擦低減の為の添加剤入れて動力性能を最大限引き出し、騒音を発生源から対策してあります。
遮音、吸音材を追加してのバルクヘッドデッドニングも
エンジンルームのデッドニングも
施しました。
低騒音タイヤの性能を100%引き出す工夫もしました。
そして地球沸騰なので、エアコンフル稼働が連続している状態が毎日。呉工業さんのSuper Power Boosterを燃料に添加してエアコンフル稼働時の登坂も期待通りかったるさが解消させました。
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今回は、仕上げとして、6ヶ月の定期点検整備時のまさかの大当たりのお話です。
地球沸騰なので、エアコンフル稼働が連続、加えて6ヶ月点検にあたる月だったので、点検前に子供夫婦の住む片道800Km超えのドライブをこなしたのでした。現地でも結構足を伸ばして例えば本州を横切る形で瀬戸内海側から日本海側にまで。定員一杯の4人での移動、家族が神社をお参りしている間に、私は県立歴史博物館を訪れるなど密な旅を楽しみました。
普段遣いは、自宅の都区内から都心にほど近い海と丘陵が素晴らしい半島の別荘and/or別宅の往復や、たまに関東平野の北にある地方都市に住むもう一人の子供夫婦の家への訪問、残りは都心と半島の内程度の範囲での買い物といった感じです。渋滞にハマることも有り、アイドリングストップが付いているので暖機運転をきっちりして機構に準備運動を充分させる昭和の私としてはさぞや車には負担が大きいんだろうなと思う次第。
満を持しての6ヶ月点検。
パワーブースターの影響を排除するために燃料を使い切り、製油所としては日本の最高レベルの日石の根岸製油所のガソリンを満タンにし、正に満を持しての入院ですねwww
2−3時間の作業時間ということで、早めに車を預けて吾妹と徒歩数分の商店街を散策&お食事という算段。
お願いした作業は以下。
6ヶ月点検
定期点検なので無条件で…
エンジンオイル交換
これも何時ものルーティン作業。最近はオイル会員という仕組みができて、以前より圧倒的にアフォーダブルになりました。
添加剤注入
これはそもそもの持ち主の子供が2年に1度の車検毎に入れていたもの。私はMicrolon派なのですが、これは子供のやり方を踏襲。
オイルフィルター交換
オイルを交換したら必ず交換しています。兎も角何か有ったら厄介なエンジンのコンディションを微塵も落とさないというスタンス。
CVTフルード交換
これもCVTが負担が大きくデリケートな機構、しかもマニュアルシフトや所謂オートマチックに比べると比較的新しい技術なので私にとっては腫れ物に触る感じです。乗り継いたオートマチック車達、ブルーバード、クレスタ2台、リンカーンタウンカー(現有)のATフルードは毎年交換していました。子供から預かって初めての点検でCVTフルード交換をお願いしたところ、履歴を訊かれたのですが多分1度も替えていないと答えると難色を…。滑る様になるとか冷却機構に詰まりが起きるなどの説明を受け、最悪はCVTとその冷却機構交換も覚悟して欲しいとまで。それでも結局上記を事前に納得した上で作業して頂くことになって以来、点検毎に交換しています。
そのためか、次第に普通に走行する限り低回転、具体的には急坂、大人4人乗り、ガソリン満タンでも3000回転以下で登坂できるようになりました。
ミッション添加剤注入
こちらもトヨタさんにお願いしたらワコーズのミッションパワーシールドを勧められました。CVTフルードの粘度低下防止やフルードの泡の発生抑制に有効だそうです。これもCVTフルード交換時には必ず注入して頂いています。
冷却液交換
真夏の長距離長期間走行で特に山間部でエンジン温度が上がり燃料噴射量が抑制されるという状態に陥りました。アメリカ駐在時にデスバレーで外気温が40℃超えの中を愛車のリンカーンタウンカーでドライブしていて、エンジン温度上昇の警告灯が点灯したことぐらいで、実際にエンジン制御、回転抑制が効いたのは生まれて初めての経験でした。
そこで冷却液が劣化ていると判断し、全て抜いて全量交換してもらうことにしました。
冷却液添加剤注入
防錆性能なや消泡性能の復活だけではなくてウォータポンプのメカニカルシールの潤滑もするという優れものを勧めれれそれを注入することにしました。
エアークリーナー交換
これもエンジンへの吸気抵抗低減には必須で、ターボやスーパーチャージャーを使う前にこまめにエアークリーナーを交換することをお勧めします。
ワイパーブレード交換
毎回乗車時の始業点検ではティッシュペーパーでワイパーブレードのゴミを必ず除去しています。クレスタ購入直後の最初の雨天時に、何故かワイパーブレードに尖った小石が付着していてキレイに円弧状のキズをつけてしまった苦い経験があります。
劣化したワイパーブレードを使うとフロントガラスに微妙な円弧状の凹みが出来てしまいます。これは雨天時にガラス越しの風景に歪みが出てとても気になります。
全くお勧めしませんが、上述の歪み防止の意味で、私はワイパーは極力使わないようにしています。というのも二輪車の運転では、ヘルメットにワイパーが有る筈もなく、雨滴が着くままに任せるのは慣れていますので。
エアコンガス点検
地球沸騰下、エアコンの効きは預かった時点からは変化はないもののワンボックスなので冷やす空間が大きい為直ぐには効かないのだろう位に思っていました。乗ったこともあるホンダさんのNBOXもこんなもんだったと…
それでも良い機会なので点検をお願いしたのでした。
そして吾妹とのお食事中に電話が入り作業の相談を受け、結論としてはエアコンガスを全て抜いて量の確認をすることにしました。他の作業は終わっているので、エアコンガスのクリーニングと添加剤の注入を結果に拘わらずお願いすることとしました。
添加剤はPAC-plus、ワコーズパワーエアコンプラスと中身は同じ商品のトヨタさん向けの製品だそうです。
小一時間後に作業完了。
結果はこんな感じでした。
驚いたのはエアコンガス量の大幅な減少。
1/3が失われていました。これだとエアコンのコンプレッサーは相当頑張って動かないと所定の温度管理ができないということですね。そりゃコンプレッサーもそれを動かすエンジンも常にフル稼働ですね~
不調の原因が見つかったと言う感じです。
それにしても、何故エアコンガスが1/3が失われていたのか?不明です。単純に新車時以来の自然リークなのなら良いですが、そうでなければ例えばエアコンラインの全てのバイブとそのジョイントを目をつぶって交換しようかと思っています。
何れにせよ、サービス工場から自宅への帰りのドライブは最高でした。新車を買うのも良いし、中古車として次のオーナーの方にお譲りするも良し、こうやって楽しむのもまた良し。
こうやって丁寧に扱っておけば、どうなっても未来のためにできることはし尽くしていると思いませんか…
蛇足
子供の所に行く前に点検と上述の追加整備をしていれば、もしかしたらパワーブースターの助けは不要だったかとも思います。当面は極限の運動性能を楽しむためのVF750Fという2輪車用に温存しているパワーブースターを入れずに、今回の成果を見守りたいと思っています。
超蛇足
良くご覧になると整備報告の1番下に下回りラバー(ラバープロテクタント)スプレーという項目がありますよね。
これって車をリフトしないとメインテナンスできないゴム部分にだけ呉工業のラバープロテクタントを吹き付けて頂いています。ゴム系は劣化させると極めて面倒なので無理を言ってやって頂いています。
補足
今回の事前調査としての見つけました。CVTについては1度以下をお目通し頂くのも良いかと思います。
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