実家との距離感を保つ
これまでの自分の体験の整理のなかで、実家(親)との関係にいろいろと自分が追い詰められてたんだなぁということに気がつきまして。
…とはいえ、実家(親)に頼らざるを得ないことも多々あります。
子育て中、子どもが熱を出したり体調を悪くしたりしても仕事が休めない場合も多く、その時には親に来てもらい面倒を見てもらうこともあります。
自分の体験を整理したうえで、親との関係を再構築とまではいかなくても、ほどほどに距離を取りながら暮らしていければと思いました。…と思うようになってからが少し楽になりましたね~。(だいぶリラックスできるようになりました)
「ほどほどに距離」のためには、近すぎず遠すぎず…くらいの距離感で暮らし、お願いしたいことは端的に伝えて、してもらったことに感謝し、笑顔でいられる時間と距離感を保つ…というのが大事かなと考えてます。
自分で書いてみて「あれ、これ思ったより難しいな」と気づきましたが…。
私が大人になったとはいえ、やはり親から見れば「子ども」なわけで、親は私にいろいろと口を出したくなるようです。それを「自分で決めるのになぁ」と思いつつ、私は反論しないので、私のフラストレーションが溜まる一方になるだろうという予測がつきました。
もちろん私が自分の言いたいことを抑えず、きちんと大人として伝えるというのが次の課題かなぁとは思っているのですが、親との関係をもうこじらせずいられたらそれで互いに生きていきやすいのでは?と思っているところもありまして。
その結果、ある程度離れた場所で暮らしつつ、時折顔を見せに行ったり、遊びに来てもらったりするくらいがいいんじゃないかと。
お盆や年末年始には帰省をしますし、贈り物もします。
親も私たちに贈り物やお土産をくれることも多々あります。
それくらいの距離感でいられるといいかなと。
それくらいでいようと思ったら、随分楽になりました。
助けてもらった時に本当にありがたいと思えるようになりました。
上の子どもがある程度大きくなってきてからは、年に何回か子どもと親だけで出かける日を作っています。孫とのデートは嬉しいみたいで親も恒例行事として楽しんでいます。
映画館で子どもの好きな映画を観て、その後一緒に食事をして子どもが帰ってきます。その間は下の子とのんびりお家で過ごしています。
子どもにとっても、祖父母との関係は親との関係とはまた少し違う大事なものなのかもしれません。
自分のこの関係の在り様は、もしかすると少し歪で、不思議なものなのかもしれませんが、私にとっても親子は互いにひとりの人間で、相性もあり、複雑な関係性で成り立っているものに感じられていました。
もちろん縁あって親子になっているのでしょうから、ほどほどを意識して、ゆるやかに付き合っていけるといいなと思っています。
なんといいますか、相手を変えるのって難しいなと痛感したので、自分の考え方で変えることのできる部分をちょっと作ってみる、ということの積み重ねなのかなとも思いました。
そのうち、もっと自分に向き合えるエネルギーが出てきたら、伝えたいことを素直に伝えられるようになるかもしれません。
その時までは今少し、自分のエネルギーを温存しながら、日々を乗り切っていこうと思っています。