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私の本棚より

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大好きな本を紹介する記事を集めました
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2021年4月の記事一覧

本棚より「門」の間取りを描くことができる

本棚より「門」の間取りを描くことができる

学生時代、夏目漱石を学んでいた。
最初の題材が「門」

「門」
夏目漱石
新潮文庫

略奪婚の先に幸せはあるのか――。
たまたま知った、親友のその後。果して宗助は、彼と会うのか避けるのか。
『三四郎』『それから』より続く、漱石前期三部作最終章。

親友の安井を裏切り、その妻であった御米(およね)と結ばれた宗助は、その負い目から、父の遺産相続を叔父の意にまかせ、今また、叔父の死により、弟・小六の学費

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娘の本棚より「塩の街」はまるで

娘の本棚より「塩の街」はまるで

1年前、COVID19が猛威をふるい
はじめたころ、

最近「塩の街」を思い出すんだよね

と娘が言い出した。
私もちょうどそう思っていたところだった。

それはこの本だ。

「塩の街」
有川 浩
角川文庫

塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女、秋庭と真奈。世界の片隅で生きる2人の前には、様々な人が現れ、消えてい

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本棚より「アンデルセン童話全集Ⅰ」えんどう豆の上にねたおひめさま

本棚より「アンデルセン童話全集Ⅰ」えんどう豆の上にねたおひめさま

こどものころ
世界名作全集という百科事典ならぬ
お話しの全集が家にあった。

今では考えられないが
そういう物売りの人が
よく家を訪ねてきて
母はどういうわけか買ってしまった。

始めの頃は読み聞かせてもらって
いたけれど、そのうちに
自分で読みだしたけれど
全部は読まずに終わった気がする。

いくつか私を夢中にした物語があった。
宝島、なんかもそのひとつだった。

その中にあったお話で
大好きな

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本棚より「月の砂漠をさばさばと」

本棚より「月の砂漠をさばさばと」

キャンドルナイト 2夜目
仄かな灯りに照らされて読書を
することに決めました。

選んだのは

「月の砂漠をさばさばと」
北村 薫 著
おーなり由子 絵
新潮文庫

この本は友人が
「Marmaladeさんたちを思い出して」
と本屋で見かけて、プレゼントしてくれた本

9歳のさきちゃんと作家のお母さんは二人暮らし。毎日をとても大事に、楽しく積み重ねています。お母さんはふと思います。いつか大きくなっ

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本棚より「モモ」カメのカシオペイアに導かれて

本棚より「モモ」カメのカシオペイアに導かれて

「モモ」にであったのは22歳のころ。
この名作を読んでいなかったことに気づいて
手に取って読み始めたら
みるみるうちにモモの世界に引き込まれて
最後は目が腫れるくらい泣きました。

いまも本棚に。

[モモ」
時間どろぼうとぬすまれた時間を
人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語
作・絵: ミヒャエル・エンデ
訳: 大島 かおり
出版社: 岩波書店

読まれたことのない方のために
あらすじを。

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