子育てにかかる4つの大きな支出知ってますか?
◆結論「子育て費はキリがない!」
今回は結論から。
子育てを経験した人ならお分かりだと思いますが、子育てにかかるお金って、かけようと思えばいくらでもかけられるんです。
一言でいってキリがない。終わりもない。
人生五大支出の中で最も予測不可能な項目と言っても過言ではないのが
この子育て費なんです。
◆予測不可だからこそ、準備が必要
まず、子どもは何人ですか?習い事は?私立か公立か?それとも医学部?まさかの芸術系?えっ留学したい?!(←今、語学留学するお子さんとても多いです。)
今ざっとあげただけでもたくさんの選択肢があることがわかりますよね?
住む地域やお友達関係、子供が何を得意としてどんな習い事や部活を選ぶのか?そういった事で子供を持つと常に選択を迫られる場面に遭遇します。
でも多くのFPさんや保険屋さんは、「教育費」についての平均的な一般論しか教えてくれないことが多いと感じています。
子育てにかかる費用は十人十色、どんな価値観でどんな大人になってほしいと願って育てるか、ご両親の方針や子どもの才能、好みなどでどんどん変化し、その費用はピンキリなのです。
だからこそ!まずはご両親の方針をすり合わせある程度の予測が不可欠なのです。
◆何よりも大切な「思い出と経験への投資」
私が子育てで一番大切にしているのが「思い出と経験への投資」です。
私の尊敬する祖父は戦争経験者で苦労人です。両親を早くに亡くし極貧の中、学校へも行けず幼い弟を養いながら自力でいろんなことを学び、晩年は世界中を旅して廻り、書道家としても日展入選を果たし、地元九州で活躍しました。
祖父のはなしはまた別の記事で改めて書こうと思っているので割愛しますが、そんな祖父が常々言っていたのが「子にお金は残すな、元気なうちに経験と思い出にお金を使いなさい」という言葉です。
私はその言葉を大切に、私自身も親からしてもらったたくさんの経験や思い出に感謝して、我が子にも実践しました。
◆死後にもらうお金は嬉しさ半減、価値は激減
お金の価値を最大化できる年齢は35歳がピークと言われています。
親が子供と過ごせる時間って案外短くて、長い人生で考えると一瞬のことなんですよね。だとしたら、子供が子供時代にしかできない経験や、我が子の夢を叶えるための学費にお金を使うこは、とても大事なことだと考えています。
・ピアノやエレクトーン、音楽にそんなお金かけてピアニストにでもするの?
・小さい子を高価な舞台やミュージカルに連れていくのはもったいない!
・価値もわからない小学生を海外に連れていくなんてもったいない!
・中学受験で私立中学なんて贅沢だ!
・音楽で食べていくなんて非現実的なことに1000万円以上も無謀すぎる!
それはそれは周囲からいろんなこと言われました笑
でも気にしない。なぜなら、しっかりとライフプランを立てて、信念を持って意味があって実行したことだったし、子育てや仕事が忙しくても、時間作ってお金の勉強をして、資産運用によってしっかり増やしていたから。
私が死んだ後にいくらお金を残しても、喜ぶ顔が見られないどころか、子どもたちだって高齢で、そんなお金もらっても使いようがないと思うんです。
子供や孫が一番必要としている時に、余裕資金を使って精一杯思い出作りや経験にお金を出して「おばあちゃんありがとう!!」って言われたい笑
◆今、子育てを終えて思うこと
我が子たちが子供だった頃、教育費以外にも本当にたくさんお金を使いました。
でも、いっさい後悔していません。
むしろ、あの時、子供たちが子供のうちにたくさんの経験と思い出に投資ができた分が今、雪だるま式に増えて返ってきていると実感しています。
我が家より収入が多くても、子供のやりたいことを我慢させたとか、老後のお金が貯まってないとか、そんな人がたくさんご相談にいらっしゃいます。
話をきいて資産状況を見てみると、
◉子どもにお金を与えすぎるている
◉余分な保険に入りすぎて家計を圧迫し続けてきた
◉身の丈に合わない車や住宅の購入によりローンが収入に見合ってない
◉家計管理が機能しておらず、毎月無駄が多い
そういう問題を抱えているご家庭が圧倒的に多いことに愕然とします。
もっと早く家計管理と保険の見直しができていたら
もっと早くライフプランニングを行なっていたら
と、本当に悔しい気持ちになりますが、相談してくださった今でも遅くはありません。子育てが終わっていても、子供へ残す財産問題は死ぬまで続きます。
ぜひ、本当に愛する子供にお金よりも大切なものを残してあげてほしいと思います。死んでからもらってもお子さんは嬉しくないんです。ぜひお子さんが元気なうちに、お子さんファミリーとの会食や旅行などにお金を使って「思い出投資」してください。
◆もし保険のことを理解していたらできたこと
保険不要論というのがネットによく上がりますが、私は保険は最低限必要だと考えています。でもその最低限がわからず、手数料の高い個人年金保険や外貨建て保険、不必要なほどの高額な死亡補償金が設定されている保険などによる「保険料金の支払い額」が毎月かなり高額になっていて、そのせいで子供のやりたいことを諦めたり、経験や思い出のために使うお金が足りなかったという人が本当に多い。
(またこの保険についての考え方については色々複雑で、正解はなく十人十色なので、別の記事に書きたいと思っています。)
◆子育て費の考え方
FPそらの《やさしいお金のおはなし》「子育て編」では、子育てにかかる4つの大きな項目についての解説や、子供と作る思い出への支出、子供へのお金の教育についてなど、スライドを使って詳しく解説しています。
ぜひ、お子さんとの限られた時間を大切に悔いのない様すごしてほしいと願います。
◆受講生さんの声
◆レッスン料金について
🔸人生を豊かにするやさしいお金のおはなし
・1レッスン 90分(10分休憩込み)5,500円
・3回セット割
90分コース3回16,500円→15,000円。
状況に合わせて臨機応変にご対応いたしますお気軽にご相談ください。
🔸レッスン毎、前日までのお振込みをお願いしております。
(振り込み手数料はご負担ください)
🔸キャンセルポリシーについて
・一度お支払いいただいた料金は返金致しかねます。
・2日前(前々日)までの変更やキャンセルは無料で承ります。1回まで無料で日程変更可能です。
・前日の変更・キャンセルは30%、当日の変更・キャンセルは50%いただきます。ご了承ください。
🔸レッスンの録音・録画は禁止しております。メモのご準備をお願いします。
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