清華

昭和産のオールドタイプのオタク。あちこち行った記録中心。よく歩く。

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「『文豪とアルケミスト』に見る吉井勇と文豪たち」備忘録

あくまで個人のメモ書きからの書き起こしです。口調や言い回しなどは大意であり、抜け漏れなども多々あることを前提でお読み下さい。 また※や()で補足を入れています。 吉井勇記念館の学芸員さんが開会の挨拶。その後登壇者紹介。 イシイジロウさん、谷口P、細川先生、市長の順で紹介。(以下敬称など省略し、イや谷などと表記) 細川先生は吉井勇の旅行鞄の著者で高知で教鞭をとっていた経歴があり、寺田寅彦の研究もされている。また特務司書でもあるとのこと。 紹介後は市長が司会に。いわく聞いたほう

    • バスのタイミングを見計らって土屋文明記念文学館へ

      群馬に土屋文明記念文学館というミュージアムがあり、展示が大変にいいと聞いていたのでいつか行きたいな、と思っていました。 そして今回下記講演があるとのことでえいや、と行ってきました。 今まで行かなかったのはサイトのアクセスを見ていただくと一目瞭然なのですが、交通の便がよろしくないのですよ。自分は運転免許を持っていないので、公共交通機関か徒歩、あるいはレンタルサイクルでないと行けないのです。 往路九時前に前橋駅に到着し、まずは前橋文学館へ向かいました。 『月刊「新潮」創刊

      • 「三鷹市山本有三記念館、栃木市立文学館」タイアップへ

        1日目:栃木市前回のこちらの記事も参考に。 09:07の定時から少し遅れて東武日光線は栃木駅に到着しました。 山本有三ふるさと記念館は09:00からですが、先にパネルを見たくて09:30の栃木市文学館から巡る為、この時間です。あと乗換の関係でこの時間の方が都合が良く……。 予定では開館5分前に文学館着でしたが、駅前の文学碑を撮ったり途中咲いていた薔薇を撮ったりハグロトンボを撮ったりしていたらギリギリの時間になり、最後は少し走る羽目になりました。 到着するとすでに入口前は

        • 26円を返してもらいに隣の市まで

          先月覚えのない書留が来た。税務署からだった。 恐る恐る開封してみると「国庫金送金通知書」で、発生事由の欄に印字されていたのは「過誤納」の文字。 先日、亡父の保険金(何故かドル建て)による相続税を納めたのですが、その計算が間違っていたらしいです。 というかその間違いが出せるのならばそちらで計算して納税金額を通知して欲しいのですが……! 閑話休題。 しかし問題なのが払渡店に指定されている場所で、何故か隣の自治体の郵便局でした。住んでるところでも納付したところでもなく。何故。 金銭

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        「『文豪とアルケミスト』に見る吉井勇と文豪たち」備忘録

          青梅で文アルタイアップのフォトラリーに参加してきた記録

          先日『「フォトラリー」~青梅ゆかりの文豪の足跡を辿る~』に参加してきたので、その記録です。 なお青梅はバスや電車の本数が少ない為、時間にシビアです。なので電車などの発着時刻やGoogle Mapによる所要時間を記載していますが、 著者はよく歩く方で、歩くことが苦にならず、歩いた方が早いなら電車やバスを待たずに徒歩で向かうタイプです。 そうでない方は時間がかかってもバスや電車を待って利用することをおすすめします。 青梅市郷土博物館ホリデー快速おくたま3号に乗って定刻通り「0

          青梅で文アルタイアップのフォトラリーに参加してきた記録

          栃木市の山本有三ゆかりの地へ

          先日栃木市へ行ってきたのでその覚え書きです。 文アルタイアップの参考にどうぞ。 栃木駅周辺「心に太陽を持て」モニュメント 改札を出てすぐのところ、魚民入口横にあります。 吾一からくり時計 同じく改札を出た北口のところにあります。左の画面で説明も流れます。 サイトには毎時とありますが00分ではなく57分頃から始まりました。 山本有三文学碑 北口を出て右側、観光交流館へ向かう途中にあります。 山本有三ふるさと記念館栃木駅から徒歩15~20分ほどの距離です。観光の中心

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          シアターHでこけら落とし公演を見てきた話

          タイトル通りなのですが、本日シアターHのこけら落とし公演を見てきました。 https://theater-h.jp 5月にオープニングイベントはあったのですが、舞台としては「文豪とアルケミスト 旗手達ノ協奏(デュエット)」通称文劇7がこけら落とし公演となります。 https://bunal-butai.com オープニングイベントについては事前の情報収集として下記のようなまとめも作成しました。 舞台の感想についても色々あるのですが、ネタバレしたくないのでシアターHの

          シアターHでこけら落とし公演を見てきた話

          移転で休館する佐藤春夫記念館を訪問するため新宮へ

          以前から移転の為休館をすると発表されていた佐藤春夫記念館ですが、休館期間が令和6年4月10日からと発表されました。 本当は秋に行く予定であったが叶わず、なんとか滑り込みで行ってきました。行きも帰りも夜行バスの強行軍で! 夜行バスが新宮市に着いたのは朝7時半頃。記念館の開館は9時からなので、朝食を食べてから行ける範囲の観光地を訪れることに。 徐福公園各地にある徐福伝説ですが、ここは江戸時代に建立されたお墓があったり、かなりの上陸有力地候補らしいです。詳しくはググってください

          移転で休館する佐藤春夫記念館を訪問するため新宮へ

          「特別任務 文豪ゆかりノ神戸ノ地ヲ周遊セヨ」西回りと東回りのコンプリートは最低1日半必要

          この時に行けなかった箇所を巡って東西ともにコンプリートした記録です。 新大阪駅この日は巡った翌日に大阪で用事があり、宿泊のパックを新大阪往復にしたので、新大阪がスタート地点です。 津の田ミート 神戸住吉店いきなり昼食ですが大変に美味しかったです。溢れ出るという言葉で収まりきらない肉汁をご覧下さい。 倚松庵(東)谷崎潤一郎の旧居です。当時建っていた場所からは移転済み。 細雪のモデルとも言われ、谷崎が引っ越したくなくてあれこれ策を巡らせた様なども解説されています。 水道筋

          「特別任務 文豪ゆかりノ神戸ノ地ヲ周遊セヨ」西回りと東回りのコンプリートは最低1日半必要

          「特別任務 文豪ゆかりノ神戸ノ地ヲ周遊セヨ」西回りと東回りは1日でクリアできるのか

          結論:理論上は出来る以下友人と巡った記録です。 新神戸駅関東からの参戦により大体9時に新神戸駅からスタートです。降りた途端セミの大合唱が迎えてくれました。 處女塚伝承の地(東)新神戸駅から徒歩で向かってゲット。 この時点で日差しが容赦ないです。 神戸文学館(東)神戸市営バス92系統のバスを使い、「布引」から「上筒井1丁目」間を移動。 疲れる前に、また最後ギリギリになると展示がじっくり見られないから、と一旦先に見学とアクスタの購入を済ませました。これはナイス判断でした。

          「特別任務 文豪ゆかりノ神戸ノ地ヲ周遊セヨ」西回りと東回りは1日でクリアできるのか

          高松・小豆島で文豪巡りをしてきた記録

          2023年07月08日~09日で高松へ行ってきたのでその記録です。 一番の目的はこちら。 記録なので展示の感想というよりも「どこへどの順で巡ったか」「ここに気を付けてほしい」などがメインです。 また、計画を立てる段階でこちらのnoteを参考にさせていただきました。感謝。 1日目高松空港 高松市美術館 骨付鳥 一鶴 レンタサイクル 四番丁スクエア(菊池寛揮毫の漢詩の碑) 香川県立高松工芸高(高松中学校発祥地碑) 菊池寛記念館 香川県立高松高校(旧高松中学校)

          高松・小豆島で文豪巡りをしてきた記録

          同人アンソロジーを主催した話

          鍵垢でのあらすじ同人誌で出したいテーマの本を個人誌で考えていたら友人が寄稿と協力を申し出てくれたのでその日のうちにアンソロジーとして発行することを決めた。 以下二次創作の話をします。実在の人物や会社等とは全くの無関係です。 実在の人物が転生したという設定のゲームで、生前は元祖鉄オタというキャラクターがいます。 その先生に色々な電車に乗って欲しくて企画しました。 概要を決めるまず1月に自ジャンルWEBオンリーがあったので発行日はそれにあわせることに。 伝手がそこまでないの

          同人アンソロジーを主催した話

          ブックサンタという布教のススメ

          ブックサンタというチャリティ企画がある。 詳しくは公式の説明に任せるが、要約すると「クリスマスプレゼントが貰えない子に宛てて本を買って寄付をする」というものである。 つまりオタクがよくやらかす(主語デカ)友人へ本を送りつけて布教するという所作を見知らぬ子へ出来るというものである。 当然ではあるが、どんな本を選んでもよいということはない。具体的にいうと複数冊だったり完結していない本は非推奨である。また、対象年齢はある程度考慮されるかと思うが難解な本も避けたほうが無難だろう

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          漱石山房記念館5周年記念講演「夏目家、松岡家、そして夫 半藤一利」備忘録

          こちらを聞いてきたので備忘録として残しておきます。 レポとまではいかないものですし、メモも走り書きなので大意として読んでいただければ幸いです。 最初は区長の挨拶から。 感染症で来館者が3割ほどに落ち込んだ。4月で6割ほど。ただ区民が増えてきた。 聞き役・朗読の野間脩平さんの紹介。 漱石山房は漱石生誕150周年で建てられた。今年5周年なので生誕155年となる。 漱石は偉い人だから完全無欠というイメージがあるが、母(筆子さん)からすると怖かった。怖いお父様。 人間味がなかっ

          漱石山房記念館5周年記念講演「夏目家、松岡家、そして夫 半藤一利」備忘録

          「新宿区×文豪とアルケミスト デジタルスタンプラリー」のルート案内

          新宿区からお手紙が来て公式発表より先に知ってしまった。 なお公式の発表は2022年8月25日だったので20日ほど後のことである。なんでや。 前もってグーグルマップでルートを作成しましたが、写真付きで実際に巡ったルートとおおよその所要時間を記載しておこうと思います。 なお自分は運転免許を持っていないため、歩いて移動することに抵抗がないタイプです。 ①四谷三丁目駅から新宿歴史博物館4番出口または3番出口から地上へ上がります。これはホームが新宿方面と池袋方面とで別れている為に登

          「新宿区×文豪とアルケミスト デジタルスタンプラリー」のルート案内

          一万円分本を買った

          前置き友人がこういう企画を立ち上げたので乗った。その記録である。 以下購入記録。 徳川夢声の小説と漫談これ一冊でフォロワーさんが呟いてて気になっていた人物の本が面陳されていたのでチョイス。一度は手に取るのやめたが、頭から離れなかったので戻って籠に入れました。 ふたりはともだち 教科書にも載っている話なので知ってる人も多いと思う。実家に全冊あるのだけれど、姉の本棚に入っていたので今は手元にないのであった。 本当は春に企画展示があり行く予定だったものの、あまりにも仕事が多

          一万円分本を買った