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【人生100年時代楽しく迎えれそうですか?】


突然ですが皆さん、皆さんは何歳まで働く予定でいますか?


「人生100年時代」と言われ出してからしばらくが経ち、

誰もがそれを疑わない時代になってきました。


そして、先日書店に立ち寄ったらこんな本を見つけて、ついつい買っちゃいました。

(まだ読んでいませんが、「95歳まで働く」をモットーに掲げて家族にも宣言している私にとってはぴったりの本だったので、今から読むのが楽しみです)


2013年に定年が65歳に伸ばされ、それももっと引き延ばされるだろうと言われ、ついには「90歳まで働く」という考え方が出てきました。

健康寿命が伸びることは非常に良いことですが、本当に凄い勢いで常識が変わってきているなと日々感じています。



でも実際問題、

「皆70歳とかそれ以上になって働いていられるのか?」と感じる瞬間もあります。

スポーツメーカー時代、私はトレーニングの専門的な経験があることから、社内の先輩方にトレーニングの指導をする活動をしていました。

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多くの方が運動不足や健康状態に多少なりとも不安を抱えており、私の合同トレーニング会にご参加頂いていました。

その中でも特に課長クラスの50代の方々は、肥満をはじめ、痛風に苦しむなど

非常に言い方は悪いですが、「体にガタが来ている」と自身でも仰るように、既に結構しんどそうだと私は感じました。



つまり、今後「人生100年時代」が到来するのに反して

「自分の健康に自信が無い方は意外と多いのではないか」と私は感じています。



だから、今日は「誰でも日常生活で取り入れられる健康習慣」をご紹介したいと思います。

今回はこちらの本から学んだ健康に欠かせない「血行改善の重要性」

私も毎日取り組んでいる「コールドシャワー」についてです。

「人生100年時代」に自信を持って向かえる方が少しでも増えれば良いなと思っています。


体内に張り巡らされた「血管」という輸送ライン

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私たちは「血管」という輸送ラインを通じて、

血液が酸素や栄養素を運び、体内で循環させて活動しています。


血液が正常に流れることによって

脳がよく働き、骨格筋が自由自在に動き、腸・心臓・肝臓など内臓が正しく機能してくれます。

また老廃物などの代謝物を運び出し、排泄するまでの過程でも血液は非常に重要な役割を担っています。



では、そんな人間の活動に欠かせない血液が流れる血管はどれくらいの規模なのか、皆さんご存知ですか?



実はですね、びっくりするかもしれませんが。

約12万5000kmの血管が人間の体内には走っています。


「…ん?12万5000km?!」

ってなりましたよね。私もなりました(笑)


実際の距離感を考えてみると

東京-大阪間が約500kmなので、往復で1000km。

つまり、125回往復出来る距離ですね!!


そして、地球規模で考えると

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なんと、地球3周出来るほどの長さなんです!!!


それだけ長い血管を、

私たちは一人ひとり、この小さな体の中に内蔵しているんです


太いもので2cm程の大動脈があれば、

髪の毛の10分の1程度の細さの毛細血管もありますが、

端から端で繋げると、想像も出来ない程長い「血管」という道のりを、私たちの血液は流れているんです。


血管を「拡張」する事が大切

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これだけ長い血管を通じて、栄養素の運搬をしているわけですから、

「血流(運搬効率)」が非常に重要そうなのは良く分かりますね。

だって、地球3周分の長さですから。


道のりが10m程の短い距離であれば、

徒歩で運んでも、自転車で運んでも、トラックで運んでも、大した違いは無いように思います。

言い換えると、血流が滞っていても、快調に流れていても

細胞への栄養素の運搬は、まあ何とか間に合いそうな感じはします(想像ですが)


でも実際は、この道のりが地球3周分ですから。

血流の良し悪しで、栄養素の運搬の仕事量に雲泥の差があるのは明らかです。

ひいては、体の健康状態に大きく関わってくるわけです。

だから、私たちの体において「血行改善」はとても大切なんです。


そして、血管を「拡張」させることで血行改善が可能です。


私の日課「コールドシャワー」

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そこで、私が毎日の日課として取り入れているのが「コールドシャワー」

コールドシャワーを浴びることで血管の拡張をはかり、血行改善に繋がります。


そのメカニズムはこうです。

①体を低温に晒す

②動脈を「収縮」

道を狭くすることで、四肢への血液の供給を少なくするようコントロールしています。

③生命維持に重要な部位に血液を集中

体幹の深部体温を35度以下に落とすと「死」に直結するので、体幹部に血流を集中させます。指先より、心臓を動かし続けることの方がよっぽど重要ですからね。

④常温に戻し、血管が「拡張」

コールドシャワーを止めると、収縮した血管が開き、血液が全身を駆け巡ります。


この工程を普段から繰り返しておくことで、どんな状況下でも血管を拡張し続けやすくなると言われています。


「コールドシャワー」の始め方

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急に冷水を浴びるのは危険なので、徐々に慣らしていきます。


①1分間ゆっくり呼吸する

温かいシャワーを浴びながら、鼻から吸ってゆっくり吐く。これを1分間続けます。

②シャワーの温度を少しずつ下げる

呼吸のペースを保つことを最大限意識し、徐々に温度を下げていきます。

③冷たいシャワーにする

温度に慣れたら冷たくしていき、コールドシャワーを浴びます。


聞けばとっても簡単。

でもやるとなると、結構冷たいです(笑)

*無理は絶対にしないように自身で状態を確認しながらお願いします


私も始めたての時は、逃げ出したかったです。

しかし、呼吸を整えることを意識すれば平気だと理解してからは、

すっかり慣れ、今ではコールドシャワーでなければ浴びたくないと感じるほどになりました。

今は温かいシャワーに拒絶反応がでます(笑)


研究でも「コールドシャワー」の効果を検証

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2015年に行われた研究で、

「コールドシャワー」が健康維持にどれくらい寄与するのか調べられました。


3000名の被験者は、以下の4グループ。

①普段通り温かいシャワーを浴びる群

②温かいシャワーの後、冷水シャワー30秒を浴びる群

③温かいシャワーの後、冷水シャワー60秒を浴びる群

④温かいシャワーの後、冷水シャワー90秒を浴びる群


彼らには30日間これを続けてもらい、健康状態のアンケートを取りました。

すると、①より②〜④の方が、29%も具合が悪い日が少なかったという結果になりました。

この時、秒数による違いは見られなかったそうです。


つまり、少なくとも30秒冷水シャワーを浴びる習慣を身につけることで、元気に過ごせる日が3割増えるということ。

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3割って凄い大きいですよね?

だって、3日で考えたら1日。

1ヶ月だと10日、1年だと約110日、100年だと30年。


たった30秒の冷水シャワーを浴び続けるだけで、

体調悪くて寝込んでしまうはずの期間を、元気に過ごせるようになるんですから。


最後に


以上、誰でも日常に取り入れられる「コールドシャワー」がもたらすメリットについてのお話でした。

「人生100年時代」に向けて、運動しなきゃと思いながらも、なかなか重い腰が上がらないという方は多いと思います。

そんな方でも今日から始められる「血行改善」だと思いますので、是非始めてみてください!


最初は冷たくて、しんどいですが、

続けなければ成果は出ませんので、少なくとも1ヶ月は続けてみてもらいたいと思います!

その頃には皆さんもコールドシャワーじゃないと嫌になってると思いますよ(笑)


今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。



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