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【朝ランTips】朝ランの落とし穴!タイムを気にしすぎると習慣化に失敗する理由

こんにちは!
習慣の達人くるーめです。

2022年6月から、毎朝欠かさずに走り続けています。既にまる2年以上、800日は毎朝続いています。

朝ランを習慣化する上で、役立った考えや経験、手法をライトにご紹介いたします。

私は、ふつうの現役JTC会社員です。学生時代は陸上部ではなく、サッカー部でした。

マラソンが趣味でもありません。ジム関係者でもありません。

そんな私でも続けられている朝ランのノウハウ。参考にしていただけますと幸いです。

はじめに

朝ラン、気持ちいいですよね。朝の澄んだ空気の中で走ると、体も心もスッキリします。

とはいえ、せっかく走る以上、ついついタイムが気になってしまう人も多いんじゃないでしょうか。

でも、実はタイムを気にしない方が朝ランが続けやすいんです。今回はその理由についてご紹介します。

タイムを意識してしまう理由

まずは、走るとタイムを意識してしまう理由から確認しましょう。

❶目に見える成果が欲しい
人は努力をしていると、成果や進歩を感じたいもの。ダイエット目的の場合、すぐに体重減という成果は現れません。健康維持、リフレッシュの場合は、成果を目に見える形で捉えることも難しい。

タイムは数字で毎回測れます。自分がどれだけ速く走れたかをはっきりと確認できます。達成感を得やすいです。

❷目標が立てやすくモチベUPになる
「30分以内に走れるようになりたい」は、具体的な目標になります。目標に向けて近づくと、やる気が湧いてきます。

競争心も刺激されます。SNSでタイムラインに流れてくるランナーと比較し、「私も、もっと速く走れるようになりたい」と刺激されます。

❸「走るだけ」では楽しくない
単に「朝走る」だけでは退屈。タイムを測ることで毎回目標ができ、継続しやすくなると考えがちです。「人とは比べない。比べるのは自分自身」という人も同じです。目標がないとハリが出ないので、過去の自分と比べたくなります。

このように、一見「タイム」は朝ランとの相性抜群。スマートウォッチやランニングアプリも普及し、簡単にペースやタイムが計測できるようになってもいます。

そんななかで、なぜ「タイム」を意識すると朝ラン継続には良くないのでしょうか。

タイム更新に夢中になるリスク

朝ランで毎回タイム更新を目指すと、ランニングがただの「記録更新」の場になりがち。

楽しいはずのランが「やらなきゃいけないもの」に変わってしまいます。

タイムを更新すると、脳からドーパミンという「快感ホルモン」が出ます。これがクセもの。気持ちが良いから、さらに良いタイム目指して走りたくなる。

毎朝「今日はもっと早く走らなきゃ!」自然とと追い込むようになります。いつしかそれがプレッシャーになり、疲れを感じてしまうんです。

結果、朝ラン後の疲労感ばかりが強く感覚に残るようになります。「疲れが溜まっているし今日は休もうかな」となりやすく、朝ランの習慣が崩れがちなんです。

怪我のリスクが高まる

タイムを狙うと、自然と無理をしがちです。「今日はもうちょっと速く」「あと少しでゴールだから頑張ろう」と自分に負荷をかける。

これが続くと、膝や足首に大きな負担がかかります。特に朝の体はまだ目覚めきっていないので、急に速く走ろうとすると怪我のリスクが上がります。

朝ランは本来、気持ちよく一日のスタートを切るためのもの。ケガで休まなきゃいけない状況になると、せっかくの習慣も途絶えてしまいます。

ちなみに、私も左膝の痛みが治らず、走れないほどになりました。一度習慣化に失敗しています。

タイムを意識せず、体調に合わせて走ることが一番です。

継続には「気軽さ」重視

朝ランを続けるためには、無理せず「今日も走れたからOK、外に出てウォーキングでもOK」と思えることが大切です。

タイムを気にすると、走れたかどうかより「速く走れたかどうか」に気が向いてしまい、満足感が下がることもあります。

でも、朝ランの目的は「健康増強」や「ダイエット」、「リフレッシュ」だったはず。

だからこそ、「今日は朝の空気が気持ちよかった」「景色を楽しめた」というように、小さな達成感を味わうようにすると、無理なく続けやすいんです。

自分の感覚に全集中

タイムよりも、走っているときの「自分の感覚」に意識を向けてみるのもおすすめです。

たとえば、呼吸のリズムや、足が地面に着く感覚。朝の静かな空気を吸い込みながら、自分のペースで走ると、ランニングそのものも楽しめるようになります。ヨガやマインドフルネスと同じイメージです。

早朝の静かな環境の中で、「走っている今この瞬間」の感覚だけに意識を研ぎ澄ませて向き合ってみる。それだけでも、雑念を払うことができれば気持ちいいですよ。

放っておいても、続けていれば心肺機能も強化され、体力がついてきて、自然と速く走れるようにもなるもの。

タイムはあくまで「おまけ」として捉え、焦らず、ゆっくりでOKなんです。

まとめ

朝ランを続ける最大のコツは、「楽しく走ること」。タイムを意識しすぎると、それが義務やプレッシャーになってしまいます。

結果、ドーパミンの影響で「もっと速く」と追い込みすぎたり、怪我をして続けられなくなったりするリスクが増えます。

「無理しないで楽しむ」「続けることが一番」という気持ちを大事に、タイムは気にせず、気軽な朝ランを楽しみましょう。

そうすることで、健康的な一日のスタートが切れ、長く続けられる習慣になりますよ。

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