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思考の話

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エゴはどこまで許されるのか?

エゴはどこまで許されるのか?

前回スパスタ3期の話を書いて、そういえば蓮ノ空の話をしていなかったなと思い出す。実は一度やってるんだけどね。

何はともあれ、まずは一言。
ラブライブ優勝おめでとうございます。
これで私の中で蓮ノ空は完結しました。ハッピーエンドです。

ただ一つ、ストーリーを読んでいて「エゴはどこまで許されるのか」について考えさせられたので、その思考を残そうかなと。

2年目大会で起きていたこと2年目の大会はどん

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Apple Watchを買うなら、目的はただ一つ

Apple Watchを買うなら、目的はただ一つ

世のApple信者に問いたい。 あなたはApple Watchを持っているだろうか?
え、持っていない? だとしたら結構もったいないかもしれない。

スマートウォッチは必要か?そもそも、スマートウォッチは必要なのか不要なのか。
この問題はApple Watchの登場以来、永遠に議論されているテーマな気がする。まあ、そんなことを議論する暇があるなら、さっさと3000円でそれなりに使えるスマートウォ

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mixi2が抱える「不快にならないSNS」のジレンマ

mixi2が抱える「不快にならないSNS」のジレンマ

少し前、国産SNS「mixi2」がリリースされました。
皆さんは使っていますか?

私も利用していますが、UIが他のテキスト投稿型SNSと似通っているので、かなり日本人にはとっつきやすいんじゃないかと思います。イメージとしてはXとMisskeyの中間かな? スタンプやコミュニティー重視なところはMisskeyっぽさを感じます。

久々のビッグな国産SNSなので応援したいですよね。
ただぶっちゃけ、

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電子書籍派の微妙な居心地の悪さ、あるいは四次元ポケットの感覚について

電子書籍派の微妙な居心地の悪さ、あるいは四次元ポケットの感覚について

noteや新聞記事を読んでいると、「今は電子書籍もあるけど、私は紙派!」みたいな内容の文章を見かけます。
……というか、冗談抜きで週に一度は読んでいる気がする。

軽く思い出しただけでもこんなに!
まあ、基本的には私も同意です。なんたって紙の手触りはいい。インクの匂いは落ち着く。

その一方で、こういう文章の裏側に、「本が好きなら紙で読むよね?」というじんわりした圧力を感じてしまうのは自分だけでし

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誰もが「ほんの少しの良心」を抱えて生きている

誰もが「ほんの少しの良心」を抱えて生きている

おそらくほとんどの人は「悪」を忌み嫌っていると思いますが、その一方で「偽善」は同じかそれ以上に嫌われる傾向があります。

某24時間やってるテレビ番組とかが分かりやすい例ですが。
どうも多くの人は「善」でありたいと思いつつ、あからさますぎる(または胡散臭い)善にアレルギーがある。

なんでだろうなあと考えてみるのですが、おそらく「人間がそこまで高潔な存在でないと知っている(あるいは自覚している)か

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本当は、もっと汚い文章を書いていたい

本当は、もっと汚い文章を書いていたい

noteに何かを投稿している人なら、自分の書いた文章を読み返すことはよくあると思います。

かくいう私もその一人。たまに読み返しては「お、いい文章書けてんじゃん」とか「うーん、肥やしにもなれない出来だな!」とか批評していろいろ懐かしむわけです。

投稿した直後としばらく経ってからでは、同じ文章でも違った感触がありますよね。時間が我々に客観性を与えてくれるのでしょうか。

皆さんは自分のnoteを読

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無駄スマホ時間を極限までなくしたい

無駄スマホ時間を極限までなくしたい

最近、スマホでやることがないんですよね~
……って言ってみたい。みたくない?

世の中の大半の人が、「スマホを見る時間を減らしたいな~」と思いながらスマホをいじる毎日をお過ごしかと思います。私もその一人。

私事ですが、就職してますます時間管理が難しくなりました。かといってインプットの時間は減らしたくない。以前からネットの見すぎで幸福度が下がっている気もするし、どうにかしたいなあと思っていました。

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インターネットの大海で、時に溺れて前に進む

インターネットの大海で、時に溺れて前に進む

インターネットはその広大さから、よく「大海」に喩えられます。
「深さが1センチしかない海」なんて言う人もいますが、私はその喩えも不正確だと思っていて。

基本的には膝下くらいの浅さしかなくても、ところどころにマリアナ海溝より深いんじゃないかと思わせる場所もある。
それが私の思うインターネットです。

私はインターネットを利用していると、つくづく自分は向いていないなあと思います。インターネットのとい

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読書の良さは、点と点が線で繋がること

読書の良さは、点と点が線で繋がること

なぜ本を読むのか「栗城さんは本をたくさん読んでいてすごいね」と言われることがあります。
変な話ですよね。私にとって、本を読むのもゲームを遊ぶのも大して変わりはないのです。好きだからやっている、ただそれだけで。

本をたくさん読むことを褒める人がいるのなら、「ゲームをたくさん遊んでいてすごいね」と褒める人がいたっていいと思うのですけどね。一体、いつから本を読むのは高尚な趣味になったのやら。

そもそ

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「5日働いた疲れは2日で取れない」は根本的に間違っている?

「5日働いた疲れは2日で取れない」は根本的に間違っている?

「5日働いた疲れが2日で取れるわけないだろ!!」

インターネットを見ていると、ほぼ毎年一回は見かける主張です。もはや風物詩ですね。

私も昔は「それな~」くらいに思っていたんですが、最近はだいぶ考えが変わってきました。それも根本的に。

思うに、我々は「5日働いたら2日休む」ではなく、「その日の疲れはその日の内に取れ」と考えるべきではないかと。

そもそも休むってなんだ「そもそも、休むってなんな

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ネガティブに支配されたら「自分にできることはあるか?」と考える

ネガティブに支配されたら「自分にできることはあるか?」と考える

自分自身のご機嫌取りが面倒くさくて仕方ない!

幼稚園生の頃、毎週のように泣いていました。
何か気に食わないことがあると泣く。ちょっとでも傷つくと泣く。とにかく泣く。
親からすれば手のかかる子どもだったろうなあと思います。

大人になった今は、自分の性格を理解し、ある程度マネジメントができるようになりました。
そんな今も、ネガティブな気持ちに支配される頻度はかなり多いです。

ネガティブなニュース

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「ポエム」「お気持ち」と言われる文章と、そうでない文章

「ポエム」「お気持ち」と言われる文章と、そうでない文章

「ポエム」とか「お気持ち」といった言葉。あれらがずっと不思議でした。

インターネットにおける「ポエム」「お気持ち」の意味

ポエムは詩歌、お気持ちは2016年の天皇皇后の退位が由来の言葉なんですが、簡潔に言えば誰かの文章を悪く言いたい時に使うネットスラングです。ポエムに関してはネットに限らず使われている印象もありますが。

意味合いが全く同じかというとそうでもなく、ポエムは「単純に痛々しい文章」

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今月触れた作品の小粒な感想(2024年2月)

今月触れた作品の小粒な感想(2024年2月)

 電動昇降デスクを買いました。どうも栗城紡です。この文章は立って書いています。
 2024年1月から2月にかけて触れた作品について、ここで簡単にまとめておこうと思います。

100 Asian Cats タイトルの通り、白黒のイラストの中から100匹のネコチヤンを探すゲーム。子どもの頃、誰もが一度は夢中になったであろう『ミッケ!』を思い出しますね(さっき検索したら翻訳を担当していたのが糸井重里さん

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逆に、オンとオフをなくしてみる

逆に、オンとオフをなくしてみる

 朝起きれなくてつらいよ~!
 ……という悩みを誰もが一度は経験したことがあるんじゃないかと思います。かくいう私もその一人。特に高校生の頃は、毎日なんとなく眠かった記憶があります。
 そして当然ながら月曜日もつらい! 世間では「サザエさん症候群」などと言われることもあるくらい、これも共通する苦しみだと思います。
 結局、どうしてこういう悩みって起きるんだろう……根本的な原因について考えるようになっ

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