久保真人/MasatoKubo
クッポグラフィー代表の久保が、写真、経営、それからコーヒーについて思うことを綴ります。
入社おめでとうございます。 そしてクッポグラフィーを選んでくれて、ありがとうございます。 僕は社員として会社で働いたことがないので、入社式を経験したことがありません。だから、入社式でどんな話をすればよいか、それがこれから始まる皆の社会人生活においてどんな意味を持つのか、正直なところ僕にはあまり想像できません。 しかし、一つだけ皆と共通点があります。 それは、本格的に写真を始めたのが21歳になる年、ちょうど皆の年齢と同じくらいの頃だったということです。 早いものでそれか
夢は「世界平和」という人が苦手です。 その多くは与える側の考えで、暖かい場所に暮らし、今月の生活に困らない人のセリフだから。 でも本気でそれを目指し、何度も現場に足を運んで、明日も生きられないかもしれない人たちの思いを身をもって知り、この現実を何とか変えないといけないと思って「世界平和」と言って行動している人のことは、本当に心の底から尊敬します。 皆が皆、できることじゃない。 多くの人は、せめて自分と自分の身の回りにいる人たちだけを大切にして暮らしていけば良いと思って
仕事ができる人って、いったいどういう人のことを言うのでしょうか? 写真業界では、写真が上手な人というのはフィーチャーされやすく、写真というアウトプットも目にするのでわかりやすいですが、仕事ができる人という視点であまり語られることがないので、 今日は、フォトグラファーにわかりやすく、Lightrooomのプリセットを題材に扱いながら「仕事ができる人」を説明していきます。 -- とある会社で、現在使用しているLightroomのプリセットがあまりいけてないという問題を抱え
「富士フイルムのX-T5で結婚式って撮れるの?」 機材をコンパクトにしたいけど、ちょっとまだ富士フイルム(以下、たまにフジと表記)にするには踏ん切りがつかない。そんなウェディングフォトグラファーの皆さんの疑問をクリアにするため、実際に結婚式の現場で使用した私がレビューを書かせていただきます。 実際、フジのXシリーズのカメラを仕事用カメラとして検討している方も増えてきていると思います。 しかし、結局ソニーの方がどこか信頼性が高そうで、いざ仕事用となると踏ん切りをつけられず
2022年6月、クッポグラフィー福岡スタジオがOPENします。 クッポグラフィーとして、九州エリア初となるフォトスタジオ。 今までで最も広い空間を最大限に生かした、私たちらしい場所を計画しています。 バトンをつなぐ 駒沢公園スタジオから福岡スタジオへ 2020年6月の駒沢公園スタジオオープンからちょうど二年。 この二年間は私たちにとって、緊張と挑戦の日々でした。 フォトスタジオは一時、全店休業。 もう一つの中心事業である結婚式撮影も、月間撮影組数が1桁になった月もあり
10年以上前にスタッフ0人から始めたクッポグラフィーも、今では62名の組織になりました。 62名なんていうと、以前の僕は、「どのスタジオにどんな人がいるかよくわからない状態」だと思っていました。 でも、間違っていました。 62名、全然余裕でみんなのこと、わかります。 わかるんだけど、わかるだけに、知っている人の写真がないって、フォトグラファーの感覚で言うとちょっと寂しい。 それがフォトグラファー経営者ならなおさらのこと。 働いてくれている皆の写真を撮ったこともない
4月21日(木)は、スタジオ営業をお休みして、全社会議とマーケチームプレゼンツのワークショップを開催しました。 当日のスケジュールはこちら。 人事制度の説明 ヘアメイクチーム ミッション・ビジョン発表 マーケティングプラン 休日休暇プロジェクト 成功事例共有 福岡スタジオ紹介 マーケティングワークショップ 本日の投稿では、一部抜粋して 太字になっている3つの内容についてご紹介します。 1.人事制度の説明 朝10時スタートの初めのプレゼンは、僕から。今期か
最近のクッポグラフィーは、マーケチームの皆が猛烈に頑張ってくれているので、フェアの告知や新しいニュースがどんどん生まれています。 こちらは、前年同期比で売上を25倍にした大人気「卒入学フェア」 他にも、photo / coffee / flower の多様なアーティストが在籍するクッポグラフィーだからこそ生まれた企画が↓ フローリストが作るクッポグラフィーオリジナルの初夏の花束「草爽 / Sousou」と、花束にインスパイアされたシーズナルドリンク「ピスタチオ香る抹茶ラ
クッポグラフィーでは、毎週火曜日18時から、駒沢公園スタジオにてフォト・ディスカッションを行っています。 一般名称で言うと写真「レビュー」ですが、レビューには批評や評価という意味があり、その言葉を使うと日本人は「失礼かも」と怯んで遠慮してしまうので、あえて「ディスカッション」としています。 見る・見せる写真のジャンルは問わず、仕事で撮ったウェディングフォト、ファミリーフォト、あるいはプライベートで撮影した写真、作品撮りなど、「写真」であれば何でもOK。ポートレートでも、ス
2022年4月1日、クッポグラフィー初の入社式。 大学・専門学校を卒業したばかりの四名の新しいメンバーを迎える大切なイベント。 新入社員の皆にとって新しい門出となるこの機会を何とか特別なものにしてあげたいと思っていたけれど、まったく良いアイディアが浮かばない💦 なぜだ。 撮影や商品のアイディアはあんなによく浮かぶのに! と一瞬思ったけれど、よく考えたら当たり前。 僕自身、会社で正社員として働いたことがなく、もちろんのこと入社式自体も経験したことがなかったため、入社
この繁忙期、多くのウェディングフォトグラファーは、撮影してその写真を自分で編集して納品。そしたら次の撮影をやって編集して納品。その繰り返しで毎日が終わっていくと思います。 一方でクッポグラフィーのフォトグラファーは、撮影・編集以外の仕事がめちゃあります。ウェディングは特に今、編集管理・フローの構築をしているので、そこのウェイトがかなり重い。 20代のこれからバリバリ撮っていきたい人にとっては、きっと前者が魅力的に映ると思います。後者は地味だし、管理とかフロー構築とかって、
もう何年も前のこと。 たしかその日は仕事も休みで、ダラダラと自宅で一日を過ごした。 日が暮れて夕飯時にはなったけれど、周りにあんまり行きたいお店もなくて、ファミリー層向けの焼肉チェーン店に入ったんだ。 当時の僕は、一回の結婚式撮影で何十万円ももらえるようになって、もっと上を上をと目指していた頃だった。 毎日問い合わせを数件いただいては、「その日は埋まってしまっています」と返信する。 営業的にはもったいないけれど、求められているその状況に、悪い気はしなかった。 油っ
最近、社員やパートタイムの皆と面談をしていると、「こういうことに興味がある」「こういうことに取り組みたい」ということを、皆もそれぞれ日々考えているんだなと感心する。 ただ、どちらかというとやりたい仕事が目の前にあってチョイスしていることが多く、「自分がどうありたいか」「何に喜びを感じるか」ということをスキップしてしまいがち。 手段の目的化、というやつだ。 もちろん仕事をして人に喜んでもらって気づくこともあるだろうし、目の前の仕事に取り組むことで経験値も上がる。ただ、例え
クッポグラフィーのことをまた一段と誇りに思える出来事があったので、今日は皆さんにそのことを伝えたくて、久しぶりにnoteを書きました。 Every Single Day 撮影会昨日は、クッポグラフィーから生まれたソロ・ポートレート撮影ブランド Every Single Day の撮影会でした。京都を拠点にしながら、クッポグラフィーの撮影に入ってくれているフォトグラファーあかりのために生まれたブランドです。 撮影にはさまざまな方が来てくれますが、クッポグラフィーのスタジオ統
先日、クッポグラフィーのロゴを一新しました。 InstagramやTwitterで先行公開しましたが、そこでご覧になった方から「めちゃくちゃ素敵」「クッポグラフィーらしい!」など、たくさんの嬉しいお言葉をいただきました。ありがとうございます。 制作に大きく関わっていただいたSKETCHの関根将吾さん(アートディレクション)とtegusuの藤田雅臣さん(デザイン)、本当にありがとうございました。 シンプルに見えて、でも僕たちの全てを表しているロゴ。僕自身もすごく気にってい
第3回目となるインスタライブのお相手は、映像制作で活躍中のKazuki君です。 久保との出会いは、2018年12月に沖縄で行われた結婚式で、香港人カップルが偶然にも二人をアサインしてくれたというものでした。 その後、久保が自身主催のワークショップの映像をKazuki君に依頼したり、プライベートで一緒に飲んだりと、交流を重ねています。 実は今回のテキストは、実際にトークされた内容の後半部分のみになります。ライブ途中で切れてしまい、前半が残念ながら残りませんでした。そのため