若者が右傾化している！の正体〜日本の歴史と安全保障〜｜20歳、Z世代から見た政治・現代社会

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若者が右傾化している！

若者がネトウヨ化している！

このように叫ぶ　　危機感を覚えている　　日本人が多くいる。

主に、「左派」や「リベラル」を自称する人間だ。

私は若干20歳の人間だが、Twitterなどにおいて「ネトウヨ」と呼ばれる毎日である。

そして、私自身も「右翼」を自称している　　ただし、’’国政は中道であるべき’’ との考えから、自身の立場を右に寄せていることは明記しておく　　。

そのような人間が現代日本を見たところ、「若者が右傾化している！」というのには、少し首を傾げてしまう。

たしかに、「右傾化している」という言葉を額面通りに受けとれば、その通りなのかもしれない。

GHQ的史観の学校教育を受け、その他の情報源が反日的報道をくり返すオーテレルドビやメデ新聞ィアなどしか存在しなかった中年～高齢者には、「左翼」的な思想を持つ者が多い。

しかし、安倍政権により若干、改善された学校教育を受け　　それでも自虐史観・左翼的思想を植えつけようとする教師は多いようだが　　、SNSなどの多様な情報源を持つようになった現代の若者は、そうではない。

「極左・左翼左端」の立場をとる中年～高齢者に比べ、「若者が中道付近真ん中の立場をとっている」という現実は、「右方向へのエネルギーが働いている＝右傾化している」と言うこともできるだろう。

しかし、リベラル左翼の言う「若者が右傾化している！」には、これとは違ったニュアンスが含まれている。

そう、「若者がネトウヨ化している！」、つまり、「若者が右翼・極右化している！」というニュアンスだ。

これに、私は首を傾げている。

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現代の日本において、「左翼 or 右翼」や「リベラル or 保守」を分ける代表的な考え方は、以下の2つだろう。

・国家の防衛において、「軍事力抑止力を背景とした外交」の展開を主張する右翼と、「憲法9条の精神に則った外話し交合い」の展開を主張する左翼。

・’’愛国心’’ について、「国を愛することは当然のことだ」とする右翼と、「愛国心を持つ者愛国者は異常者だ」とする左翼。

これらの主張・思想の違いによって、「右翼」と「左翼」が分けられているように感じる。

この定義に則れば、たしかに若者は右翼化しているのだろう。

しかし私は、これは「左右」の問題ではないと捉えている。

「若者が右傾化している！」問題の正体は、

「左翼的世代から右翼的世代に時代が動いている」のではなく、、、