【ハピバ】『建国記念の日』の本当の名前、日本の本当の年齢は、、、
本日は2685年2月11日。
2月11日は、「建国記念の日」と言われています。
「建国記念の日」は言い換えれば「日本の誕生日」であり、各々、さまざまな困難は抱えつつも、今年もこの日を迎えることができたのは嬉しい話ですね。
☆日本の年齢☆
ところで、我々人間は誕生日を迎えるごとに、1歳ずつ年齢が上がっていきますよね。
これは国家も同じことで、「誕生日」があるなら「年齢」も存在します。
では、我々が生まれた日本という国家は、今年で何歳になったのだと思いますか?
100年?500年?1000年?
実は、日本は今年で2685歳を迎えたとされています。
2685年前、西暦で言えば紀元前660年の2月11日(当時の旧暦を現在の新暦に変換するとそうなるとされる)に、初代天皇にてあらせられる『神武天皇』がご即位遊ばされました。
そこから日本は『天皇』というご存在を今上陛下まで126代にわたって戴いていることから、この日が「日本の誕生日」とされているのです。
私が冒頭、「2025年2月11日」ではなく「2685年2月11日」としたことにお気づきでしょうか?
これは決して誤字ではなく、この「2685歳」を意味していました。
私たちは日頃、「2025年」や「令和7年」などの表記を使います。
「2025年」は、キリスト教の「イエス・キリスト」が誕生してから2025年目にあたることを表しており、この年の数え方を『西暦』と言います。
「令和7年」は、今上天皇陛下がご即位遊ばされてから7年目にあたることを表しており、「令和」や「平成」を『元号』、この年の数え方を『和暦』と言います。
これらと同じように、「2685年」は神武天皇がご即位遊ばされてから2685年目にあたることを表しており、この年の数え方を『皇紀』や『皇暦』、『神武歴』『即位紀元』などと言います。
一般に多く使われている名称は『皇紀』であると言えるでしょう。
よって今年は、西暦2025年、令和7年、そして『皇紀2685年』であると言えるのです。
☆"建国記念の日"の本当の名前☆
ところで、日本の「建国記念の日」には別の名前があることをご存知でしょうか?
この「日本の誕生日」には、本来、まったく異なる名前がつけられていました。
しかし、第二次世界大戦(日本が戦ったのは支那事変+対米英戦争=大東亜戦争、1945年8月15日に終戦)の後、日本を占領しに来たGHQ(マッカーサーが率いたあれ)が、簡単に言えば日本の文化破壊を実行し、その一環として「日本の誕生日の本来の名前」を消してしまったのです。
その後しばらくはこの「日本の誕生日」の祝日が消えていたのですが、1966年の法改正によってなんとか「建国記念の日」が定められ、1967年から適用されました。
この「日本の誕生日の本来の名前」、気になりませんか?
私たちが生まれた日本の誕生日。
その本当の名前は、
紀元節
と言います。
ちなみに、GHQが廃止した名称は他にもあり、代表的なものは「四方節」「天長節」「明治節」などが挙げられます。
「四方節」は1月1日(宮中祭祀である四方拝が行われる日)。
「天長節」は天皇誕生日(令和は2月23日)。
「明治節」は11月3日(明治天皇の御誕辰)。
そして「四方節」「紀元節」「天長節」「明治節」の4つをまとめて『四大節』と呼びます。
☆不思議な日本☆
私は今の日本を不思議に思います。
紀元節、つまり日本の誕生日をお祝いする国民ってどれくらい居ますか?
天長節、つまり天皇陛下の御誕辰をお祝いする国民ってどれくらい居ますか?
しかし、クリスマス、つまりイエス・キリストの誕生日をお祝いする国民は大勢いますよね。
自分が生まれた国の誕生日は祝わず、建国より2685年にわたって継承された『天皇』を戴きながら、天皇陛下の御誕辰も祝わず、しかし他国の宗教の創始者であるイエス・キリストの誕生日は盛大に祝う。
これが今の日本人です。
素直に「不思議だなぁ」と思いませんか?
少し政治的な話をしましょう。
「愛国心」と言えば「危険だ」と言われる現代日本ですが、その地に生を受けるという『これ以上ない運命の赤い糸』で結ばれた祖国を愛することは、本当に危険なのでしょうか?
家族愛、隣人愛、友愛、恋愛、地域愛、郷土愛は称賛されるのに、愛する対象が国家となった途端に「危険」となる理屈は何でしょうか?
「愛国心を持つと戦争になる」と言う人もいますが、世界では「愛国者」が標準であり、愛国心が戦争を招くのなら、世界のほとんどの国が、今も、常に戦争をしていないとおかしな話です。
先の戦争(大東亜戦争)は、「日本人に愛国心があったから起こった」のではありません。
白人による有色人種の奴隷化、植民地支配(アジアは日本以外のほとんどの国が植民地支配されていた)、
白人から身を護りたい日本の帝国主義化(日本は朝鮮半島を植民地とし、韓国は従軍慰安婦や徴用工の強制連行問題を捏造してでっち上げていますが、日韓併合は白人のような搾取型ではなく、同胞として発展させる併合型でした)、
そして白人諸国と日本の利益の衝突、ソ連工作組織・コミンテルンの暗躍(米国政府にコミンテルンスパイが大量に入り込んでいたと米国の調査で明らかに=元米国機密文書ヴェノナ文書(1995年から徐々に機密解除))、
アメリカによる日本の誘い出し(容共派フランクリン・デラノ・ルーズベルト米国大統領による外交)等々、
日本だけでなくさまざまな国の思惑があって起こったのが大東亜戦争です。
これをまともな検証も反省もせず、「日本人の愛国心のせいだ」「日本軍のせいだ」などと単純化・矮小化して見て見ぬふりをしてきた結果が、近隣3ヶ国と領土問題を抱え、隣国に国民を拉致され、核保有国3ヶ国に脅されている現在の日本なのではないでしょうか?
話を戻しましょう。
「愛国心」を持つことは、何も悪いことではありません。
私は日本が好きです。大好きです。
もちろん不満がないわけではありませんが、それは人を愛するときも同じこと。
2685年という世界最古の歴史(ギネスブックにも記載)を持ち、美しい独自の文化が発展し、豊かな表現を持つ日本語をつくり上げ、勤勉で優しく、そして芯の通った先人達に紡がれてきたこの "日本" という国が大好きなんです。
自分たちが生まれた"日本"という国の誕生日、そして日本が日本たる根拠である『天皇』の御誕辰を、クリスマスのように、いやそれ以上に盛大にお祝いできる日が来ればいいなぁと、この日が来る度に思います。
+++++
スキ(♡ボタン)やフォロー等にて応援いただけますと幸いに存じます。
また、月額購読マガジン『滅私公論』(月1,000円で過去の稿を含む有料稿が読み放題)の御購読を御検討の程、宜しくお願い申し上げます。
未来を考える道しるべ
政治哲学考究シリーズまとめ