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読書

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読書できない

目が悪いせいか、読書ができない。
小さい字が苦手なので、活字を追っていると、つらくなる。
かつて仕事をやめて研究者を志したとき、本も読めないのではそもそも研究者なぞ無理なのではとも思った。
でも、30歳が見えてきていたし、何もチャレンジしないまま老いてしまう人生もいやだった。
無理でも一度ぐらい挑戦したらいいんじゃないか、という気持ちだったと思う。

今でも活字を追うのがつらい。
目の問題なのかも

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『坂口恭平のぼうけん1』

坂口恭平さんの本を固め読みしている。
高1の、坂口恭平さんが卒業し、けちょんけちょんに書いていたその高校にいる息子と一緒に。

坂口恭平さんが、熊高について否定的に書いているのはその通りだ。
みんな偏差値で大学を選ぼうとし、夢は何か、自分が何をやりたいのかなど考えていない。
親の仕事を継ぐことが期待されている医者の子が一定数いて、わがままで、いやな奴らだった。

三連休最後の日の今日は、朝から妻と

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並木坂の古本屋

並木坂の古本屋

結局映画は見なかった。老婆は先にひとりで帰ったので、街を歩く。下通りから上通りへ、上通りのアーケードが終わる先は、今では「並木坂」と呼ばれているようだ。いい古本屋が二軒。一冊づつ買った。440円と330円。

坂口恭平『自分の薬をつくる』

坂口恭平『自分の薬をつくる』

坂口恭平さんを固め読み。
この本、本文は『いのっちの電話』などと重なるところが多くて、正直ちょっと聞き流したけど、最後の「久子ちゃん」との対話がよかった。

「聞き流した」というのは、Kindle読み上げで聞いているから。
活字の本がなかなか読めなくなったから、耳で聞いている。
読書障害か?!

阿部謹也『北の街にて』

阿部謹也『北の街にて』

「第3章 ヨーロッパ中世遠望」をななめ読み。

阿部先生は、その後東京に戻り、『ハーメルンの笛吹き男』で注目され、
一橋大学教授、同学長、共立女子大学学長などを歴任されるが、
大学院を出て最初に得た職は、小樽商科大学講師だった。
その、若き日々の思い出が書かれている。

他の章もそうだけど、人々の人間関係が密だ。
院生だった阿部先生は、懇意の教授の家を大みそかに訪ねて、
10時間以上、お正月になる

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