『坂口恭平のぼうけん1』

坂口恭平さんの本を固め読みしている。
高1の、坂口恭平さんが卒業し、けちょんけちょんに書いていたその高校にいる息子と一緒に。

坂口恭平さんが、熊高について否定的に書いているのはその通りだ。
みんな偏差値で大学を選ぼうとし、夢は何か、自分が何をやりたいのかなど考えていない。
親の仕事を継ぐことが期待されている医者の子が一定数いて、わがままで、いやな奴らだった。

三連休最後の日の今日は、朝から妻と町に行ってDenkikanで映画を見た。
そのあと、桜町の業務スーパーで、中華料理用の豚肉を買って帰ってきた。
(皮付き豚バラ肉などは、ほかでは探しにくい)

家に帰って少し休んで、庭の草むしりを始めた。
老婆もしばらくして加わった。

熊本にUターンしてきてお金がなかったので、建て売りの家を買った。
庭に木はない。
最近売っている家には、庭がない、あってもコンクリートが敷かれているところが多い。

なので、砂っぽいし、少し掘ると石やその他じゃまものが出てくるけど、
一応土の庭がある我が家はいい方かもしれない。

とにかくその庭の草むしりをし、何かを植える準備をした。

別の区画には、トマトが何カ所か植えられている。
食べたトマトの種を捨てていたとことだ。

そしてその隅には、コストコで買ってきた、薄いプラスチックのプランターに植えられたレモンの木があった。

今日は、草むしりの後、庭を掘って穴を作った。
ホームセンターに行って土を買ってきた。
穴にレモンの木を移し替え、栄養のある土を入れた。

今のところ痩せた貧しい庭だけど、やがて気持ちのよい庭になるといいな、と思っている。

タイトルの本は、庭仕事のときに、イヤホンで聴いていたもの。
著者の若い頃のウェッブ日記をまとめたもののようだ。
初めて出版した作品『ゼロ円ハウス』を欧州に売り込みに行く話やら、考えてみると、すごい話が続く。

自分の若い頃はもっとずっといろいろなものに縛られていたと思う。
言葉を換えれば、自分で自分自身をいろいろなもので縛り付けていたと思う。

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