くまきち(熊吉)/妄ツイ
作品まとめです。
土曜日の何気ない夜。 恋人のひかるが昼間からうちに来ていて今は夕飯を食べ終わりお互いまったりしてる時間。 ソファに2人で座っているが間が少しだけ空いている。ひかるは真剣にゲームに向き合っていて俺はスマホでショート動画を漁り中。 ショート動画を見るのにも飽きてきてひかるの方を見るとまだ真剣にゲームをしている。 〇:ひかるー? ひ:ん?なにー? こっちも向かずにゲームに意識を向けたまま返事をするひかるに少しだけムッとする。 〇:ゲームまだ終わらんのー? ひ:ちょっと
7月になったある日。 その日〇〇くんを見かけなかった。 ひ:(今日は休みなのかな…) 下駄箱にも靴ない。教室に入ってみても〇〇くんの席には誰もいない。 ひ:(やっぱり〇〇くんいない…) 少し落胆しながら自分の席に着く。 その日の朝のHRで〇〇くんがいない理由が分かった。 先生:えぇーと、〇〇なんだけど親の都合で急遽、転校することになった。急だったからみんなに直接転校することを言えなくて〇〇も悲しんでると思うからLINEとかで連絡してやれーじゃあこれでHR終わりー
雨の日は憂鬱になる。けど、そんな日こそ外に出て雨の日を楽しもうってのを自分なりに決めていた。 梅雨に入り、今日も雨。予報では明日も雨。雨が少し小雨になったのを見計らって俺は家を出た。 傘を指してイヤホンで音楽を聴きながら家の近くの公園を歩く。雨の時期になると紫陽花がここら辺はたくさん咲くのでそれを見るのが最近のお気に入りの時間だ。 ドンッ 紫陽花を見るのに夢中で目の前を歩いていた人に気づかずぶつかってしまった。 〇:すみませんっ! ?:こちらこそっ!すみませんっ
?:う〜ん…どこだ〜??? 僕が公園で一人遊んでいると見かけない女の子が一人公園の周りを見回していた。よく見てみると、ベンチの下を見たり、自販機の下を見たり、遊具の下を見たり…なんか下ばっかり見てるな…。僕は気になってその子に話しかけた。 〇:ねぇなにしてるの?? ?:えっ…と…ここに付いてたキーホルダー無くしちゃって… その子は涙目で僕にバックを見せてくれた。確かに何かが付いていた後があった。 ?:走っていたら落としちゃったみたいで… その子はわかりやすいくらい
________________________ 私を彼女にしてくれてありがとう。 私を選んでくれてありがとう。 恋人になってしばらく経ったね。 付き合った頃みたいなドキドキがなくなっても君は側にいてくれるかなってずっと思ってた。 私はずっと側にいたいと思ってるよ。 時々じゃなく毎日『可愛い』って言ってくれてありがとう。嬉しいよ。これからも言ってくれるかな…。 そしたらもっと嬉しいなぁ…。 嘘はつかないでね。これからも。君は顔に出やすくてすぐわかっちゃうから…(笑
皆さんは彼女や嫁に嘘を吐いたことはありますか? 僕は今までありませんでした。しかし、この前嘘を吐かなくてはいけなくなりました。本当に心苦しいですが仕方ないです。(だって怒られるもん。。。絶対。。。) まだバレていません。さて、嫁が待ってる家に帰りましょうか。 〜〜〜 〇:ただいま〜 ヒョコッ ひ:〇〇〜おかえり〜 かわいいかわいいうちの嫁がリビングの扉から顔を出しています。マジでかわいい。 ひ:今ご飯作ってて離れないからごめんね〜 〇:大丈夫だよ〜 よし、
今日も日雇いのバイトを終え、友人の家に帰ってきた。 友:おぉ〜おかえり〜 〇:ただいま〜 友:お腹減ってるだろ?夕飯用意してあるよ 〇:色々とありがとう… 友:いいって!あんなことがあったんじゃな 〇:ほんとごめん… 友:だからいいって!ほら飯冷めちゃうぞ 俺は今、身分を偽っているため定職に就けずに日雇いの仕事をしている。なぜ令和にもなって俺は身分を偽らなくてはいけないのか…。 ________________________ 当時大学一年生だった俺には同
日曜日の夕方5時。テレビで流れる夕方のニュースをソファに横になりながら見つめる。 ひ:まだゴロゴロしてたの?(笑) ひかるが二つのマグカップを持って来る。 〇:やることないしなぁ ひかるはマグカップを机に置くとソファにもたれかかる。 テレビのニュースでは最近結婚した芸能人について放送していた。 〇:なんかずっとこのニュースしかやってないね ひ:そりゃ〜二人とも超有名人だもん 〇:へぇ〜 ひかるの言葉でアナウンサーの人の『超ビックカップルがゴールイン』という言
放課後、俺の家にはよく『ひかる』という幼馴染がよく家にくる。今日だって。 ひ:お邪魔しまーす! 〇:今日も来たのかよ… ひ:来ちゃダメなの?? 〇:俺の家だからな ひ:いいじゃーん!〇〇のお母さんだっていつでも来ていいよって言ってたもん! 〇:はぁ!?ったく…余計なこと言うなよ母さん… ひ:おっ!これ新刊じゃん! ひかるは漫画を手に取るとベットに横になり読み始めた。 〇:あぁ!!それ俺まだ読んでないのに! ひ:いいじゃーん〜〇〇はいつでも読めるでしょ?
大学の課題をするために何処かいい場所はないか探していた時にある喫茶店が目に入った。人もそこまでいなく集中できる気がして足を運んだ。 カランカラン 店員:いらっしゃいませーお好きな席どうぞー 窓際のちょっと広めの席に座った。早速飲み物を注文し、パソコンを開いて課題に取り組む。課題をやる時は毎回イヤホンを付けて音楽を聴きながら行う。周りの音をシャットアウトして集中できるから。 数分後…。人の気配がしてイヤホンを片方外し上を見上げる。 ?:お待たせしました 店員さんと目
○:夏鈴〜!おまたせ! 夏:うん ○:じゃあ行こっかっ! 私たちの関係の中で彼の方が愛が重い。私ももちろん彼の事は好き。でも、彼の方が愛が強い気がする。 ○:♪♪〜 私とのデートが楽しみだったのかルンルンな彼。 夏:今日…私が行きたい所ばっかりだけど…○○はどこか行きたい所ないの…? ○:僕は夏鈴と一緒ならどこでもいいよ! 彼は笑顔で答えた。 私と一緒なら…か…。恥じらいもなく言える彼が少しだけ羨ましいなと思った。 ~~~ ○:今日は楽しかったよ!夏鈴は
先生:今から身体測定するぞ〜 生徒たち:はーい! ~~~ ひ:ねぇ!〇〇!しんちょうのびた? 〇:のびてない… ひ:ひかるはね〜3センチのびたんだよ〜! 〇:え!!すごいね!ひかるちゃん! ひ:えへへ〜! ~~~ ひ:ねぇ!〇〇! 〇:どうしたのひかるちゃん! ひ:〇〇はすきなひといるの…? 〇:いるけど… ひ:えっ!!…だれ…? 〇:おしえないっ!…/// ひ:なんでよっ! 〇:はずかしいもん…/// ひ:いいじゃーん! 〇:じゃ、じゃあ
〇:ひかる… いつもならたくさん甘えてくる妻が今は布団に潜り込みあからさまに拗ねている。 そうなったのには僕に原因があるんだけどね…。 数時間前…。 〇:た、ただいま… ひ:おかえり〜 ひかるは今日も笑顔で僕の帰りを迎えてくれたのに何故か冷や汗が止まらない。 ひ:今日の晩御飯は〇〇の好きな〜… ひかるの話が入ってこない。 ひ:〇〇聞いてる? 〇:うん… ひ:ふ〜ん… 〇:と、とりあえず…風呂行ってくるっ…! ひ:待って! 〇:は、はいっ!…なんでし
午前4時半。まだ外は真っ暗な中○○は気持ち悪さで目が覚める。 ○:うぅ…気持ち悪い…… 隣で寝る妻を起こさないようにそっとベットから抜け出す。 ○:うっ…やばい… ベットから出た途端、吐き気が押し寄せトイレへと駆け込む。 ○:はぁ…はぁ…吐いちゃった…やばっ…またっ… ?:○○…?…○○っ! 妻のひかるが駆け寄り、○○の背中を摩る。 ○:ひかる…起こしちゃったね…ごめん… ひ:謝らなくていいよ…それより大丈夫? ○:ちょっと…気分悪くて…… ひかるはずっ
○:好きです!付き合ってください! 俺は今、何度目かの告白をした。 女の子:嬉しいけど…ごめんなさい…! そして、案の定振られた。 俺は、落ち込みながら教室へ戻る。 告白しては振られる。毎回そう。だから、高校生になっても彼女ができない。 ○:はぁ… ?:○○ー!どうだった?? ○:ダメだった… ?:またダメだったか…じゃあひかるちゃんが慰めてあげる! ○:いいよ…年がら年中告白されるやつに慰められたくもない ひ:うわ…言い方ひどっ! 俺の横でわーわー騒い
○:ん…。 目を覚ますといつもと変わらない天井が見える。 ○:今何時…? ベットから起き上がろうとするが手足が動かせない。 ガチャガチャッ ○:なんだこれ… 俺の手足はベットに拘束されていた。 ガチャガチャッ 乱暴に引っ張っても取れそうにない。 ?:おはよ○○ 声がして顔を少し起き上がらせるとそこには彼女のひかるが立っていた。 ○:ひかるっ!なんだよこれ! ひ:暴れると怪我するよ ひかるはゆっくり近づいてベッドの端に腰掛ける。 ○:な、なぁ