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君の鎖骨に触りたいんだ

土曜日の何気ない夜。
恋人のひかるが昼間からうちに来ていて今は夕飯を食べ終わりお互いまったりしてる時間。

ソファに2人で座っているが間が少しだけ空いている。ひかるは真剣にゲームに向き合っていて俺はスマホでショート動画を漁り中。


ショート動画を見るのにも飽きてきてひかるの方を見るとまだ真剣にゲームをしている。


〇:ひかるー?

ひ:ん?なにー?

こっちも向かずにゲームに意識を向けたまま返事をするひかるに少しだけムッとする。

〇:ゲームまだ終わらんのー?

ひ:ちょっとね…今いい所だから

ひかるのこっちに一切の興味のない返事に更にムスッとなる。

いいですよーだ。どうせゲームの方がひかるは好きなんだから。1人で不貞腐れ再度スマホを眺める。


あれから1時間くらい過ぎた頃。ひかるは未だにゲームに夢中。


〇:少しくらいはこっち気にかけてくれてもいいのに…

ひかるに聞こえるか聞こえないかぐらいの声量でボソッと本音を呟く。ひかるには聞こえてないみたいだけど。

〇:じゃあこっちからかまってやるもんね

大好きな恋人が目の前にいてここまで無視されて僕はもう我慢ならなかった。


ひかるに触れたい。ただそれだけ。


まず手始めにひかるの真横に移動する。お互いの肩が触れ合うがひかるは無反応。横からひかるのゲーム画面を覗く。なにやらバトル中らしい。

画面から目を離しひかるの顔を見る。ひかるの横顔はとても綺麗で美しい。ずっと見てられる。いつもならじーっと顔を見られるとすぐ『なに…?恥ずかしいんですけども…///』ってサッと顔を逸らすくせに今はゲームに夢中で逸らすことなくまるでこっちが居ないものみたい。


いつもより長めに見てられるのは凄く嬉しいけどすごく屈辱的。


それからずーっとひかるの横顔を見ながらゲームを見守ってると若干耳が赤くなっている事に気づいた。

もしかして、見られてる事に恥ずかしがってる?


恥ずかしがってるだろうはずなのにゲーム画面から目線をこっちに向けないひかる。ならもっと大胆な行動とろうじゃない。

そう思い立った俺はひかるのゲームの邪魔にならないよう注意しながら体を倒しひかるの太腿に頭を乗せる。

ひ:っ……///

頭を乗せた瞬間ひかるは少しビクッと反応したがゲームを止めることはなかった。

久々にひかるに膝枕してもらって気分は少し良くなった。

だが、未だにゲーム優勢。この状況下は彼氏である俺にはとっても不服だった。


〇:ひかるーまだー

ひ:まだ

〇:暇だよーかまってー

ひ:うるさいなぁ…

あ、これ以上うるさくしたら膝から落とされるかも。ひかるの怒りスイッチがちらついて怖じけずいて黙る。


そういうばこの角度からひかるを見た事がなかったな。

下から眺めてもひかるは美しい。それにこの角度は普通は見ることができない。彼氏である俺の特権。その優越感に浸りながらひかるをまじまじと見ていると着ているTシャツの襟元から鎖骨がチラ見えしていた。

よく見るとひかるって鎖骨にホクロあるよなぁ。なんかエロい…。

ひかるの顔から鎖骨のホクロに視線が映ると次はまじまじとホクロを見る。

なんだろ…この気持ち。……ホクロに触りたい。キスしたい。なんなら食べちゃいたい。

しかし、ゲーム中のひかるの鎖骨に触りでもしたら逆鱗が飛んでくるかもしれない。でも、触りたい。2つの気持ち同士が格闘しているとひかると不意に目が合う。

ひかるは目が合った1秒後にサッと顔を横に向ける。

目が合って恥ずかしがってんだなぁと普通なら思って微笑ましってなるところ俺は横を向いた時に見えた鎖骨近くの筋肉に目が釘付けだった。


その筋肉の名前を俺は知っている。胸鎖乳突筋という。ひかるの胸鎖乳突筋にも触りたい。


もう俺には我慢の限界だった。欲望に抗えない愚かな人だと思ってくれていい。それでも触りたいんだ、ひかるのホクロと胸鎖乳突筋に。


ひかるの鎖骨のホクロめがけて手を伸ばしそっと優しく撫でる。触った瞬間ビクッとひかるの体が反応する。

ひ:っ…!…〇〇っ…な、なに?…///

ひかるの事は気にせずホクロとその周辺の鎖骨をゆっくり撫でる。

ひ:ちょっ…くすぐったい……///…ゲームに集中…出来んやろ…///

ひかるは左手にゲーム機を持ったまま右手で弱々しく俺の腕を掴んだ。

〇:俺の事は気にしないでゲーム続けてていいよ

ひ:で、でもっ……///

そりゃ鎖骨を触られ続けゲームなんかできんよなぁと思いながらも触るのをやめない。

ひ:なんか…手つき変だよ…?…〇〇っ…///

〇:ゲームいいの?

ひ:わかってて…///…んっ……やってるん…やろ…?…///

〇:さぁ…(笑)

ひ:いじわるっ……///

そんな事を言いながらもゲームをしようと思ってるのかゲーム機を手から離さないひかる。それはいいんだけどさ、なんか触ってるだけじゃ満足出来なくなってきた。

体を少し起き上がらせホクロに軽くキスをする。

ひ:んんっ……///

ひかるが反応したのを確認したら再度また数回キスをする。

ひ:いやぁ……っ…///

ひかるは耳まで真っ赤にして顔を横に背ける。すると目の前にはあのひかるの胸鎖乳突筋が浮き上がる。俺はこれを狙っていた。

浮き上がったひかるの胸鎖乳突筋に満を持してしてキスし甘噛みする。

ひ:んっ!…///

そこから数分ひかるの鎖骨とホクロと胸鎖乳突筋を堪能する。

体勢がきつくなってきた俺はひかるに拒否られる覚悟で優しく押し倒す。その間も鎖骨にキスし続ける。

ひ:あっ……///…だめっ…///

と言いながらもひかるは拒否することなく俺を受け入れるように大人しく押し倒されていた。それに気づいた時にはひかるはゲーム機を置いて俺の首に腕を回していた。

〇:あれ?ゲームはもういいの?

唇を離しひかると至近距離で見つめ合う。

鎖骨から頬にかけて優しく撫でると高揚とした表情とくすぐったい素振りをしてくる。

ひ:んぁっ……〇〇が…悪いんよ…///

真っ赤な顔と少しうるうるした目で俺に訴えかけてくるひかる。

〇:えぇー俺のせいにされてもなぁ(笑)

ひ:〇〇が鎖骨ばっかりいじめるから…///

〇:それは触りたくなる鎖骨してるひかるが悪い(笑)

ひ:なんでよっ!…///

〇:だってひかるの鎖骨エロいんだもん、それにホクロがあるのが余計にエロくしてる、そのうえ胸鎖乳突筋までエロいんだから触りたくなるしキスだってしたくなるの

ひ:うぅ…〇〇の変態っ……///

今にも泣き出しそうなひかる。

〇:変態でいいです(笑)

ひ:開き直るなよぉ…///

〇:で、ゲームまだやるの?

ひ:もうやんない…

〇:じゃあなにすんの?

ひ:〇〇に……責任取ってもらう…///

〇:ふーん(笑)わかったよ

ひかるを抱き上げベッドに移動し押し倒す。ひかるは紅潮した顔とうるうるした目で俺を見つめてくる。まるで早く来てほしいと言わんばりに。

〇:さっき俺がゲームにおわずけ貰ってた分…いや…それ以上にひかるの事独占するからな

ひ:うんっ…いいよぉ……///

そこからゲームのプレイ時間より倍の時間ひかるを独占しました。

end.

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