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最良の現代文の参考書・問題集
『出口のシステム現代文 解法公式集(改訂新版)』から読み始める。出口先生の現代文読解法は、僕が、センター9割、早稲田(法学部・政経学部)・現代文9割得点を達成した原動力となった、現代文の読解方法なので、自信を持っていいはずだ。この本は、文庫本のように気楽に読めるので、有り難い。出口先生の本はゲーム感覚で楽しいし、文章も音読して脳も活性化できるので、ゆっくりやっていくことにしよう。出口先生の参考書は、問題のセレクトが大変良いことも長所として挙げられる。言いたいことは大したことはないのに、内容ばかりが難しくて、問題が解きづらい大学入試問題が見受けられるが、出口先生の本は、出口先生の現代文読解法を適用すれば、きれいに解ける問題ばかりを収載してくれている。それでいて、問題文のテーマも、漏れなく扱ってくれている。出口先生は、私も、現役時代・浪人時代とも、旺文社のラジオ講座(文化放送)で、聞かさせてもらったし、堀木博禮先生も、旺文社のラジオ講座(文化放送)で、聴くことができた。生講義とまったく変わらない迫力で、ラジオ講座で聴けた。浪人時代の代ゼミでも、単科講座や講習会で、出口汪・田村秀行・堀木博禮と代ゼミの3大現代文講師の授業を拝聴させてもらった。出口汪・田村秀行先生はは、文学部出身ながら、解法テクニックを重視する先生で、堀木博禮先生は、説得しながら、奇をてらわず、問題を解かせる方法論の先生で、すごく良かったと記憶している。私が卒業した大学は、文学部がなく、文学部の素養がある講師は、出口汪先生(関西学院大学文学部出身)と田村秀行先生(京都大学文学部出身)が、すべてであったと言っても良いと思う。出口先生の参考書・問題集で、解法テクニックを習得し、各大学の過去問題が収載された赤本で、実戦演習すれば、磐石だと思う。
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