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「一万円選書」当選物語:序章前編

「一万円選書」当選物語、始めます。

数年前、いわた書店さんの「一万円選書」に応募し、初めてにも関わらずビギナーズラックもあってか当選。その後、いわた書店さんとやりとりを重ね、計10冊の本を選んでいただきました。せっかくなのでこの体験についてシリーズ物として書いていこうと思います。

「そもそもいわた書店って?」

「一万円選書って?どんなサービス?どうやって生まれたの?」

こういった問いには、下記にとっても詳しく載っていますので、こちらではさっくりとした説明だけにとどめておきますね◎

いわた書店とは?

北海道砂川市にある1958年創業の書店。現在の店主は二代目の岩田徹(いわたとおる)さんです。

一万円選書とは?

一言で言うと

「本屋さんが自分のためだけに一万円分の本を選んでくれるサービス」。

これってなかなかうれしくありませんか?本屋さんで「Aという本ありませんか?」「Bに関する本ってありますか?」と書店員さんに具体的なタイトルや分野をピンポイントで聞くことはあっても、いや、昨今は検索機で済ませてしまうことも多い今。

もちろん本屋さんにも、レストランや八百屋さんのような「オススメ」や「旬のもの」はあります。けれど、自分のためだけに、一万円分の本を選んでもらうことはなかなかないのではないでしょうか。

ちなみに「自分のため」の本を選んでもらうために、当選者はいわた書店さんが用意する「カルテ」に記入する必要があります。カルテの質問内容は、次回noteで詳しく紹介しますが、「人生で印象に残っている本ベスト20」や「何歳のときの自分が好きか」、「これだけはしないと決めていること」など、骨太で回答を考えること自体が興味深いものばかりでした。

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次回以降のnoteでは、私が『一万円選書』に応募・当選し、選書していただくまでのストーリーや選書していただいた本一冊一冊についてご紹介します。お楽しみに。



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小波 季世|Kise Konami
ありがとうございます。いつかの帰り道に花束かポストカードでも買って帰りたいと思います。