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樹海ミステリー 生を紡ぐ森と生を終える者 第十六話
【年々増える樹海探索家】警察による自殺遺体の一斉捜索がなくなったこともあり、樹海内で見つかる遺体の数は減った。
特に2024年は警察が自殺防止に力を入れていたこともあり、例年に比べても自殺遺体の発見は少なかったのではないだろうか?
とても喜ばしいことである。
SNSの影響もあり、近年はYouTuberやインフルエンサーが樹海を探索することが増えてきた。
富士の樹海は自然公園法の特別保護地区
神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.15
武蔵国の辺境に息づく
流行神と反逆者たちの記憶荒川区・南千住【前編】
武蔵国の北東辺境にして要衝の地「マージナル」な場が気になる――。
マージナルとは、「縁」や「境界」を意味する言葉です。なお、江戸人の境界観では、北は隅田川、南は目黒川で内と外が区切られていました。地名でいえば北は千住、南は品川にあたります(時代ごとに諸説あり)。
そんな辺境・周縁の場であればこそ、生まれた歴史あり、語られた
神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.14
三宝寺池に“ヌシ”が実在した!?
豊島氏ゆかりの社寺をめぐる練馬区・三宝寺池編【後編】
池面にダイブする“蛇体”あらわる さて、 練馬区・三宝寺池編【前編】から更新が遅くなって相すみません。その【後編】です。
前編では、石神井公園の西エリア・三宝寺池に浮かぶ厳島神社とその奥宮を詣でました。奥宮の通称は「穴弁天」。そこに、三宝寺池の“地霊”が密かに祀られていたのです。
その奥は現在見ることがか
樹海ミステリー 生を紡ぐ森と生を終える者 第十二話
【樹海の奥深くに存在するという「樹海村」。なぜ、霊能者は樹海を嫌うのか】【自殺志願者の村】富士の樹海の奥深くには、自殺を思いとどまった者や死にきれなかった者たちの「自殺志願者の村」が存在する。
富士の樹海の都市伝説の一つだ。
もちろん、そのような村は存在しない。
しかし、2ちゃんねるを中心に一時期話題となった村がある。
映画「樹海村」のモデルになったといわれている、富士河口湖町にある「精進
神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.13
石神井の地霊(池霊)スポットに伝わる
伝説の姫神と蛇体の女神練馬区・三宝寺池編【前編】
西武池袋線・石神井公園駅で下車。駅南から商店街を通ってさらに南下すると、石神井池(通称ボート池)に出ます。そして池畔の道を西に進むと、道路を挟んで「石神井公園」の西側に展開する三宝寺池エリアがあらわれます。
昭和の戦前に人工的に造られた石神井池に対して、三宝寺池は、武蔵野台地の地下水が湧き出してできた池。
神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.12
雑司ヶ谷鬼子母神堂の秘密と
謎めく禁足地の迷宮【護国寺~雑司ヶ谷編・後編】
「雑司ヶ谷マンダラ」(仮称)の“神セブン”へ さて、前編に引き続き、清土鬼子母神堂から弦巻通りに戻り西へ、つまり、旧弦巻川をさかのぼる形で、雑司ヶ谷の鬼子母神堂へと向かいます。
この通りは昭和の初期に暗渠化(現在は地下に下水道が流れている)された道なのですが、かつての谷川を思わせるゆるやかな曲線をなし、昭和の時代、た
神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.11
御開帳の観音像を刮目し
鬼子母神出現の謎に迫る【護国寺~雑司ヶ谷編・前編】
期待感を募らせる護国寺の参道「御開帳」。
信徒はもとより、仏像好きをザワザワとさせる魅惑の3文字です。
ふだんはお堂の厨子に納められている仏像が、その御扉を開いてお姿を顕すわけですね。
場所は文京区の護国寺。徳川5代将軍綱吉の生母・桂昌院の発願によって創建された、お江戸を代表する巨刹のひとつですが、近年、毎月18日
樹海ミステリー 生を紡ぐ森と生を終える者 第八話
【樹海と宗教と消えた頭蓋骨】日本三大パワースポットと呼ばれる富士山、その麓にある富士の樹海。樹海から消えた頭蓋骨を持ち去ったのは宗教団体か? それとも人体収集家や人骨マニアだろうか?
【富士山周辺の宗教施設と陰謀論】
富士山は日本の象徴であり、世界的にも有名なパワースポットでもある。
絵画や写真など、身のまわりで富士山を目にする機会はとても多い。
絵や写真からでもそのエネルギーは強いパワー