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14感染症から学ぶこと
大変ご無沙汰しております。
今回は「感染症から学ぶこと」をテーマに投稿します。コロナの第7波が全国的に急拡大しているので、身近な内容なのではないかな?と思います。この投稿を読んで、何かしらのきっかけになったらいいなと思います。
長い歴史をみると、どの時代にも、その時代を象徴とする病気があり、その多くは伝染病でした。ヨーロッパ史でみると、まず中世には、病人の隔離を初めて実行した、ハンセン病(ラ
13選挙へ行こう!-古代〜近代の政治体制について-
今回は、選挙が近いので、古代〜近代における政治体制について投稿します。今の政治体制が出来上がるまでに、どんなことがあったのか知っていただくことで、選挙に行くきっかけになればいいなと思います。
どの時代にも、自分や自分の家柄、血統に優位になるような政治体制を行う指導者がいました。一方で、世の中をよくするために法律や制度をつくり、家臣や一般市民から信頼される指導者もいました。そして、誰からも信頼
7エリクソンの発達段階論『思春期期・青年期』
今回は、エリクソンの発達段階論『思春期期・青年期』について投稿します。
「最近の若者は〜〜」などと口にしてはいませんか?これは、「現代の大人は〜〜」と言われていることと同じ意味です。
自分らしさという意味で使われるアイデンティティ。これはエリクソンが作った言葉です。物事を識別する、あるものの特性、本質を明らかにするという「identify」からきています。「identification ca
6エリクソンの発達段階論『学童期』
今回は、エリクソンの発達段階論『学童期』について投稿します。
エリクソンの発達段階論における学童期は、5歳〜12歳頃。小学生時代という認識で大丈夫です。
学童期は小学校に通い始めるため、勉強の楽しさを知る時期です。やればできるという体験を重ね、「勤勉」に努力することを覚えます。宿題をこなして提出することで、自信がつき、自分には能力があると理解します。
しかし、物事に失敗したり、苦手なこ
5 エリクソンの発達段階論『幼児後期』
今回は、エリクソンの発達段階論『幼児後期』について投稿します。
前回も書きましたが、幼児期とは児童福祉法では、満1歳〜就学前までをいいます。エリクソンの発達段階論における幼児前期は、18ヶ月頃〜3歳頃、今回投稿する『幼児後期』は3歳頃〜5歳頃をいいます。幼児期の後半ともいえますし、『児童期』ともいいます。幼児後期は、幼稚園時代なんだなという解釈で大丈夫です。
『幼児後期』もしくは、『児童
4エリクソンの発達段階論『幼児前期』
今回は、エリクソンの発達段階論『幼児前期』について投稿します。
幼児期とは児童福祉法では、満1歳〜就学前までをいいます。エリクソンの発達段階における幼児前期は、18ヶ月頃〜3歳頃をいいます。この幼児前期における発達課題は、「自律性」です。
現代社会では、自分の衝動をコントロールできず、キレる人が多くなってきました。これがエスカレートすると様々な犯罪に繋がりかねません。では、自分で自分を律す
3エリクソンの発達段階論『乳児期』
今回は、エリクソンの発達段階論『乳児期』について投稿します。
エリク・ホーンブルガー・エリクソン( Erik Homburger Erikson )は、アメリカの発達心理学者です。出身はドイツで、父親がおらず、母親はユダヤ系デンマーク人だったため、北欧系の風貌をしていました。そのため、ユダヤ系の社会やユダヤ教の教会で逆差別を受ける一方、ドイツ人からは"ユダヤ人である”と差別を受け、二重の差別