広路なゆる

WEBを中心に活動するラノベ作家兼マンガ原作。 創作大賞2024漫画原作部門入選。 最近はWMにも挑戦中。相棒作画さん募集中。 https://note.com/kojinayuru/n/nda4d1b577cf1(←プロフィール)

広路なゆる

WEBを中心に活動するラノベ作家兼マンガ原作。 創作大賞2024漫画原作部門入選。 最近はWMにも挑戦中。相棒作画さん募集中。 https://note.com/kojinayuru/n/nda4d1b577cf1(←プロフィール)

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プロフィール&お仕事・漫画作画募集

閲覧ありがとうございます。広路なゆると申します。 WEBを中心に活動する漫画原作もやりたい作家です。 最近はWorldMakerにも挑戦中です。 ◆商業経歴 ①ダンジョンおじさん 1~3巻発売中+4巻準備中  ┝一二三書房(サーガフォレスト)  ┗コミカライズ連載中   ┗秋田書店(チャンピオンクロス→リンク) 【キーワード】 現代ファンタジー、おじさん、テイマー、無自覚最強 ②闇堕ち勇者の背信配信 1巻発売中(2024/3/18発売)+2巻準備中(9月発売)  ┝小

    • 創作大賞2024漫画原作部門入選&授賞式報告 ~ちょっとだけダークサイド?~

      ※おかしなテンションで書いたので、前提知識が必要なことを一切補足せずに記載しています。ご了承ください。 『祓魔師とシガナイくん』が創作大賞2024の漫画原作部門で入選しました。 気付けば授賞式から一週間。 (記事自体は書いていたのですが、公開するの日和ってました。) でもまぁ、一人くらいこんな奴がいてもいいだろう。 正直に言います。悔しかったです。 入選のメールをいただいたとき、私の頭を過ったのは終戦の二文字でした。 悔しくてその日は寝付きが無茶苦茶悪かったです。

      • 漫画脚本『ママンガ』

        西暦2121年――。 東京。 廃れた町※の一角にて。 ※大正~昭和初期くらいまで文明レベルが落ちている。 リク「はぁ……はぁ……」 主人公リクが息を上げながら、何かから逃げている。 リクは7歳の男の子。 手にはキャンバスを抱えている。 追ってきているのは、鋼鉄の機械兵だ。 リク「くっ……」 リクは機械兵から逃げながら唇を噛みしめる。 リク(……あの子達、ちゃんと逃げられたかな……) リクは自分より小さい子供たちに、自分が描いた絵を見せてあげていたのだ。 そんな時に

        • 相棒はV ~受肉したVアバターで殴り合う~

          ●あらすじ 時はメタバース元年。 お好みのアバターとなり、メタバース上での活動が大流行。 アイドルアバター(通称、ドルバタ)などという概念も登場していた。 そんなメタバースにおいて、金銭を対価にどんな案件でも引き受ける〝傭兵〟のようなことをしていた高校生(木村 空)がいた。 空の夢は、高校卒業と共にFIREすること。夢のない夢などと言われても本人は本気だった。 そんなある日、突如、現実世界で自分のアバターと共に戦うサバイバルゲームが開催される(人は死なないタイプ)。

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        マガジン

        • ゴブリンでもわかるゲームプログラミング
          40本
        • 大人の楽しい魔物狩り……狩られ
          35本

        記事

          相棒はV ~受肉したVアバターで殴り合う~②

          シキの大剣を剣で受けた骸骨がノックバックする。 戸苅「な、なんでブラックダイヤモンドが……!?」 戸苅は激しい焦りの表情を浮かべる。 メタバースで活躍したVに付与される紋章。 下から ・シルバー ・ゴールド ・プラチナ ・カラーダイヤモンド ・ダイヤモンド 戸苅(いくつかあるカラーダイヤモンドの中でも7人しかいないとされるブラックダイヤモンドの一人が空気くんだと?) 空はシキの姿で不敵な笑みを浮かべ、仁王立ちする。 ※仮面は鼻から上のタイプで、口元は視える ……

          相棒はV ~受肉したVアバターで殴り合う~②

          相棒はV ~受肉したVアバターで殴り合う~③

          神官が壁際でシロクマ男に追い詰められている。 シロクマ男が鋭い爪を振り下ろす。 神官「きゃっ……!」 神官は前方にダイブしてぎりぎり回避し、這いつくばるように逃げようとする。 シロクマ男はそれを目で追う。 そして、再び、猛スピードで距離を詰め、爪で攻撃を加えようとする。 神官「見えざる神の加護!」 透明な障壁が発生し、シロクマ男の進行を阻害する。 その間に再び、神官は必死にシロクマ男との距離を取る。 神官「ありがとうございます……!」 神官は自分自身にお礼を言

          相棒はV ~受肉したVアバターで殴り合う~③

          相棒はV(WorldMaker)

          マンガ全くの素人がマンガネーム作成用のアプリ「WorldMaker」でネームを作ってみました! 最初はコマ割りを考えるのが大変で、かなり時間が掛かりまして、絶望してしまいました。。。 慣れてくると少しずつ作業時間は短縮できましたが、それでも1P辺り30~60分くらいは掛かるかな。。。 (マンガ家さんの大変さが少しは分かったと思います。) それでも何とか完成させました。 素人でもここまで出来るんだと思うか。 はたまた、素人だとやはりこの程度かと思うか。 是非、確かめていただ

          相棒はV(WorldMaker)

          PTAぇええ!?

          ●あらすじ PTAという組織をご存じでしょうか? そうです、小学校や中学校の時にあったあの謎の組織です。 正式名称はParent-Teacher Association……親と教師の会とされています。 本作では子供達に秘密にしているPTAの真の意味と知られざる活動について、こっそりと紹介していきます。 ●補足 ネタバレ設定や作品コンセプトの補足は下記のリンクに記載します。 (まっさらな気持ちで読みたい方もいるかもしれないので……) 補足の先読みは非推奨です。 ●本文

          PTAぇええ!?

          PTAぇええ!?②

          1話リンク ???「王子さん、この案件の契約、今週中に決裁まわしといて」 かちっとしたスーツを着たツーブロックの男性だ。 その男性が黒父に書類を渡しながら指示を出す。 黒父よりも若い上司のようだ。 場所は一般的な会社のオフィスのフロア。 周囲も忙しそうに働いている。 黒父「え? 今週中ですか? あと二営業日ですが、これ、二段階の承認がいるみたいなんですが……」 黒父は少々、困った様子で聞き返す。 上司「そこをなんとか頼みますよ。こちらも色んな案件があって、大変なん

          PTAぇええ!?②

          PTAぇええ!?③

          1話リンク ここは区立空澄小学校。 1階、PTA室。 子供の教室の半分ほどの大きさの一室だ。 壁には、周年行事の写真や歴代のPTA会長の写真が立てかけてある。 そんな中に一つ異彩を放つ掛軸がある。 それは〝心技体〟と書かれた書画の掛軸である。 ┏━━━┓ ┃ 心 ┃ ┃ 技 ┃ ┃ 体 ┃ ┗━━━┛ ナレーション (〝心技体〟……それこそがPTAメンバーの強さの根源である) (〝体〟……すなわち身体能力。戦う上で最低限必要なものだ) (身体能力は子供の頃から

          PTAぇええ!?③

          世界が滅亡しちゃってるのになぜか明るく配信する少女

          ●あらすじ 神守シユは配信者だ。 しかし、『とある事情』があって常に視聴者はゼロ。 そんな状況でもシユは今日も前向きにリアル・サバイバル配信を頑張るのだ! ●補足 ネタバレ設定や作品コンセプトの補足は下記のリンクに記載します。 (まっさらな気持ちで読みたい方もいるかもしれないので……) 補足の先読みは非推奨です。 ●本文 「はい、どーも、こんにちは! 自称、人類最後の配信者こと〝神守シユ〟です」 シユと自称するのは、ショートボブの可愛らしい女の子だ。 少し傷ん

          世界が滅亡しちゃってるのになぜか明るく配信する少女

          世界が滅亡しちゃってるのになぜか明るく配信する少女②

          シユはその後、ドローンが転ばせた上位個体天使との死闘を制す。 いつもだったら見かけたら戦わずに逃走することを考える上位個体。 だが、今日は普段より身体が軽かった。 シユは上位個体天使の活動停止を確認する。 更に、フロアに他の天使がいないかを確認。 加えて、3階と通じる場所にバリケードを設置する。 その間も、不安で配信画面を何度も何度も確認した。 でも大丈夫。 同時接続数は1のままだ。 そして、ようやく一息ついて、シユは恐る恐るドローンに話しかける。 「あ……あ

          世界が滅亡しちゃってるのになぜか明るく配信する少女②

          世界が滅亡しちゃってるのになぜか明るく配信する少女③

          「おはようございます!」 「あ、おはようございま……」 早朝。 シユは爽やかな朝の挨拶の声を掛けられ、寝ぼけまなこな目をこする。 「おはよう……? あ……そうだ……昨日、初めてのリスナーさんが……」 シユは「おはよう」と声を掛けられたことで、昨日起きた〝例のあの日〟以来の最大の出来事のことを実感する。 「おはようございます! リスナーさ…………って、ん……?」 上半身を起こし、声のする方を向くと、そこには少年の姿があった。 「………………えぇえええ!?」 シユ

          世界が滅亡しちゃってるのになぜか明るく配信する少女③

          祓魔師とシガナイくん①

          ●あらすじ 2050年。 世界中で、12年前から広まった謎の怪病〝怪人症候群〟。 それまで普通に暮らしていた人がある日、突然、異形の者〝怪人〟へと姿を変え、人間を襲う。 その対抗手段として政府は、二つの怪人対策を講じた。 一つが古来より魔から人々を守る祓魔師。 もう一つが人工知能による機械兵部隊である。 しかし、二者は商売敵として、犬猿の仲であった。 そんな中、祓魔師で女子大生の古宮雨(21)は怪人討伐の任で相棒の補佐人を失う。 過去に何度も補佐人を失い、失意の雨の元

          祓魔師とシガナイくん①

          祓魔師とシガナイくん②

          大学の講義を雨が受講しているシーンから始まる。 教諭 「皆さんも知っての通り、12年前から謎の怪病〝怪人症候群〟が広まった」 「それまで普通に暮らしていた人がある日、突然、異形の者〝怪人〟へと姿を変え」 「そして、人間を襲う」 「当初、ウィルス性のモノと思われていた」 「しかし、実際には、怪人は人間を苗床にして成長し、羽化するという生態を持っている」 「今でもはっきりとした起源はわかっていないが、今から7年前」 「天使を名乗る者が現れ、自身らが怪人症候群を広めていると宣言し

          祓魔師とシガナイくん②

          祓魔師とシガナイくん③

          雨はひとけの少ない多目的室※へと足を運ぶ。 ※広さは教室くらい。座席等、障壁となるものはない そこには、女の後ろ姿があった。 ※一話で雨からノートを借りたギャル 雨「あ、あの……呼ばれたから来たけど」 雨は少々、不安げに声をかける。 女「……」 雨「あの……言いにくいんだけど、そろそろノート返して欲しいんだけど……」 女「……」 しかし、女はなぜか反応しない。 雨「えーと……」 と…… 女「ノート返すの遅くなっちゃってごめんね、はい、これ……」 女は血だ

          祓魔師とシガナイくん③