創作大賞2024漫画原作部門入選&授賞式報告 ~ちょっとだけダークサイド?~
※おかしなテンションで書いたので、前提知識が必要なことを一切補足せずに記載しています。ご了承ください。
『祓魔師とシガナイくん』が創作大賞2024の漫画原作部門で入選しました。
気付けば授賞式から一週間。
(記事自体は書いていたのですが、公開するの日和ってました。)
でもまぁ、一人くらいこんな奴がいてもいいだろう。
正直に言います。悔しかったです。
入選のメールをいただいたとき、私の頭を過ったのは終戦の二文字でした。
悔しくてその日は寝付きが無茶苦茶悪かったです。
授賞式に行くのも正直迷いました。だって、自分が喉から手が出る程欲しかった賞を獲った人が目の前で表彰されるわけじゃないですか。
でも、その悔しさを眼に焼き付けるべきだという謎の使命感にかられて行くことにしました。
ちなみに受賞者も当日まで、自分の賞以外は知りません。だから、当日、受賞者を知った時は目が点になりました。
例えるなら、ハンター試験の2回目でキルアが一人だけ合格した時のアモリみたいな気分でした。
おかげで少しだけ気楽になりました。
普通に考えれば簡単にわかる。こんなでけぇすげぇ奴には勝てっこねぇってことくらい、というジャンみたいな諦めの気分にもなりました。
授賞式では、入選の記念品として金メダルを貰いました。
血小板ちゃんのごとく喜べればよかったのですが、私は入選でも推薦企業様からのオファーと折り合いがつかず、この先は何もありません。
響け!ユーフォニアムを履修している私には、ダメ金という言葉が脳裏をよぎりました。
(入選してる方は推薦企業さまと話が進んでいる方もいると思うので、あくまでも私のケースです)
懇親会です。受賞者の方やnoteの方々、ゲストで来ていた蝉川先生などとお話できたのはすごく貴重でした。
でも、コミュ障には厳しい立食形式です。ぼっちでいる時間も宴会中の半分くらいあったかと思います。
ぼっちでいると、憐れむように徳の高い方が話かけに来てくれるんですよね。本当にありがとうございます。ぼっちはぼっちでいること自体は苦痛ではないのですが、ぼっちであるところを見られると不安になってくるのです。
ちなみに、かなり豪華な食事が出されていたのですが、私は一口も食べませんでした。私はここに遊びに来ているわけじゃな…………ごめんなさい、嘘です。緊張しすぎてお腹痛かったんです。普段、人と話すことがないから。
そう言えば、受賞者は撮影OKとNGを選べるのですが、漫画原作部門の受賞者の人はほとんどNGで、それ以外の賞の人はかなりの割合でOKだったので、漫画原作部門の方々にはすごい親近感が湧きましたね。
◇
授賞式の話はこれくらいにして、漫画原作部門について少し語ります。
文字だけで大手少年誌に挑戦できる機会って本当にほとんどないので、そういう意味で文字書きにとってはオンリーワンの賞でした。
ですが、漫画原作部門に関していうと、かなり厳しい結果だったと思います。
メディア賞は四の宮ななな先生だけ。
特に少年誌狙いにとってはトラウマ級の結果だったと思います。
ただ、企業からすれば営利活動なので、一切の忖度なしで清々しいほどです。
次に自身の入選という結果について。
漫画原作部門に限定すると、入選以上は6/1121で0.5%程度。
ラノベの新人賞でいうと、電撃大賞は流石にトップオブトップで、この4倍くらいの倍率があるのですが、その次点の賞くらいの倍率はありそうです。
私は、正直、他の参加者のことも結構気にしてたので、「うわっ、まじか、この人も出してるのか! えぐっ!」ってレベルの強者の方が結構いたんですよ。捨て垢風のステルス商業マンも結構いたのではないかと思ってます。
そう考えると、「あれ? これって入選でも俺SUGEEEEEEじゃね?」と、思ったのですが、同時に「果たして、ここで運を使ってしまってよかったのか……?」という気持ちも少し湧いてしまったのも事実です。
こういう賞って拾い上げなしの場合、最終選考残ったとか佳作とか入選とかって自信にはなるかもだけど、実利としては、1次選考落選と同じですからね。シード権でも貰えたらいいんですけどね。
ですが、せっかく貰ったバッチだ。
存分に使わせていただきます。(プロフに書き書き……)
こんな記事書いたらnoteの方々に嫌われて、来年は中間にも残れなくなってしまうのではないかと内心、ドキドキしています。