マツモト

東洋思想を軸に物事を見渡し発信したいと思います。

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最近の記事

鍼灸師に贈る経営者目線の推薦図書10選

はじめに 一般的な経営に関することを経営指南というカテゴリーでご紹介します。そもそも経営とは何か?というある種哲学的なことへと理論が飛躍しがちですが、ここではシンプルに「継続して事業を営むために行うすべてのこと」と考えてください。そのために私が役に立った、頼りになる、さらに深く考えるにはという書籍をご紹介します。  もちろん好みや考え方、経験によって不要、ここでは物足りなさを感じるものもあるでしょう。しかしながら、私も二十年以上の鍼灸臨床と五百冊以上の書籍との出会いは、みな

¥400〜
割引あり
    • 2023オープン社内研修会にて

      オープン研修会ならびに当記事について【ご案内】研修会について 2023年11月にウエスタ川越にて社内研修をオープン化して開催しました。当初の予想を超えて埼玉県のみならず、長野県、神奈川県、東京都、愛知県からご参加いただき大変感謝しております。ご参加いただいた方にはこの記事の完全版をお送りしますのでご購入のないようにご注意ください。 【ご案内】著者について 鍼灸専業で開業して20年以上経過しました。経絡治療ベースで平均15名/日を診ている状況です。年間のべ5000人くらい

      ¥800〜
      割引あり
      • 鍼灸院概論 補足資料

        はじめに 前著『鍼灸院概論』をお読みいただきありがとうございます。またご購入いただいた方に心よりお礼申しあげます。鍼灸専門で歩んできた20年以上の思いを言語化するうえで2万文字程度ではすべてを語り尽くすことができないのは当然だと考えておりますができる限り継続的に教科書としての役割を果たせるよう鍼灸院とは何かを考えて参りたいと思います。 ここでは相互にコミュニケーションがとりにくい文章上のことですので、今回は補足資料としてここに追記していきたいと思います。教科書は教科書的な

        • 鍼灸院概論(鍼灸専門院の教科書試案)

          【ご案内】 鍼灸専業で開業して20年以上経過しました。経絡治療ベースで平均15名/日を診ている状況です。年間のべ5000人くらいを過去10年くらい継続しており、予約枠上限の頭打ち状態で現在に至ります。 今後は一念発起し数年先に移転・業容拡大を目指しています。そのため内部資料の充実を図る一環として鍼灸院に対する考え方をまとめました。本来は外部に公開する内容ではないのですが、一般的な認識との差を知りフィードバックを得るために有償公開の決断を致しました。必要があれば内容の補足・

          ¥1,500〜
          割引あり

          鍼灸学術雑誌をつくろう

          鍼灸学術雑誌を作るその意義とは 昨今の景気動向で商業ベースの出版が難しいという話しを耳にします。鍼灸の学術雑誌に関しても、おそらくそのような傾向があるでしょう。業界誌と呼ばれるものでも、継続が困難であっても理解できます。だからといって、臨床の気づきや研究成果が大学病院や外国頼りというのでは、かなり限られた東洋医学観になるのではないかと危惧しています。 鍼灸の世界に競争をつくる 鍼灸の世界でも競争があってよいと思います。ただし、競争という言葉が独り歩きしてしまうと「鍼を指

          鍼灸学術雑誌をつくろう

          鍼灸病症的処置(5)眼病

          おことわり ・分類は独自に利便性向上のために行なっているものであり東洋医学は病名治療を目的とするものではありません。 ・記載内容は効果を保証するものではありません。 ・筆者は経絡治療を主としており前提として本治法が正当に行われているものとします。 鍼灸病症的処置(5)眼病 〔肩こりからきた目〕は《角孫》。目の疾患と言ったら角孫というほど覚えていただきたい。〔仮性近視〕や〔目の充血〕は《目窓》。眼の悪い患者はここが窪んでいる。〔黒底翳〕(くろそこひ:かつては瞳孔の色調が黒

          鍼灸病症的処置(5)眼病

          鍼灸病症的処置(4)頭痛

          おことわり ・分類は独自に利便性向上のために行なっているものであり東洋医学は病名治療を目的とするものではありません。 ・記載内容は効果を保証するものではありません。 ・筆者は経絡治療を主としており前提として本治法が正当に行われているものとします。 鍼灸病症的処置(4)頭痛 〔頭全体が痛い〕ときは《百会》と《頭臨泣》。頭全体が痛い人の下腹部で中極・関元が凹んでいる。硬結がある。女性に多いが十分水分が摂れないため。《頭維》は胃経と胆経の交会穴。〔偏頭痛〕の治療には必須。〔脳軟

          鍼灸病症的処置(4)頭痛

          鍼灸病症的処置(3)耳鳴り

          おことわり ・分類は独自に利便性向上のために行なっているものであり東洋医学は病名治療を目的とするものではありません。 ・記載内容は効果を保証するものではありません。 ・筆者は経絡治療を主としており前提として本治法が正当に行われているものとします。 鍼灸病症的処置(3)耳鳴り 風邪が入っているときの〔耳の痛み〕に使うのが《聴会》。耳が痛いのは風邪のためであり、寒邪ではない。ツボにあたるとスーッと鍼が入るが、ツボにあたらないと痛い。耳の疾患には《下関》を必ず使う。ここは胃経と胆

          鍼灸病症的処置(3)耳鳴り

          鍼灸病症的処置(2)めまい

          おことわり ・分類は独自に利便性向上のために行なっているものであり東洋医学は病名治療を目的とするものではありません。 ・記載内容は効果を保証するものではありません。 ・筆者は経絡治療を主としており前提として本治法が正当に行われているものとします。 2)めまい(立ちくらみ) 〔水によるめまい〕、左季肋部に硬結があったときには《尺沢》を使う。水の場合はグラっとまわっても天井は一回転しない。瘀血の場合はグルグルまわる。〔瘀血によるめまい〕は《血海》を使わないと治らない。 (レ

          鍼灸病症的処置(2)めまい

          鍼灸病症的処置(1)発熱発汗

          おことわり ・分類は独自に利便性向上のために行なっているものであり東洋医学は病名治療を目的とするものではありません。 ・記載内容は効果を保証するものではありません。 ・筆者は経絡治療を主としており前提として本治法が正当に行われているものとします。 1)発熱・発汗 (寝汗・乳腺炎) 〔風邪の熱〕は《大椎》で取る。熱がひかなかったら取り方が悪い。〔高熱〕〔微熱〕に関わらず、微熱が取れないという人がいる。風邪をひいた後、鞭打ちの後の微熱。これらは全部《孔最》で取れる。まず孔最に

          鍼灸病症的処置(1)発熱発汗

          開業鍼灸師のための『鍼灸学術雑誌エレメンツ』の刊行に向けて

          はじめに学術雑誌というと大袈裟に聞こえますが、鍼灸師は開業後、孤独で完結してしまいます。よりよい治療法やよりよい経営手腕を知る機会が少ないものです。また、それを広げたり発展させるためには勉強会や学会誌投稿という大きなハードルになってしまいます。「開業している鍼灸師に役に立つ」という実学的な視点から情報交換する手段として、この学術雑誌が果たす意義は大きいのではないかと考えています。 刊行に向けて 学術雑誌ではありながら、「開業している鍼灸師に役に立つ」という視点にフォーカスし

          開業鍼灸師のための『鍼灸学術雑誌エレメンツ』の刊行に向けて

          奇経によるものもらい(麦粒腫)の処置

          はじめに鍼灸院において、ものもらいは主訴として来院することは稀だが全身の不調のひとつとして現れやすい症状である。坐骨神経痛や頭痛など来院動機となった愁訴を改善しているなかで、このような不調も同時に解決できることは鍼灸院の魅力であり鍼灸の大きな利点となる。今回は奇経を活用してものもらいを早期に終息する方法を紹介する。 ものもらい(麦粒腫)について麦粒腫(ばくりゅうしゅ)はまつげの毛包の感染症である。上まぶたと下まぶたのふちや内側に急性で化膿性の炎症が起こる。赤く腫れ小さな膿腫

          奇経によるものもらい(麦粒腫)の処置

          開業鍼灸師は鍼灸受療率とどう向き合うか

          はじめに鍼灸業界を見渡すと鍼灸院経営として苦戦する論拠として「鍼灸の受療率が低い」ことが話題となる。この話題を受けてさらに二つの意見が聞かれる。「受療率を上げなければ鍼灸に未来がない。受療率をあげるために頑張ろう。」そして、「鍼灸の受療率が低いことは、これからの鍼灸にとってチャンスだ。伸びしろなのだ。」というものである。散発的にみられる受け答えだが、事実として受療率は変化しているのだろうか。さらには受療率を意識することはどこまで有意義なことであろうか。その点、疑問に思う点でも

          開業鍼灸師は鍼灸受療率とどう向き合うか

          鍼灸師に賞レースが必要な理由(わけ)

          いまこそ賞レース年末になると漫才師が優勝を目指すM-1グランプリという賞レースがあります。この功績・影響は大きく、優勝や準優勝を勝ち取ったコンビは、無名な芸人からその後、寝る間がないほど活躍の場を広げています。 また、そのムーブメントにあやかってそれまで「○-1」といえば自動車レースの「F-1」くらいしか無かったものが、すべてのアルファベットのあとにワンをつけて、賞レースとして展開しているものが数多くあります。 それだけ世間の耳目を集めるために苦労しているということと、こ

          鍼灸師に賞レースが必要な理由(わけ)

          【鍼灸院経営講座】クチコミの作法 個人用カリキュラム

          はじめにこの教材は2020年春日本を襲ったコロナ禍に際して開業鍼灸師へのエールを込めて公開するものです。鍼灸院経営にご活用ください。 カリキュラム もくじはじめに 第1回 クチコミが大切な点 第2回 鍼灸院がクチコミで有利な点 第3回 誰に来てほしいのかを優先する 第4回 しっかり検証するくせを持つこと [パスワード:mmtc] 第5回 クチコミ対策を考えないでやる大きな失敗 第6回 紹介者はどういう人か 第7回 紹介のリズム 第8回 メッセージの機会 第

          ¥4,000

          【鍼灸院経営講座】クチコミの作法 個人用カリキュラム

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